Mayayaさんの投稿一覧

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41 - 50件目/全364件
  1. 評価:4.000 4.0

    影武者、目立っとるなあ…(笑)

     転生ものが流行る理由…つまりは、ゲーム的発想からきているんだろうな、プレーヤーの選択次第で、攻略対象が変わったり、結末が変わったり…その中で、主人公に自我があったら、どう感じているだろうかって話。でも、ゲーム内の主人公、自我があったら苦痛だろうね。プレーヤーが選択を失敗する度に、自分は「死」ななきゃならないんだから。そのくせ、リセットやら何やらで、何度も勝手に復活させられる。プレーヤー自身が、ゲーム内で苦労してみろって。
     そう考えると、この「冷徹騎士の執着」の物語も納得できる。ヒロインはアナスタシア?いやいや「ミランダ」でしょ。一見モブの無理ゲーっぽい設定から、どのルートでハピエンにもっていくのか…原作&2回目は見事に玉砕、では、三度目は?
     皇女の影武者として必要な教養は全て身に付けている+全体を俯瞰する余裕があるというアドバンテージを引っ提げて、見事三度目の正直となるのか、それとも二度あることは三度あるなのか、ミランダの選択が楽しみです。ローウェンルート?アルアルート?はたまたシャナルート?ミランダはシャナ推しだけれど、この皇子、隠れキャラだけにそのまま受け取ってよいのか…判断に迷います。
     ところで影武者って、あくまで「影」なんだよね?ミランダ、こんなに目立っちゃってるけど、設定上これでよいのかしらん???(笑)

    • 5
  2. 評価:4.000 4.0

    鈴菜よ、ここからだ!

     婚約中だったのに、婚約を解消する前に他の女と付き合った疋田は、確かに不誠実極まりない三流男。でも、入院中に自己を見つめ直した鈴菜の結婚観も如何なものか。
    「誰にも助けを求められなくなった大人の自分が 唯一頼っていい関係」が夫婦…「頼っていい」には賛同できるけれど、「唯一」!?それは、重すぎる。その割に「恋人としてちゃんと愛せていなかった」「不満を話さなかった」「自分を守っていただけ」では、「唯一頼っていい関係」の覚悟が本当にあったのか、甚だ疑問。鈴菜も疋田くんも、二人とも、結婚しなくてよかったよ。結婚に対する鈴菜の不安定さは、自身の両親の離婚が、少しは影響しているのかな。
     だからこそ、次の恋愛の機会には、この「回り道」を生かしてほしい。幸い、愛してくれる人の準備は、20年前からできている模様。イケメンハイスペックという能書きに絆されることなく、北斗自身の「今」と向き合って、もう一度「結婚という関係を築くことの意味」を考えてほしい。鈴菜よ、ここからのリセット&リスタートだぞ、きっと!

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    イヴェッタの生き直し物語

    「神の切り花」とも呼ばれ、その祈りによって、様々な恵みをもたらす力を秘めたヒロインイヴェッタ。ある種の「天才」は、自分の興味あるものに集中すると、他のものはどうでもよくなる「孤高の人」にもなり易い。断罪イベントで、イヴェッタが孤立したのは、多分そういう理由。色ボケバカ王子ウィリアムはもとより、その浮気?相手マリエラにも「魅了の力」なんぞなさそうなのに、誰もイヴェッタの味方をしなかったのは、わざわざ王子に刃向かってまで、彼女の味方をするほどの友人がいなかったのだろう。
    「王子の婚約者」という軛から解き放たれたことによって、彼女の本当の人生、本当の人脈づくりが始まるのだと思う。これまで「人生は茶番劇」「生きることはお芝居をすること」と感じて生きてきたイヴェッタが、新しい土地、人々との新たな出会いによって、どのように変わっていくのか、とても楽しみである。
     ウィリアムとマリエラへのざまぁ?そんなもん、イヴェッタがルイーダ国を離れた時点で、自動的に始まっている。だって、スピアの領地以外は、もう使い物にならないだろうから…(笑)

    • 4
  4. 評価:4.000 4.0

    道を踏み外したのはクズ伯爵でした

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     記憶を失ったアニエスと、幼い頃に約束を交わした「婚約者」を探し続けるギルべアドと…義家族の陰謀で、偶然「結婚」することになった二人ですが、彼らの関係については、初っ端からかなり匂わせられている感じ。使用人にさえ虐げられてきた眠り姫ならぬ忘れ姫アニエスの、逆転シンデレラストーリーです。
     綺麗な絵柄とは裏腹に、怪我をする(させられる)登場人物が多く、ちょっと「痛い」印象。カーラお嬢様もイタいクズ令嬢でしたが、それ以上にラスボス?クズ伯爵の残虐非道さは、目を覆いたくなるほど…それでも読み続けられたのは、ひとえにギルベアドの深い愛と、それに伴うアニエスの急成長が魅力的だったからかもしれません。全36話という量感も、丁度よかった。
     ところで、ギルベアドって日本人には馴染みが薄い響きだけど、英語的には「ギルバード」なのかしらん?どうでもよい話ですが…(笑)

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    最強の二人(笑)

     最強の大魔法士レオナードと最強メンタルの持ち主コーデリアが、タッグを組んだら…最強の夫婦漫才コンビが出来上がりました。この二人、あーいえば、こーいうで、お互い一歩も引かない。さすが人間関係がギスギスしている家門内で、生き抜いてきただけのことはあります。
     それにしても、赤毛でソバカスいっぱいのヒーローなんて珍しいわ〜と思っていたのに、レオナード、途中で本来の自分の姿に…。うん、やっぱりヒーローは、黒髪やブロンドのほうがしっくりくるわなぁ。(意見には個人差があります)
    「神聖な家門」といいつつ、コーデリアの実家バスケスも、嫁ぎ先のエイブラムスも、そしてレオナードのアティレイも、み〜んなトラブルが絶えないクズ家門。それでも、心折れずに頑張ってきたコーデリアには、拍手を送りたいと思います。彼女、周囲の認識以上に高度な魔法の力を秘めているみたいだし…
     さて、レオナードは自分の「本当の体」を取り戻すことができるのか、赤毛のクレイグの「精神」は、今何処…?衝撃的なタイトルにこう続けましょう〜「夫が死んでくれて、助かったと思ったのに、俺様魔法士にこき使われています、もしかして恋も?」ってか?(笑)

    • 3
  6. 評価:4.000 4.0

    悪女の「定義」についての考察

    「悪女」を調べてみると、①心のよくない女 毒婦 ②みにくい女 醜女 と記されていることが多い。漫画の世界では、ほとんど①の意味で使われているように思う。
     では、本作での「悪女」とは…?当然、悪役令嬢「シャティ」が悪女スタートであるが、これはあくまで原作視点、シャティに対抗する勢力視点で考えた場合。シャティからすれば、自分の家門を守るために、いろいろ対策を練り、ライバルを凌ぐことのどこが悪いのかということになる。
     物語はあくまでシャティ視点なので、読者の視点もまた然り。彼女の邪魔をしようとする皇后やもう一人の皇后候補アイリーンの悪く見えること、悪く見えること…。シャティと読者からすれば、紛れもなくこの二人の存在は「悪女」と定義されるはず。
     一方、皇后とアイリーンからすれば、目的達成の障壁となっているシャティの役どころは、まさしく「悪女」。仮に、自分たちが犯罪に手を染めていたとしても、「シャティ憎し」の立場は変わらないだろう。多くの場面で人は、自分の行動を正当化することが得意である。
     歴史が物語っているように、勝った方、生き残った方が「正義」として伝えられる。では、ヒーローレオフリドの選択は?彼の中での「悪女の定義」がどのように変化していくのか、実は、それこそがこの作品の主題であるような気がする。

    • 3
  7. 評価:4.000 4.0

    「皇子妃にだけ」に夢を託して

     ヒロインが、公爵家の生まれでありながら不遇な対応を受けている、足に障がいがある…う〜ん、どこかで読んだ設定…あ、「生贄の皇女様」だ!そりゃそうか、作者様、同じだもんね。
     ヒーローが、高貴な身分でありながら、十分な教育、待遇を受けていない…これは「狂犬な彼を貴公子に変えてみせます!」と、ちょっと似ている。残念ながら、今休載となっているけれど…。これだけいろいろな作品が出版されていると、どうしても既視感があるのは、多分仕方のないこと。
    「呪い」のせいで、人間扱いされていなかった第一皇子セザールに、真心で接し、「人間」としての尊厳を取り戻させたヒロインイレネア。セザールにとって、彼女は唯一無二の人。そんな二人の間に、今更クルクル縦ロール女のジョヴィネッタや皇宮の思惑の入り込む余地なんぞ、あろうはずもありません。にも関わらず、イレネアがセザールを信じきれないのは、育ってきた境遇に由来する自己肯定感の低さゆえ。二人の愛の強さが、試されるときです。
     キャラクターの顔が馬面気味に感じてしまいますが、多分それは、作者さんの画風。ここでは「皇子妃にだけ」という王道のワードに希望を託して、完結まで盛り上がり続けることを祈りたいと思います。

    • 9
  8. 評価:4.000 4.0

    溺愛もの<バディもの…かな?(笑)

     謎解き中華後宮ファンタジーとあるけれど、ファンタジーというよりはミステリー?そこに「冒険」の二文字を加えて、謎解き冒険中華後宮ミステリーとしておきましょう。それほどにヒロイン翠蘭、お転婆です。男装なんぞしなくても、十分オトコマエですわ…
     従って、皇帝義宗の興味をひいてはいるものの、世継ぎを産む「妃嬪」としての興味ではない雰囲気。義宗も見た目ほど穏やかでもたおやかでもなく、結構腹黒です。今のところ、溺愛とか寵愛とか、そっち方面に発展するとは、全然思えないのですが(翠蘭があまりにも山猿すぎてー笑)、何があるか分からないから、ちょっとは期待しておこう。
     でも、中華モノ皇帝にありがちな奥さん山ほどいます問題。情報が正しければ、義宗だって1+4+18人以上?皇子はまだいないものの、公主は何人か?こりゃ、ガチの恋愛はめんどくさい。結局いろいろ起きている事件だって、皇帝の寵愛を巡っての後宮内の駆け引きが、その一端。
     翠蘭が男装する必要性はあまり感じないし、男女逆転!?というほどには、逆転しているわけでもなさそうだし、無理に色っぽい関係にならずとも、このまま皇帝&男装妃バディものでよいんぢゃないかい?(笑)

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    本当に後悔しませんように…

     神に強く願って、二度目の人生が許されるのなら、どれだけ多くの人々が「二度目」の人生を送っているのだろう…この手のお話があまりにも多過ぎて、かなり皮肉っぽくなっている自分です。悪人も同じくらい強く「二度目」を願ったら、その願いは叶えられているのでしょうか。
     そう突き放したくなるほど、「一度目」のセリニエルは世間知らず脳内お花畑娘。持参金はショボい鉱山だけ?それ、伯父伯爵の思う壺。そもそも、両親の突然の事故死だって怪しいし…。結婚したのに、初夜の床だけ?おかしいとは思わなかったんかーい。お金がないのに別荘購入、おまけにそこを利用したこともないって?人を信じるなとはいわないけれど、やっぱり最低限の自己管理&自己防衛は必要。騙されないと、人は賢くなれないのかな。
     一度目がお人好し過ぎた分だけ、二度目での憎悪と復讐の念は半端なさそう…多分、レクシオンの力を借りつつ、浮気夫カリアンと親友もどきレライエへの復讐を進めていくんだろうけれど、それにしては相手が小物過ぎだわさ(笑)
     そして、復讐心に囚われ過ぎるあまり忘れてほしくないことは、罪があるのはカリアンとレライエであって、その息子ベニーには何の罪もないということ。もしベニーを否定したら、妾腹であるレクシオンをも否定することになると、セリーは気付いているかな。
     さて、後悔しないはずの二度目の人生、本当に後悔しないのか、お手並み拝見といきましょう。

    • 1
  10. 評価:4.000 4.0

    「逆転する正義」の物語

     朝ドラの影響をもろに受けて「逆転しない正義」が、今の自分のマイブーム。このお話は、その逆「逆転する正義」が隠しテーマのような気がします。
     冒頭を読んだだけだと、早々に離脱したくなる。そのくらいヒロインノヴァと、その弟ニルの境遇が悲惨。そして、ヒーローは誰?ディエス第一皇子?ニル?黒狼獣人のノクス?よもやの魔神王アートレータ?盗賊王アグニはアートレータと同一人物だし…。彼らにも、それぞれ秘められた背景があって、誰がヒーローポジでもそれなりに魅力的ですが、結局は表紙が全てを物語っているのでしょうね。
     絶対、暗い展開になると思い込んでいたのですが、アグニの軽さに救われて?思いの外ユーモア&ペーソスの効いた読み易いストーリー運び。そして、あれだけ悲惨そうな空気感だったのに、味方にはほとんど被害がないという、ハピエン好きにはこれ以上ない美味しい設定。
     では、何と何が「逆転」したのか…最後まで読んで、ぜひ確かめてほしいと思います。

    • 4

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