Mayayaさんの投稿一覧

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41 - 50件目/全407件
  1. 評価:4.000 4.0

    現世と前世が、複雑に絡まり合って

     ヒロインが女騎士で、ヒーローと結婚させられそうになっていて…というのは、よく見るパターン。そんな騎士ヒロインの中でも、本作のセルシアは、猪突猛進一本気な気持ちのよいくらいの脳筋女子!(笑)まあ、セルシア本来の性格がそうなのか、前世の刑事根性がそうさせているかは、定かではありませんが。
     一方のヒーローエノックは、刑事時代の「セルシア」の仇敵が転生してきた姿らしい。なるほど、それならばセルシアがエノックに対して「過剰反応」する理由も納得できる。現世ではライバルの家門同士で、前世では追う者と追われる者…うん、これは確かに「婚約者は前世の仇敵」となるわ。
     あれ?でも、ちょっと待って。前世の「セルシア」は事故に遭って、多分命を落としたはず。ならば、前世の「エノック」、なぜここにいる?彼もまた、「セルシア」と同じように命を落とした?う〜ん、謎は深まるばかりです。
     エノックは、本当にセルシアの「仇敵」だったのでしょうか。もしかしたら、見えている以上の関係が、この二人に間にはあったのかもしれません。現世の謎と前世の謎が複雑に絡み合って…この物語の行方、気になります!

    • 3
  2. 評価:4.000 4.0

    The 理不尽!

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     主人公が、何とも理不尽な境遇に追い込まれていて…という作品は数多くあれど、ヒーロー、ヒロインとも生まれながらに理不尽!というケースは、なかなかに珍しい。
    「呪いの魔女」に似た髪色と目?血の繋がった家族からの異様なまでの搾取?そして、本当に呪いの魔女リリスの生まれ替わりだったという事実…え?リーシャナ、何も悪くないじゃん!本人ではどうしようもないところを理由に虐げられるって、ドロナード王国とやらの民度の低さが窺われる。
     ヒーローディセルも、とんだとばっちり。孫子の代まで呪ってやる的な呪いに巻き込まれ、おまけに、呪いの原因になった事実自体が、ああ勘違いって…(汗)末代まで呪える凄い魔力があるのなら、事実を追及したり、回帰したりするほうが、ずっと建設的だったんじゃね?リリス様…
     そして、リーシャナ、ディセルとも兄弟運に、全く恵まれていなかった…ああ、理不尽!こんな理不尽な境遇でも、心折れずに頑張った二人に、大きな拍手を贈りたいと思います。それにしても、理不尽…

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    ステラ以外にも「捨てられたエキストラ」

     権能が発現しなかったために、幼い頃、家族に見捨てられ、暴徒の中に置き去りにされたステラ。幸い優しい養父母に拾われ、平民として充実した日々を送っていたのに、またも皇家の都合で王宮に連れ戻される羽目に…そりゃ、ステラじゃなくても怒りたくなるわ!かくして「逆襲」の始まりです。
     ただ、逆襲とはいっても、あくまで正攻法で、足下を崩していくやり方。決して命を脅かすような、残酷な手の下し方はしていません。一応、家族だもんね。ただし、元々かなり愚かな行動をとる連中なので、ステラが軽く揺さぶりをかけただけで、自ら破滅の道を歩き始めるという体たらく。はっきりいって、勝負になりません。
     むしろメインテーマは、ベルビーチェ帝国版男女雇用機会均等法実現物語…女性の社会進出にあるようです。ステラと関わった女性たちが、情報、教育、文化、そして政治の世界で活躍し、理想の国を築き上げていく…「捨てられたエキストラ」って、実はこの物語に登場する、それまで日の目を見なかった女性たち全員のことを指しているのかも?

    • 11
  4. 評価:4.000 4.0

    「サレ妻」って表現、好きになれん…⤵️

     ヒロインが配偶者または彼氏に裏切られ、身近にいたハイスペ男子から愛されて…という、男を見る目がなかったヒロイン、真実の愛を手に入れる棚ボタ溺愛路線?大島幸也先生作ということで、ヒーローのイケメンレベルには期待大ですが、果たしてこのネタ、既存の作品群を超える独創性をどれだけ発揮できるのか、ちょっと様子見の段階です。
    「サレ妻」…この言い方、全然好きになれませんが、ヒロイン絵里香、本当に一方的に「サレ」なのでしょうか?勿論、結婚していながら浮気をする夫は許すまじです。けれども、夫婦の間に流れる違和感、不安感に気付いていたのに、そのまま放置し続けたのは誰だったのか、イケメン社長にときめく心の奥底にあったものは、一体何だったのか、今一度振り返ってみる必要があるのでは?
     立派に生活していけるだけの仕事をもっていて、世間にも認められる配偶者がいた絵里香を「薄幸」と称してよいのか、正直よく分かりません。でも幸せって、表に見える部分だけでは、決してないはず。ヒーロー大輔氏、絵里香をどう癒していくのか、お手並み拝見です。

    • 2
  5. 評価:4.000 4.0

    人魚姫的悪魔女子奮戦記(時々かぐや)

     自分が愛した男の心臓を貫けば、元の悪魔に戻れるって、まるで人魚姫のような身の上。王子の心を奪う隣国のお姫様役は、ピンク頭の性悪聖女。聖女で子供を身籠れないから、愛人の役に甘んじてる?そんな殊勝な心、持ってるはずないっしょ。まあ、レオナルダにアスタロトが憑依するまでは、確かにピンク頭のほうが優位だったもしれないけれど、この先そうは問屋が卸さない。
     アスタロトに心臓を捧げる人間の男候補は、エンリケである皇帝イェルト、魔法使い大公シャイロ、そして砂漠の国カーンの皇弟メルエム。心臓をぶっ刺してほしいのはヘタレのエンリケだけれど、こんな男、愛せるか?もう無理だって!💢じゃあ、残り二人のうちのどちらか?でも、愛したら心臓を刺すなんて、究極の選択…悪魔女子だから、いけるのか?(笑)
     大願成就の暁には、悪魔に戻れるって、そこんとこは月に還るかぐや姫と一緒。かぐや姫は目標達成のために、かなりクールだった。人魚姫は、あまりにも自己犠牲が過ぎた。それでは、悪魔女子アスタロトは…?彼女の選択から目を離せそうにありません。

    • 1
  6. 評価:4.000 4.0

    推しカップルは、今いずこ…(笑)

    ネタバレ レビューを表示する

     たまたまかな?それとも最近の流行り?ヒロインが一国のトップに上り詰める話が、増えたような気がする。本作も実はそのタイプ…あれれ〜BLぢゃなかったの?!
     BL要素があると期待して読み始めた読者、ヒロインのエリス同様、完全に期待を裏切られます。「推しカップル」は、エリスの妄想の中だけであって、実際は水と油!?そして、最初こそエドウィンとミハエルと、両方からアプローチらしいものもありましたが、途中からは、こりゃエドウィンかなと…。それどころか、エリスの立ち位置が想像以上に激変して、小説の中に転生したんだか、それさえも異能の為せる業だったのか、境界線が分からなくなってくる始末。
     まあ、エリスの正しい名前が「エリザベス」って時点で、それなりに想像しなくちゃいけなかったんだろうな。推しカップルには執着されなかったけれど、その片割れエドウィンに執着されちゃった、数奇な運命のお姫様…二重三重とどんでん返しが用意されており、荒唐無稽ながらも読者を惹き付けるストーリー展開で、オススメの作品です。

    • 2
  7. 評価:4.000 4.0

    じわじわと効いてくる…

     当初、何てふざけた漫画かと思った。歩くだけで骨折?息するだけで生命力低下?おまけに時々、ロボットみたいなタラコ唇⤵️設定もふざけたように複雑怪奇で、ハッピーエンドどころか、まともに完結できるんかーいと、離脱したくなる序盤。
     でも、我慢して?読んでいると、これがクるんですねぇ、じわじわと…。赤毛の吊り目きつね顔ヒロイン、全然可愛くも綺麗にも見えなかったのに、いつの間にか孤高の美人に見えてくる…単純な転生復讐物語かと思いきや、決して理解されなかった「クレア・リノ」の生前の思いが浮き彫りになるにつれ、幾重にも張りめぐされた伏線の存在に気付かされます。
     男性陣も魅力的。ツンデレ弟のエクリプスや冷酷大公のアイザックが、どんどんヒロインクレアに魅了されていく様子は見ていて楽しいし、アイザック似のヴァンに至っては、何てミステリアス!(サラーミ侯爵は、どーでもいいわ)三者三様の「愛し方」が、それぞれクドくて、面倒くさくて、癖になります。
     これほどハッピーエンドが「見えない」作品も珍しい…さて、どうやってこの絶望的状況を、ハッピーエンドに転換させるのでしょうか。ちょっとチカラワザが必要かも!?(笑)

    • 5
  8. 評価:4.000 4.0

    「つむぎ食堂」を、この作品の聖地に!

     お愛想が苦手なしごできヒロインが、世の中甘く見い〜の後輩女子に足元掬われて、旧人類風アホ上司&取引先に煙たがられて、完璧仮面クズ男に裏切られて…と、バイオリズム急降下のとんだ厄年大殺界。フィクションとはいえ、やっぱり頑張っている子が報われないこの冒頭、どうにも理不尽さを感じます。
     よく見てみると、芳乃が感情表現が苦手だとか、お堅くて愛想がないとか、決してそうは思えません。軽い気持ちで体の関係をもたないことは、全然おかしくないし、仕事に対しても真摯に取り組むし、「つむぎ食堂」では、とてもよい表情でご飯を食べているし…たまたま周囲に困ったちゃんが多いだけの話、運悪く。人間関係の駆け引きなんざ、これから慣れていけばいい。そうこうするうちに、小野某のような中身のない男の見分け方も、きっと分かってくるはず。それに、野宮くんや佐久間伊吹氏のようなまともな人間には、芳乃のよさは十分に伝わっています。
     今後は、色ボケおじさんたちは失脚して、いただき女子星野はあれこれ画策するも全て失敗して…という流れが目に浮かぶのですが、そこに「つむぎ食堂」は、どのくらい関わってくるのでしょう。伊吹の身バレが早いと「出会った場所」ってだけになるかも…。切り口が面白いので、ぜひ「つむぎ食堂」が大活躍する展開を期待します。

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    言の葉娘、奮闘す!

     言霊…万葉集にも記されている、古代日本で言葉に宿ると信じられていた不思議な霊力のことですが、ヒロイン琴葉が受け継いでいる力って、まさにこのことではないでしょうか。人は多かれ少なかれ、何らかの「言葉」に影響を受けて行動している生き物。琴葉の場合は、それが特別強く作用してしまうようです。
     それでも、彼女が「善き人」でよかった。異世界転生もののライバル令嬢やオフィスものの腹黒あざと後輩女子なんぞが、この能力をもっていたら、大変なことになっていたよ。ただ、そんな琴葉が生き辛さを感じているのもまた事実で、蓮司氏でなくとも何とかしてあげたくなります。
     ヒーロー蓮司氏に関しては、ほぼほぼ満足のいく設定ですが、「婚約者」に対する態度だけは残念でした。親が決めたこととはいえ、その歳まで中途半端状態だったと?知らぬ存ぜぬで通すには、あまりにも無責任。もっと早くに(何なら琴葉と出会う前に)、身辺をすっきりさせておくべきだったよね。
     さて、三浦琴葉、言の葉娘にして言霊娘の能力のことを知っても、態度を変えなかった相手は一体誰だったのでしょう…詳細はWebで!?(笑)

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    アイライナーか隈か…(笑)

     ヒーローディアヴェル様、不治の傷持ち&闇堕ち暴君ということで、目の周りのクマが酷いっ!というのが第一印象。でも、忠臣メルディックやルシタニア帝国ゼフィウス皇太子も、それなりに目の周りが黒いので、もしかしてアイライナー!?いずれにせよ、ヒロインラティスよりは皆、目化粧が派手なようです(笑)
     他のヒロイン虐げられ物語と異なって、ラティスを蔑ろにしていた家族、特に嫌み娘の異母妹リーゼが、早々に退場した流れにはびっくり!もしかして、この手の話の中では、最速ザマァかも…?!その分だけ、ラティスと彼女をめぐる男たちとの恋の鞘当て?が、思う存分楽しめそうな雰囲気です。
     とはいえ、タイトルにもあるとおりディアヴェルが、一歩も二歩も抜きん出ていることも確か。帝国の皇女としての使命感とディアヴェルに対する同情が、どのようにして恋心に変わっていくのか、ラティスの変化が楽しみです。そして、ディアヴェルの呪いが解けたとき、彼の目の下のクマは消えるのか…執着心が愛へと昇華する過程を、しっかり見届けたいと思います。

    • 8

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