3.0
ご都合主義多めのシンデレラストーリー
ざっくり感想を言わせていただければ、「この話にもっていくために、いろいろご都合主義なところはあるものの、正直者が馬鹿を見なくて済んで、取り敢えずはよかった話」でしょうか。
ご都合主義①…「動かぬ証拠を掴んでから、殴り込んでこい」
名前判明は、真相解明のきっかけ。自分の婚約者の浮気相手が、本当に「白川陽香」かどうか、動かぬ証拠を集めなきゃですよ、ヒステリックモブ婚約者さん。
ご都合主義②…「なぜ名誉毀損で、訴えない?」
今回、陽香が会社に居づらくなったのは、常務の婚約者が、人違いをして騒ぎ立てたから。ならば、名誉毀損で、訴訟を起こせるはず。何?費用がない?そんなもん、勝訴してからの、後払いよ〜(を、潔しとしないヒロインなんだろうなぁ)
とまあ、そもそも序盤から、ツッコミどころ満載。陽香と貴文が、憎からず想い合うようになるところは、仕方がないにしても、その後もいろいろ「都合の良い事実」が判明していきます。
「香道」という切り口は、面白かったのに…。ご都合主義の上に成り立ったシンデレラストーリーという感じが、ちょっと勿体無かったかな。
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人違いで解雇されましたが、極上御曹司に拾われ溺愛されたので幸せです!