Mayayaさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全297件
  1. 評価:3.000 3.0

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    お姫様に守られたって、いいじゃない!

    「出る杭は打たれる」…単に出しゃばりを諌めた言葉というだけではあるまい。常人を超えた能力をもつ者を異端として排除しようとした歴史は、幾つもある。多分ハイドハイヴの一族が「内気」「気弱」「引っ込み思案」「幽霊」といわれる生き方を選んできたのも、それが理由。「平凡」の素晴らしさを知っている者ほど「能ある鷹は爪を隠す」生き方を選んでいる可能性、実は結構高いかもしれない。
     ヒロインのシルフィーナの「怪力」、もとい「パワー」なんて、まさに隠したい能力のNo. 1。若い女性には似合わないと、真っ先に言われそう…これが「癒しの力」だったら「聖女」などと讃えられそうなものなのに、凝り固まったイメージって理不尽だよね。
     そんな人智を超えた能力をもつ箱入り深窓令嬢シルフィーナと、訳アリ王子のアレックスが出会ってしまった本作、これはヒーローヒロイン逆転現象?お姫サマに守られる王子サマがいたって、あ、訂正、王子サマを守るお姫サマがいたっていいじゃない、二人が納得さえしていれば…(笑)

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  2. 評価:3.000 3.0

    ワンコ系?猫を被った狂犬でしょ!

     ひらがな、カタカナ、漢字の順に身に付けていって、英語を勉強した期間はごく僅か。それにも関わらず、韓流モノのカタカナ名前で混乱し、華風モノでは読めない漢字に翻弄される…日本語以外では、英語名が一番しっくり頭に入るとは、何という皮肉か。本作も華流作品ということで、名前と登場人物がなかなか一致せず、早々に挫折しそうです。
     正直な印象、タイトル詐欺。「誰もが恐れる暴君夫はワンコ系を装った狂犬男子でした」のほうが、合ってなくない?ヒロイン霊犀、2周目ではヒーロー寧殷を懐柔しようとあれこれ画策しますが、結局のところ彼のほうが一枚上手。騙し、絆されたふりをしながら、ぐいぐいと霊犀の懐に入っていく策略家。霊犀ときたら絆され易くて、いい子なのよね。
     ワンコ系男子を装った暴君(夫)の寧殷ですが、根っこの部分に果たして本物のワンコ系要素があるのでしょうか。もし本当にワンコ系だとしたら、これは相当なツンデレ。馴染みの薄い響きの名前&見分けのつかない登場人物のオンパレードで、正直指差し確認が必須の作品ですが、それでも話が進むにつれてだんだん面白くなっていきますよ。

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  3. 評価:3.000 3.0

    13年も何やってきたんだよ

     表紙は素敵だし、片恋両想い的ネタも好みなので、期待しながらページを捲ったのですが…いやいやいや、ヒロインのフレデリカは無教養な世間知らず王女の体だし、ヒーローシュトラウスはカッコつけ?自分は仮婚約者だと決心しているようで、この婚約に真剣に向き合っていない。王命なのに、何じゃこりゃ?ある意味、二人とも、覚悟が足りないよ!
     そもそもシュトラウス(←これ、一般的にはファミリーネーム)、フレデリカの気持ちを尊重して、愛想をつかせたかったのなら、もっと露骨に遊び回るとか、婚約者不適任のレッテルを貼られる方法、いろいろあったでしょ。フレデリカもシュトラウスの気持ちを推し量るばかりで、自分から何か行動しているわけではない。二人とも、相手が「愛の言葉」を口にするのを待っている?それじゃあ、うまくいくわけがない、13年も何やってきたんだよ…と、前半はこんな調子。
     さて、他力本願のお二人さん、ここからいろいろ挽回となるのでしょうか。どうぞこの13年が、無駄になったりしませんように…(笑)

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  4. 評価:3.000 3.0

    お楽しみはこれからだ!

     ヒロイン咲笑って、引っ込み思案じゃなかったの?とにかく展開が、早い速い疾い。初めての彼氏に裏切られて会社を辞めたかと思えば、自分の幸せは自分で見つけたいって、シンガポールで婚活パーティー。そして、あれよあれよといううちに、婚活イベント相手とその日のうちにワンナイト、あ、結婚するんだからワンナイトとは言わないか…失恋の反動?とはいえ、思い切りがいいにも程がある(汗)
     それでも、偽装婚でもなく政略婚でもなく、「幸せになりたい君と君を幸せにしたい俺」の利害一致婚というのは新しいし、期待大。結婚詐欺師も舌を巻くような、この甘い決め台詞、ヒーロー優くん、あらかじめ考えておいたのかね。だったら、できるだけ早く自分の本音と正体晒して、咲笑と読者を安心させてくださいな。
     ところで、咲笑母のラスボスマダム感ハンパないんだけれど、何か本筋と関係ある?それと、表紙絵の優の髪色は濃いのに、本編では明るいって何かの手違い?こんなどうでもいいことが、後々伏線になっていたら、面白いだろうなぁ…(笑)

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  5. 評価:3.000 3.0

    変人vs変人=前途多難(笑)

     この手の物語って、普通どちらかがハイスペックパーフェクト設定であることが多いんだけれど、本作はヒロイン、ヒーローとも帯に短し襷に長し…逆にそれが、新展開の予感です。
     身分は中間管理職的?子爵家と伯爵家だから、上からも下からもちょっかいかけられそう。そして、ヒロインリリアは閃き天才肌、ヒーローカイは実用実務型と、両極端に振り切った錬金術バカの二人…これが新しい副作用、もとい化学反応を起こさないわけがありません。
     錬金術の研究さえしていれば幸せなリリアと、残念なくらい自意識過剰な女嫌いのカイと、一見超絶凸凹な二人、果たして恋に落ちる余地があるのでしょうか。どちらかといえば、小綺麗にされたリリアに見惚れたカイだから、彼から堕ちるのが先だろね、タイトルもそう匂わしてるし(笑)
     二人の目指すところは同じで「錬金術で人を幸せにすること」…ここがブレないのなら、お互いの良さに気付くのは時間の問題でしょう。さて自意識過剰俺様カイ様、「最愛」への方向転換、期待してます♡

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  6. 評価:3.000 3.0

    既存枠から飛び出せるか…?

     金無し男無し訳アリヒロインとイケメンエリート後輩男子が、「偶然」会社で再会し、「偶然」ヒロインの住むアパートが火事になって、その大家さんが「偶然」当のエリート後輩だった…その上、住むところを失ったヒロインに同居を持ちかけてって…おーい、こうも「偶然」が重なれば、それはもはや「必然」。ご都合主義か、事実は小説より奇なりか、はたまたヒーロー堀田塁の陰謀か…いずれにしてもヒロイン美陽サン、完全にロックオンされています(笑)
     だめんずホイホイの美陽だけれど、そもそも何故小学生だった彼女が、父親が保証人となった借金を、今現在返済する羽目に陥った?相続放棄という手もあったでしょうに、負債より相続財産のほうが多かったか…男を見る目の無さといい、どうも損をしてしまうタイプのようです。
     ただし、人生プラマイゼロ、やっと美陽にもプラスのターンがやってきた!だめんずばかりと付き合ってきた結果、恋愛に臆病になっているけれど、その分男を見る目だって養われたはず。
     ここまでは既刊他作品と同程度というか、さして新鮮さは感じられない。さて、今後既存枠を飛び出すような面白さに発展するのか…ヒーロー堀田塁よ、全ては君にかかってる?!(笑)

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  7. 評価:3.000 3.0

    世間知らずにも程がある…

     騙されて、店の権利を奪われた?…世間知らずにも程がある…この展開、まずそこに尽きる!だよ、弥生。お父さんが亡くなった時点で、不動産を含め相続のこと、しっかりしなきゃ。そして、着の身着のままで家出てきた?確かに「店舗」は、詐欺男文哉に奪われたかもだけれど、あなた自身の服や預貯金、祭祀に関するものは、ちゃんと持ち出せたはず。どーして素直に追い出されちゃってんの!まあ、不動産の権利書が正当なものだとして、娘に相談もなく嘘つき男に店を譲った時点で、世間知らずは家風だったのかも…この分だと、遺留分を請求するなんて意識もないだろうなぁ。とどめは、無防備に車中泊!!う〜ん、世間知らずにも程がある…
     妖怪女かんなの言い分を支持することになっちゃうけど、弥生、これじゃホントに「能天気な女」で、ヒロインとしての魅力、今一つ。今後の展開は、大企業御曹司睦月のサポートを受けながら、二枚舌男や横盗り女にざまぁしていくんだろうけれど、何だかなぁ…頼むから、もう少し賢くなってくれぃ(汗)

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  8. 評価:3.000 3.0

    プレイヤーは誰?

     無理なゲーム展開で「キャラクター」を死なせてしまっては復活させてとか、この結末はイマイチだったから、途中異なる選択をしてとか、ゲームをやっていればよくあること。でも、もしその「キャラクター」たちに自我と記憶があったとしたら、たまったもんじゃないだろうね。
     22回目の人生を生きることになったヒロインベローナにしてみれば、まさにその心境。実際、毎回の生きた年齢×22回分の経験があるんだから、余程のことでも起きない限り、新鮮さも感動も関係ないよね。やけのヤンぱちで、悪役デミニックに接近したり、既得権を甥のジュリアンに譲り渡したりという新手の作戦に打って出たのが今回の人生。それでも「次」を考えてしまう彼女、羨ましいというか哀れというか…
     ただこれまでは、悪役デミニックを滅ぼす前提で生きてきたけれど、今回は「真の悪役」に立ち向かおうとしていること、そして、罪のない子どもの救済も…それが、デミニックとジュリアンという選択。心を傾ける相手が増えたことによって、ベローナの運命はどう変わっていくのか、とても気になります。
     ところで、この物語の真のプレイヤー、一体誰なのでしょうね。

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  9. 評価:3.000 3.0

    等身大っちゃあ等身大か…

     はるこ先生が描く人物像って、ほんと等身大。ぶっちゃけさせてもらえば、全然ヒロイン&ヒーローっぽくないっていうか、シゴデキだけれど、人間的に弱点のほうが目立っちゃうって感じ。でも、多分人間なんて、そんなもん。
     本作のヒーロー?本宮蒼太は、人間の三大欲求に(中でも二つ!)忠実な仮性ダメンズ。そして、ヒロイン麻紀ちゃん、少なくとも蒼太に関してはダメンズメーカーになりつつあるようで…。元々の性格がそうなのか、それとも年齢からくる焦りなのか、年下イケメン彼氏に流されて振り回されて、読んでいるほうはイライラもやもやです。そこに、バツイチイケおじ上司も絡んでくるから、あ“ーっ、面倒くさいったらありゃしない!
     でも、その分読者は「自分事」として、このストーリーに没入できるのかも。ヒロインがふらふらしたって、ヒーローが二大欲求魔人だって、別にいいじゃない、人間だから(笑)

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  10. 評価:3.000 3.0

    残念ヒロインちゃん⤵️

     異世界ファンタジーのヒロインの中には、異様なくらい「原作」に忠実であろうとする子がいる、大抵はバッドエンドを回避するために…本作のヒロインエデリスもその類。でも、その回避方法というのが小手先というか、画一的というか、その程度で運命変えられるかぁ?って感じのショボいやつ。まあ、残念なヒロインを見たかったら、この作品はなかなかよいかもです。
     エデリス、何が残念かって?いろいろあるけれど、一番は自分の思い込みでヒーロールハンを彼女の人生に巻き込んでおきながら、本人の意思を無視して、彼の人生を「原作」という名の型にはめようとするところ。自分が生き残ることしか考えていない…確かに、人間そんなもんかもしれないけれど、ヒロインにはヒロインらしい矜持ってもんが欲しいわぁ。
     本当に「運命」を変えたかったら、さっさと他国に嫁ぐなり、修道院に入るなり、「皇帝」とやらと縁のない世界に属する時間は十分にあったはず。貴族令嬢という既得権に「執着」した結果、怪しい「原作」のなすがままという泥縄事案。それでも、ルハンの一途さだけは評価して、星を捧げたいと思います。

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