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お姫様に守られたって、いいじゃない!
「出る杭は打たれる」…単に出しゃばりを諌めた言葉というだけではあるまい。常人を超えた能力をもつ者を異端として排除しようとした歴史は、幾つもある。多分ハイドハイヴの一族が「内気」「気弱」「引っ込み思案」「幽霊」といわれる生き方を選んできたのも、それが理由。「平凡」の素晴らしさを知っている者ほど「能ある鷹は爪を隠す」生き方を選んでいる可能性、実は結構高いかもしれない。
ヒロインのシルフィーナの「怪力」、もとい「パワー」なんて、まさに隠したい能力のNo. 1。若い女性には似合わないと、真っ先に言われそう…これが「癒しの力」だったら「聖女」などと讃えられそうなものなのに、凝り固まったイメージって理不尽だよね。
そんな人智を超えた能力をもつ箱入り深窓令嬢シルフィーナと、訳アリ王子のアレックスが出会ってしまった本作、これはヒーローヒロイン逆転現象?お姫サマに守られる王子サマがいたって、あ、訂正、王子サマを守るお姫サマがいたっていいじゃない、二人が納得さえしていれば…(笑)
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引っ込み思案の幽霊令嬢ですが、力【パワー】で黒狼王子の愛され花嫁になります