Mayayaさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全188件
  1. 評価:3.000 3.0

    NEW
    タグに「ダーク」はないけれど…

     16歳の娘に結婚を強いる母、自分の欲求だけを満たそうとする年老いた夫、結婚の覚悟が足りず、夫の死を望んだヒロイン絢子、同僚いじめをする高杉家使用人たち、そして、傲慢で言葉遣いもぞんざいなヒーロー高杉雄一郎…タグに「ダーク」はないけれど、限りなくグレーに染まった登場人物ばかりで、少々不気味です。
     まあ、毒母はよくある設定として、50歳年上本郷氏、金で買った花嫁だから、何をしてもいい的な発想がキモチワルイ。絢子は絢子で、夫に向かって「死を望みます」じゃ、おかしいだろ。結婚生活のそっちの方面を、なんと心得るのじゃ?そして、高杉雄一郎さん、同僚いじめをするような、レベルの低い使用人を雇ってんのかーい?それ、監督不行き届きです。
     ヒロインは、時々サイコパスっぽい表情をするときがあるし、ヒーローは、上から目線のぶっきらぼう男だし、ここまでのところ、働き口を世話してくれた旧友の莉津子くらいかな?まともな登場人物は…。これ以上、ダーク路線には進まないでほしいかなぁ。

    • 2
  2. 評価:3.000 3.0

    儲かりまっか?

    「冒険者」関連のお話、最初は普通に「剣士・戦士」や「魔術師・魔導士」的なものが主人公だったのに、どんどん専門化が進んで、「付与術師」「素材採取家」「クラフトマン」、挙げ句の果てにスキル「ガチャ」、何だそりゃ?この作品の主人公も、ポイントギフター?経験値分配能力者?なんか、よう分からんスキルの持ち主です。
     途中、何回か「ポイントギフター」について、説明っぽいものは差し込まれるのですが、読解力の国語と論理的思考を要する算数が苦手だった自分にとっては、今一つ意味不。ん?質屋、銀行、証券会社?(金融業界の皆様、ごめんなさい)人から金を預かり、ちょちょいと転がして、利ザヤを稼ぐってこと?でも、その「分配するポイント」って、全て自分で汗水垂らして稼いだもの?唯一無二の凄いスキルのようだけれど、何とな〜く煙に巻かれているようで、眉に唾してしまいます。とどのつまりは、「儲かりまっか?」って話?
     それでも「(黒)栄光の(鈍い)光」に貸していた経験値が戻り、レベルが上がってからの目覚ましい活躍は、フィルド自身の成果だから、まあヒーローとしては良しとするか…。描線が太めなので、ちょっと画がどろっとした印象なのは、好みの分かれるところかも。ソロライフの割には、いろんなものがくっついてくるので、そこはご愛嬌です。

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    ノウゼンカズラの陰で揺れる運命

    「凌霄花=ノウゼンカズラ」…ウンテの命運が語られたとき、ヨニとウンテが出逢ったとき、ヨニがこの世を去る覚悟を決めたとき、いつもこの花は、その側にありました。それはまるで、絶対に「ヨニ」を幸せにしないと決意した、八目修羅の執念を表しているかのよう。同時に、天をも凌駕せよという、ヨニの強い想いが込められていたようにも思います。
     それにしても「神」のなさることの、何と陰湿で、執念深くて、残酷なことか…。人間界に霄花を持ち込んだ代償として、決して「幸せ」になることを赦されないヨニ。ヨニ本人が、霄花を盗んだ訳ではないにも関わらず…です。特に、玉皇上帝、あんたのせいで八目修羅が、どうにも病んでしまって、ヨニとウンテの不幸の元凶になっていると思うよ。
    「私は赤く大きな花となり あなたをお待ちしております」…運命との壮絶な闘いの末に、ヨニの選んだ道…あの選択が正しかったのかどうか、正直分かりません。多分このお話、メリーバッドエンド?ラストシーンをどう捉えるのか、読者一人一人の判断に委ねられている作品です。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    電子向きぢゃなかったな…

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     ルイザ曰く、3回の前世で、3回とも恋人の勇者に裏切られたともなれば、4回目の今世、勇者に頼らずに「今度こそ幸せになります!」と言いたくなるよねぇ…うん、それ、正解!だって、ルイザ、4回目どころか、もう数回「前世」があった!そして、そのいずれもが、バッドエンド!!勇者やら、聖女やらを切り離して、生きたくなるのも当然です。
     となると、どういう事実が見えてくるか…そう、このお話、電子向きぢゃありません!(←意見には個人差があります)7回も転生を繰り返し、その都度、勇者と聖女が絡んでくるから、どの時間軸の出来事だったのか、確かめようとページを遡ろうとすると、そのまどろっこしいこと、まどろっこしいこと…そこまで話数と内容を対応させて、覚えておかれんわ〜(汗)
     結局、ざっくり読んで、わかったふうにしてしまいがちでした、自分は。そして、思ったことは、「女神よっ、全部あんたのせいやんっ💢」後半は、複数の勇者+複数の聖女+魔王+女神で、ホントかなりまどろっこしかった…(汗)
     ところで、ルイザのいう「幸せ」って、どんなものだったのでしょう。そして、「今度こそ」本当に幸せになれたのでしょうか。「青い鳥」は、案外目の前にいるのかもしれませんね。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    「王道」だからこそ、気になる…

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     マーマレードコミックスならではの、「途中横槍は入るけれども、最後は収まるところに収まる、王道のシンデレラストーリー」です。それはそれでよいんだけれども、王道だからこそ気になる「違和感」を、いろいろ感じた作品でした。
     まず、「交際期間0日」とあるけれど、知り合ってから数か月経っているし、二人で何回か出かけてもいるのだから、あえて強調するほどでもなかったかなと。同様に「子づくり婚」とタイトルに挙げるほど、子づくりに励んではいなかったような…
     それから、ヒーローの一弥だけれど、花澄に対する言葉遣いが、初めっから常体語っていうか、ぶっきらぼうでびっくり。今どきの社長、部下に対しても丁寧語使うことが多いよ。自分の親や花澄の祖母には、丁寧語で対応しているから、年長者限定なのかもね。
     鳳城家は一見、ビジネスライクな家庭なのに、一弥の異母妹美代莉の、なんと素直に育ったことか…。作中では悪役の義母も、美代莉にとっては、よい母親だったのかね。
     一弥は、父が実母を追い出したと思っているけれど、実は、実母の浮気が原因。事実を伏せているのは、一弥の気持ちを慮ってのことだけど、30男にそれは過保護。ましてや、まだ「赤の他人」の花澄に、真相を教えるなんて、それでいいーんかい?
     でも、一番もやもやしたのが、一弥の祖父と花澄の祖母のエピソード。結婚を約束していたのに、ある日突然姿を見せなくなって、その後、良家のご令嬢と結婚して婿養子だってぇ?なんたる不誠実!再会後、双方とも普通に昔話をしていましたが、そこ、謝るところでしょっ!
     ハッピーエンドだからこそ気になって、重箱の隅をつついてみました。こんなことが気になるのは、自分だけかな?

    • 1
  6. 評価:3.000 3.0

    ちょっと苦手かも…

     本物の恋愛を夢見る芽衣と、女性に幻滅している遥真と…華やかな業界に身を置きながら、それぞれの事情で実は恋愛ベタという、どうにも不器用な二人の手探り恋愛道です。破れ鍋に綴じ蓋ではないけれど、案外この二人の相性は、悪くなさそう。自分にはないものを、お互いの中に見出しながら、関係を深めていけそうな予感がします。
     ただ、画と人物像が、ちょっと好みから外れているかも…。例えば、ヒロインの芽衣。恋愛経験はなくても、仕事で恋愛記事を扱っているのだから、少しは恋愛の駆け引きができてもよいのでは?人前で、グスグス泣いているようでは、25歳の大人の女性の名折れでしょ。何より、下まつ毛バッサバサ、白目剥き出しの瞳の表現が、かなり気になります。
     ヒーロー遥真は、注目のインフルエンサーらしいけれど、中肉中背、この程度のルックスで、何故もてはやされるのかが分からない。発言とスペックが魅力的なのかね。
     ストーリーは、大いに期待できそうだけれど、画がちょっとなぁ…と感じてしまう自分、我儘なんでしょうか。

    • 3
  7. 評価:3.000 3.0

    いやいやいやいや…

     あらすじに「ドン底だったさりの溺愛人生が始まる…!」とあるので、しばらくは低空飛行が続いても、きっとスッキリ展開がやってくるだろうと、美香の嫌がらせに耐えながら読んでいたのですが、う〜ん、これほど腹黒女が幅を利かす作品も珍しい…。美香りん、しつこいよっ(怒)
     さりから婚約者を奪って結婚したんだから、もう、ほっといて、さっさと産休にでも育休にでも入りゃあいいのに、何故いつまでもいる?っつーか、何故、高岡潤弥社長を狙う?新婚さんだよね?妊娠しているんだよね?こんな腹黒なのに、性根がなかなかバレないとわ、正直者が損をしている残念案件です(怒)
     ハズレではじまる溺愛人生←確かにそのようです。
     仕組まれた恋の相手はハイスペ社長←確かにそのようです。
    でも、「溺愛人生」という割には、ヒロインさりちゃんが報われていないような…っつーか、やっぱり美香りん、おっかない。美香が何故、さりばかりを集中攻撃するのか、その謎の解明も含めて、すっきりするのはもう少し先になりそうです。

    • 3
  8. 評価:3.000 3.0

    実はオムニバスでした(笑)

     表紙のカップルは、沙知と春輝。あらすじにもあるように、パラオでのワンナイトの後、日本で再会、それも同じ会社の上司と部下として…はいっ、パラオで出逢った「運命の相手」は、新しくやってきた「上司」だったという、宝くじ1等を当てる確率とどちらが高い的なタイトル。ベタですね〜(笑)
     ただ、意外だったのは、この二人の話がずっと続くのかな〜と思って読んでいたのに、実はコレ、「失恋未遂」風のオムニバスでした。ちなみに、1クールめは、沙知と春輝のもだもだ組、2クールめは、春輝に片想いしていた葵と、その上司圭吾の不器用一直線組ってところです。個人的には、波風を立てたくないばかりにもたもたし、結局はいろいろ拗らせてしまう沙知&春輝組よりも、正攻法で問題に立ち向かっていく葵&圭吾組のほうが、好きかなぁ…。ただ、どちらの話にも共通して現れた、あまり意味のない「両家の顔合わせ」シーンは、ちょっとワロタ。昭和&平成初期でもあるまいし、今でもあんなん、みんなやってんのかね?
     なお、101話以降、物語は3クールめに入っていて、何とヒーローは、1クールめにヒロイン沙知に絡んでいた、あの柘植くん!え?柘植くんが、上司!?さて、1、2クールのような王道ベタパターンか、それとも…この続きは、課金後どうぞ。

    • 3
  9. 評価:3.000 3.0

    三歩進んで二歩下がる

     この物語を読み進めるにつけ、「365歩のマーチ」という昭和の名曲を思い出しました。「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩下がる」ん?つまりは、1年で365➗3歩ってこと?何それ、効率悪い…そう、まさにそんな感じのお話です。
     逆行回帰して、異能を手に入れたヒロインリリー、でも、3秒って…ん?読み違い?よーく策を講じて効果的に使わんと、何の力にもならんから、そんなもん。そして、実際何の準備もしないまま、ただモヤモヤと時間を過ごして、結局自分を追い詰めている。他の同様作品のヒロインたちは、もう少し強かに生きているよ。腹黒高ビーマリアのほうが、よっぽど好き勝手に動いてる。案外、彼女も転生者?転生するたびに、自分の好きなように、物語を動かしていたりして…(笑)
     そして、さらに情けないのは、ヒーローアンバー。察するに、彼も転生者。なのに、実質何もできていない。2周目、3周目の人は、前周で得たアドバンテージを元に、スッキリ展開にもっていくのが、この手のお話の醍醐味なのにねぇ…。
     タイトルが「今度こそ…」なのだから、リリーもアンバーも、もう少し賢く大胆に立ち回ってくれないと、無力感増し増しで、読む気が失せてしまいそうです。

    • 1
  10. 評価:3.000 3.0

    うわ〜ぁ、ドロドロの予感…💦

     物語の起承転結「起」の部分を読んだだけで、ドロドロの予感…
    ヒロイン史織…たかがキス程度で!と、言い切るつもりはないけれど、ちょっとこだわり過ぎ。両親を早くに亡くし、婚約も破棄されたことで、人を信じられなくなっているのかな。
    とりあえず彼氏涼介…脇の甘い、隙あり男。その一方で、DV男の素質も持ち合わせている?!
    親友もどきマナミ…勝手にキューピッドになって、勝手に我慢できなくなって、勝手に逆恨みする自己完結女。「女の敵は女」の典型的モデル。
    元婚約者で多分ヒーロー教司…すごいタイミングで登場!だけど、何を今さら感。桜の季節は、何回もあったろ?な〜んて、揚げ足をとっていたら、物語は始まらない(笑)

    ということで、あー、ドッロドロの予感…。一見、まともそうな教司様だって、きっとその背後には、史織との婚約を反対する一族とか、新しい婚約者とか、なんやかやいっぱいいるんでしょ?ヒロイン、今でさえ自己肯定感低めなのに、これから更に「傷だらけ」とわ…。作者様、あまり史織を苦しめないでくださいませ。

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