Mayayaさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全184件
  1. 評価:3.000 3.0

    NEW
    「王道」だからこそ、気になる…

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     マーマレードコミックスならではの、「途中横槍は入るけれども、最後は収まるところに収まる、王道のシンデレラストーリー」です。それはそれでよいんだけれども、王道だからこそ気になる「違和感」を、いろいろ感じた作品でした。
     まず、「交際期間0日」とあるけれど、知り合ってから数か月経っているし、二人で何回か出かけてもいるのだから、あえて強調するほどでもなかったかなと。同様に「子づくり婚」とタイトルに挙げるほど、子づくりに励んではいなかったような…
     それから、ヒーローの一弥だけれど、花澄に対する言葉遣いが、初めっから常体語っていうか、ぶっきらぼうでびっくり。今どきの社長、部下に対しても丁寧語使うことが多いよ。自分の親や花澄の祖母には、丁寧語で対応しているから、年長者限定なのかもね。
     鳳城家は一見、ビジネスライクな家庭なのに、一弥の異母妹美代莉の、なんと素直に育ったことか…。作中では悪役の義母も、美代莉にとっては、よい母親だったのかね。
     一弥は、父が実母を追い出したと思っているけれど、実は、実母の浮気が原因。事実を伏せているのは、一弥の気持ちを慮ってのことだけど、30男にそれは過保護。ましてや、まだ「赤の他人」の花澄に、真相を教えるなんて、それでいいーんかい?
     でも、一番もやもやしたのが、一弥の祖父と花澄の祖母のエピソード。結婚を約束していたのに、ある日突然姿を見せなくなって、その後、良家のご令嬢と結婚して婿養子だってぇ?なんたる不誠実!再会後、双方とも普通に昔話をしていましたが、そこ、謝るところでしょっ!
     ハッピーエンドだからこそ気になって、重箱の隅をつついてみました。こんなことが気になるのは、自分だけかな?

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    ちょっと苦手かも…

     本物の恋愛を夢見る芽衣と、女性に幻滅している遥真と…華やかな業界に身を置きながら、それぞれの事情で実は恋愛ベタという、どうにも不器用な二人の手探り恋愛道です。破れ鍋に綴じ蓋ではないけれど、案外この二人の相性は、悪くなさそう。自分にはないものを、お互いの中に見出しながら、関係を深めていけそうな予感がします。
     ただ、画と人物像が、ちょっと好みから外れているかも…。例えば、ヒロインの芽衣。恋愛経験はなくても、仕事で恋愛記事を扱っているのだから、少しは恋愛の駆け引きができてもよいのでは?人前で、グスグス泣いているようでは、25歳の大人の女性の名折れでしょ。何より、下まつ毛バッサバサ、白目剥き出しの瞳の表現が、かなり気になります。
     ヒーロー遥真は、注目のインフルエンサーらしいけれど、中肉中背、この程度のルックスで、何故もてはやされるのかが分からない。発言とスペックが魅力的なのかね。
     ストーリーは、大いに期待できそうだけれど、画がちょっとなぁ…と感じてしまう自分、我儘なんでしょうか。

    • 2
  3. 評価:3.000 3.0

    いやいやいやいや…

     あらすじに「ドン底だったさりの溺愛人生が始まる…!」とあるので、しばらくは低空飛行が続いても、きっとスッキリ展開がやってくるだろうと、美香の嫌がらせに耐えながら読んでいたのですが、う〜ん、これほど腹黒女が幅を利かす作品も珍しい…。美香りん、しつこいよっ(怒)
     さりから婚約者を奪って結婚したんだから、もう、ほっといて、さっさと産休にでも育休にでも入りゃあいいのに、何故いつまでもいる?っつーか、何故、高岡潤弥社長を狙う?新婚さんだよね?妊娠しているんだよね?こんな腹黒なのに、性根がなかなかバレないとわ、正直者が損をしている残念案件です(怒)
     ハズレではじまる溺愛人生←確かにそのようです。
     仕組まれた恋の相手はハイスペ社長←確かにそのようです。
    でも、「溺愛人生」という割には、ヒロインさりちゃんが報われていないような…っつーか、やっぱり美香りん、おっかない。美香が何故、さりばかりを集中攻撃するのか、その謎の解明も含めて、すっきりするのはもう少し先になりそうです。

    • 2
  4. 評価:3.000 3.0

    実はオムニバスでした(笑)

     表紙のカップルは、沙知と春輝。あらすじにもあるように、パラオでのワンナイトの後、日本で再会、それも同じ会社の上司と部下として…はいっ、パラオで出逢った「運命の相手」は、新しくやってきた「上司」だったという、宝くじ1等を当てる確率とどちらが高い的なタイトル。ベタですね〜(笑)
     ただ、意外だったのは、この二人の話がずっと続くのかな〜と思って読んでいたのに、実はコレ、「失恋未遂」風のオムニバスでした。ちなみに、1クールめは、沙知と春輝のもだもだ組、2クールめは、春輝に片想いしていた葵と、その上司圭吾の不器用一直線組ってところです。個人的には、波風を立てたくないばかりにもたもたし、結局はいろいろ拗らせてしまう沙知&春輝組よりも、正攻法で問題に立ち向かっていく葵&圭吾組のほうが、好きかなぁ…。ただ、どちらの話にも共通して現れた、あまり意味のない「両家の顔合わせ」シーンは、ちょっとワロタ。昭和&平成初期でもあるまいし、今でもあんなん、みんなやってんのかね?
     なお、101話以降、物語は3クールめに入っていて、何とヒーローは、1クールめにヒロイン沙知に絡んでいた、あの柘植くん!え?柘植くんが、上司!?さて、1、2クールのような王道ベタパターンか、それとも…この続きは、課金後どうぞ。

    • 2
  5. 評価:3.000 3.0

    三歩進んで二歩下がる

     この物語を読み進めるにつけ、「365歩のマーチ」という昭和の名曲を思い出しました。「一日一歩、三日で三歩、三歩進んで二歩下がる」ん?つまりは、1年で365➗3歩ってこと?何それ、効率悪い…そう、まさにそんな感じのお話です。
     逆行回帰して、異能を手に入れたヒロインリリー、でも、3秒って…ん?読み違い?よーく策を講じて効果的に使わんと、何の力にもならんから、そんなもん。そして、実際何の準備もしないまま、ただモヤモヤと時間を過ごして、結局自分を追い詰めている。他の同様作品のヒロインたちは、もう少し強かに生きているよ。腹黒高ビーマリアのほうが、よっぽど好き勝手に動いてる。案外、彼女も転生者?転生するたびに、自分の好きなように、物語を動かしていたりして…(笑)
     そして、さらに情けないのは、ヒーローアンバー。察するに、彼も転生者。なのに、実質何もできていない。2周目、3周目の人は、前周で得たアドバンテージを元に、スッキリ展開にもっていくのが、この手のお話の醍醐味なのにねぇ…。
     タイトルが「今度こそ…」なのだから、リリーもアンバーも、もう少し賢く大胆に立ち回ってくれないと、無力感増し増しで、読む気が失せてしまいそうです。

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    うわ〜ぁ、ドロドロの予感…💦

     物語の起承転結「起」の部分を読んだだけで、ドロドロの予感…
    ヒロイン史織…たかがキス程度で!と、言い切るつもりはないけれど、ちょっとこだわり過ぎ。両親を早くに亡くし、婚約も破棄されたことで、人を信じられなくなっているのかな。
    とりあえず彼氏涼介…脇の甘い、隙あり男。その一方で、DV男の素質も持ち合わせている?!
    親友もどきマナミ…勝手にキューピッドになって、勝手に我慢できなくなって、勝手に逆恨みする自己完結女。「女の敵は女」の典型的モデル。
    元婚約者で多分ヒーロー教司…すごいタイミングで登場!だけど、何を今さら感。桜の季節は、何回もあったろ?な〜んて、揚げ足をとっていたら、物語は始まらない(笑)

    ということで、あー、ドッロドロの予感…。一見、まともそうな教司様だって、きっとその背後には、史織との婚約を反対する一族とか、新しい婚約者とか、なんやかやいっぱいいるんでしょ?ヒロイン、今でさえ自己肯定感低めなのに、これから更に「傷だらけ」とわ…。作者様、あまり史織を苦しめないでくださいませ。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    重箱の隅をつついてみました

     囚われの運命から、ヒロインを救い出す一途なヒーロー…というシチュは、大好きなのですが、それにしても、序盤でツッコミどころが多すぎる!ってことで、重箱の隅をつついてみました。
     まず、現聖女が20歳になると、「アイオンの奇跡」を解放をして、次の聖女の誕生を待つとか…なぬ?じゃ、次の聖女が決まるまで、聖教国を守っているという「聖陣」は、どういう状態?聖女が、聖陣を保つ役目を担うんだよね?アイオン聖教国、丸裸ってか?
    「アイオンの奇跡」の解放自体も、眉唾もの。聖女の命を奪って…というのは、今回、襲撃があったから、緊急の策として?それとも、もともとその予定だった?敵国の皇帝となったレオンが、大司教たちを非難していたところを見ると、どうも「聖女=生贄」的な役割のような気がしてなりません。
     一番の違和感は、皇帝を元護衛騎士のレオンだと、フェリシアがすぐには認識できなかったこと。すごく幼い時に別れたわけでもなさそうだし、そんなに見違えた?聖女サマ、表面的なことに惑わされ、本質を見抜く目は、まだお持ちでないようで…。
     これらを伏線と考えるのなら、また一興。皇帝サマによる一途な溺愛、期待しております♡

    • 1
  8. 評価:3.000 3.0

    面白いけれど、もうお腹がいっぱいなので…

    ネタバレ レビューを表示する

     絵に描いたようなニセモノ聖女逆転劇。ヒロインフィロメラが、「ニセモノ聖女」となった元凶を作ったのが、「アノ人」というところも、ちょっとは新しい。
     ただ、転生憑依がなかったら、フィロメラは「ニセモノ聖女」のままで、自分の本当の力に気付くことはなかったのか、活躍することはできなかったのか、いつもそれが気になる。まあ、それって、この手の異世界転生ファンタジーもの全般に、言えることだけれど…。
     故国では、全く力を発揮できなかったフィロメラが、「呪われた国」で突然、聖女として覚醒、みんなを救っていくわけだが、それだけ力があるのなら、もう少し元から何とかなっていたのでは?と、ツッコミを入れたくなる捻くれた自分。やはり、自己肯定感、自己有用感が、精神に及ぼす影響は、大きかったということか…。
     比較的、設定がしっかりなされており、伏線回収もそれなりなのに、どうしても揚げ足取りをしたくなるのは、もうこの手のお話に飽きている自分がいるから。転生、聖女、逆転は、もう、お腹いっぱいです…

    • 1
  9. 評価:3.000 3.0

    ツッコミどころが多すぎて、内容を忘れがち

    (→レビュータイトルから続く)なんですが、多分、ヒロインがゲーム世界に転生して、ミッションをクリアすれば、元の世界に戻れるってお話…って、誰よっ、人の人生を弄んで、神の真似事をしている不届者わっ💢転生モノって、本当にはた迷惑な設定が多いけれど、このお話も昭和のど根性アニメ「巨◯の星」並みに、ツッコミどころ満載の、原作改変物語です。
     それにしても、まあ細々としたツッコミどころの、多いこと多いこと…。不思議な天然シメジに始まって、包丁の持ち方、調理の手順、ヒロインフィオレのナイトキャップや地味色ドレス等、本筋に関係ないものから、フィオレの退学回避の条件等まで、1話につき、少なくとも1回はツッコみたくなる感じ。
     退学の呼び水となった、あの暴飲暴食の呪いだって、文字どおり「呪われ」ていたわけだから、フィオレに対して責任を問えないはず。にも関わらず、2度も退学勧告をするなんて、学園長、アホか?学びたいと願い、実際に良い方向へと変わり始めている生徒に対する近視眼的態度、教育者の風上にも置けない。
     フィオレは、ずっとぽっちゃりという外見だけれど、最後までこのままかな?これが、突然シュッとでもなろうものなら、ますます読者にツッコまれっと〜(笑)

    • 0
  10. 評価:3.000 3.0

    どこかで読んだ設定も、ここまでくれば…

     身代わり婚モノには、自分から身代わりになる積極的身代わり婚と、無理矢理押し付けられる消極的身代わり婚と、大きく分けて2種類あるけれど、今作は明らかに後者。
     虐げられてきたヒロインが、わがまま意地悪従姉の代わりに、ヒーローと結婚、初めは冷たく当たられたものの、健気なヒロインに絆されたヒーローに溺愛されるようになり、ようやく幸せが…と思いきや、ヒーローのスペックの高さに目が眩んだわがまま腹黒従姉が、横槍を入れ…って、古今東西ほんとどこかで読んだ話。受けるネタとはいえ、他にもっていきようがなかったのかな?
     ヒロイン朱弥子が、身代わりで嫁に来たから良かったものの、日出鶴サン、もし本当に珠子が嫁に来ていたら、どーしていたの?華族としての箔が欲しかったにしても、それ以上に地獄を見たよ。
     物語の導入はテンプレだけれど、「製薬」と「キャラメル色の髪の男の子」ってところが、多分、今後を面白くするキーワード。でも、「キャラメル色の髪の男の子」は、日出鶴サマだろうし、朱弥子の両親の事故は、おそらく叔父がらみだろうし…あれ?やっぱり先が読めちゃうなぁ…。

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