Mayayaさんの投稿一覧

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評価1 1% 22
401 - 410件目/全866件
  1. 評価:5.000 5.0

    最強の虫除け物語

     女の子に触れられると、発疹が出る?でも、たった一人の女の子が相手のときだけは、大丈夫?何それ、最強の虫除け、浮気防止やん!!あとは、当の本人たちが、この偶然と必然に気付いているかどうかだよね〜。
     そんな自分の気持ちに、気付いているのかいないのかは微妙だけれど、今のところ、椋佑の押し勝ちですな。ま、彼もこの体質を何とかしたくて、必死なんだろうけれど、どうもそれだけではない気がする…。
     千夏は千夏で、「男らしさ」を前面に出しているけれど、女の子らしい気持ちを封印していたのは、無意識?いずれにせよ、ひと足早く(いやいや、もっとずっと前からか…)大人になっていた椋佑からのムチャぶりアプローチで、目覚めつつあるので、椋ちゃん頑張れーっと応援したくなります。
     基本的にモノクロのほうが好みですが、この作品はフルカラーになっても違和感がなく、丁寧に色がのせられていて、好感度高め。むしろ千夏の喜怒哀楽は、フルカラーのほうが伝わり易いかも?!焦れったさは、相変わらずですが…。
     幼い二人の思い出から始まった、もどかしさMAXのピュア恋物語、まわり道にイラつくこともあるけれど、それでも星5です。

    • 2
  2. 評価:3.000 3.0

    主人公が強すぎて…

     う〜ん、ストーリーは面白くないわけではないけれど、画が少年漫画っつーか、昭和の子供向け雑誌風。登場人物もテンプレで(特に悪役)、今ひとつ深みが足りない印象。おまけにヒーロー皆人は、大賢者の転生者で、他を寄せ付けない強さゆえ、ヤキモキしなくてもよいかわりに、感動も控えめ…う〜ん、この話、どうしてくれようぞ?
     いじめられっ子だった皆人が、性格が変わって、急に強くなっても、誰も何も言わないところは摩訶不思議。近未来は、あくまで実力主義の世界なのか、それとも細かい設定はどうでもよかったのか…。おそらく「災禍」を止めるあたりに、落とし所がきそうだけれど、それまでどうやって皆人が仲間を鍛え、使える味方に育てていくのか、お手並み拝見といきたいと思います。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    シディスの溺愛が止まらない!

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     ただ一人「皇帝つき女官」に任じられたオルウェン王国男爵家令嬢リーゼ…実はその前世は、幼き皇帝とその従弟を助けて命を落とした、帝国の女性騎士カトラだった…というところから物語が始まります。
     なぜ「イノシシ娘」と罵られているリーゼが、唯一の皇帝つき女官に選ばれたかは、きちんとした理由があるのですが、とにかく、初めっから最後まで、皇帝付き騎士シディスのリーゼに対する独占欲が、半端ない!視線、何気ない言葉、行動全てに、彼女に対する愛情が溢れ出ている感じです。
     どうしてそこまでって?大方の読者は、気付いているはず。実は、前世のカトラが助けた子どもっていうのが、皇帝の従弟シディスで、その頃から彼はカトラが好きで、同時に自分のせいでカトラが死んだという悔恨の気持ちも持ち続けていて、そんでもって、リーゼに出会って、すぐに中身はカトラだって分かって…。そりゃあ、溺愛になるよねー。
     リーゼが17歳、シディスが148歳って、この歳の差どーすんのって、いろいろツッコみたいところだけれど、それについてもしっかり設定がなされているので、十分納得できます。
     みんなで帝国に帰ってきて、無事結婚♡と思いきや、この二人、まだまだ乗り越えなければならない壁がありそう…う〜ん、続きも楽しみ♡転生婚約ラブコメディ、星5で絶賛オススメです!

    • 12
  4. 評価:4.000 4.0

    暴君カエルは、かまってちゃん!

     まったく、最初の目的を忘れそうになってしまう。ん?何だっけ?暴君カエルを眠らせ続けて、メッケリオン家門を救えばいいんだよね?で、嫡出の姉レイリンの代わりに、庶子のリリアンがその役目を引き受けて、結局のところ、うまくいったんだよね?じゃ、リリアン、このままカエルと結婚していてもいーじゃんと思うのは、私だけ???暴君カエル…実は、超絶「かまってちゃん」で、リリアンにベタ惚れやん!
     その中にあって、いくつかのツッコミどころ(違和感)が…。
     疑問その1。リリアンは、やたらヒロインのセイラの存在を気にしてるけれど、セイラは名前だけの「ヒロイン」で、登場する気配さえない(今のところ)…そんなヒロイン、ほっとけば?
     疑問その2。リリアンは下女の娘で、使用人たちからも蔑ろにされてきた割には、剣術の心得があったり、皇后としての判断力に優れていたりする違和感。初期と設定が変わってきた?
     疑問その3。姉レイリンは恋人セイジと、いつ結婚すんの?っていうか、全然セイジ、出てこないんですけれど…。
     皇后としてのリリアンの成長を喜びつつも、設定が初期とブレてきていないかなぁと、ちょっぴり心配になってきている今日この頃です。このお話、きちんと完結するよね?

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    堅物ヒーロー 一ノ瀬護

    「その背中に恋をして」というタイトルの割には、Love 控え目?どちらかと言うと、お仕事スキルアップ物語のほうに重きを置いている印象です。だって、一ノ瀬護サン、朱夏と一緒に住んでも、全然甘い雰囲気にならない…地味に真面目なんだよなー。
     特撮戦隊ヒーローもの、結構ハマっていました。ずっと視ていると、「中の人」にも興味がわいてくる。シリーズが変わっても、「中の人」って、結構同じ人なんだよね。で、ポージング、やっぱ決まってんなーなんて、何げに推すようになったりして…。日本のアクション界が凄いのは、ショッピングモールや遊園地のショーでも、一定レベルの水準を保ったアクションを提供していること。だから、ヒーローショーを誇りに思う朱夏や護の気持ちが、とてもよく分かります。
     ちょっともったいないと思ったのは、朱夏も護も副業的に?ヒーローショーの仕事をしていること。本業以上に大切にしているようなので、いっそのこと専業にすればいいのにって、ちょっぴり思ってしまいました。やっぱり現代の日本では、一部のプロを除いて、専業は難しいのでしょうね。

    • 4
  6. 評価:5.000 5.0

    お見事!離着陸完璧です

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     カフェでの偶然の出会い、空港での再会、パイロットという仕事ゆえの葛藤、統の押しの一手、偶然すぎる人の繋がり、歪められた過去、両親の和解、そして、ビーチでの片膝立てプロポーズ…まさに、「完璧」なシンデレラストーリーです。あ、副操縦士程度じゃ、シンデレラとは言わないか。瀬里奈も立派に自立しているし…それでも、ここまで綺麗にまとまっていると、シンデレラストーリーと言いたくなってしまいます。
     前半は、統の押しの一手、断られても断られても、瀬里奈にアプローチし続けるメンタルの強さと自信が凄い。瀬里奈のどこにそれほど惹かれたんだろうと、この時点ではちょっと疑問に思いますが、後付けで考えれば、遺伝子のなせるわざだったのかな…?
     後半は、瀬里奈の家族にスポットが当たります。瀬里奈が「パイロットを嫌いな理由」の根本原因を、偶然とはいえ、統自身が解決します。こんなうまい話ってある?でも、全てのピースが収まるところに収まって、見事な着地っぷり、高田ちさき先生、さすがです。何気なく写り込んでいたクロワッサンでさえも、ピースの一つだったんだな…。
     作画のはやぶち先生いわく、「一途で清廉な物語」。その言葉に偽りなしの瀬里奈と統の物語、安定の星5でおすすめです。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    クズの更生物語

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     クズヒーローのタイプはいろいろあるけれど、大輝の場合は、女性不信クズ。見てくれや社会的地位、収入に惹かれる女ばかり寄ってくるから、女性不信だというのなら、付き合う相手を選べよっ、と一喝して終わりだけれど、根っこに母親や家族に対する屈託があるから、面倒くさい。それにしたって、初めて会ったお見合い相手とベッドインって、やっぱり筋金入りのクズでしょ。
     久美は、読者的にもやや魅力に乏しいヒロイン。ただ、その普通さと愚直さが、大輝の琴線に触れたんだろうな。彼自身が意識もしていなかった「合格」宣言は、心の奥底にしまい込んでいた「家族」への願望が、漏れ出た結果だったのかもしれない。
     紆余曲折を経て、「本当に」結婚してからの大輝は、まあ、かなり大人になった感じ。やはり、環境が人をつくるんだろうな。ネグレクトからのサバイバーである大輝には、これから一生をかけて、負の循環を断ち切るという大きな使命があるけれど、普通で平凡で、誰よりも愛してくれる久美が傍にいる限り、きっと大丈夫だって思いたい。ただ、久美と知り合う前の大輝がクズ過ぎるので、更生したとはいえ、星3で。

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    またバカ親とアホ妹か…

    「聖女」が関わる物語って、なぜにこうも身内がアホで腹黒なんだろう…。それも、今回は正真正銘の家族だし…親、妹の育て方を完全に間違ったね。子育ての失敗、いつか自分に跳ね返るよ、必ず。
     それはさておき、この物語の聖女の定義は、なかなかに斬新。神聖力だか何だか、得体の知れない力に頼るのではなく、科学的な知識を駆使して領民の生活を守る…うん、こちらのほうが、「聖女伝説」として信憑性がある。努力と工夫が功を奏しての「奇跡」の積み重ねが、「伝説」や「聖女」を誕生させるのだろうから。
     ただ、ちょっと残念なのが、「農業」の知識が、やや付け焼き刃的なところ。「農強」を謳うなら、もう少し最新の農業情報に基づいて、考証してほしかったかも。例えば「やませ」は、米が不作なのであって、小麦は大丈夫なのですよ。フィクションだから、事実と異なっても、構わないか…。
     自分の仕事に、真剣に取り組むアリシアたちと、対照的に、形だけ整えて、実際には全くやる気のないお飾り聖女ノエル周辺と、さりげなく?現代女子のお仕事事情も反映されていて、次の展開が気になります。新しいタイプの「聖女物語」として、これからも楽しんでいけそうです。

    • 11
  9. 評価:4.000 4.0

    葵よ、責任とれるんだろーな?

     地味女子&王子様男子のムズキュン恋物語…だったら、よくあるお話。まあ、それはそれでもよかったんだけれど、これが、自己肯定感低め女子&猫かぶり腹黒男子ともなれば、なかなか先行き不安…これ、ぜってーキラキラ女子に足引っ張られて、モヤモヤするやつ。さあ、葵、どー責任とってくれるんだ!?
     だいたい華子が葵の「生贄」に選ばれた理由って、葵の本性を見抜いたから?いやいや、それならお友達の陽菜だって、もっと先に気付いていたでしょ。なぜに「3か月」かということとともに、これから解き明かしていってほしい謎です。
     地味女子という位置付けながら、華子はかなり可愛いと思う。地味なら地味で、もそっと地味らしくすればよかったかな。逆に、葵の笑顔はホントわざとらしいし、ダルい瞬間の無表情マナコは、なかなかにダーク。これに気付かず、周りでもてはやしている女子群よ、君たちの目は節穴か?
     従来のものとは一味違った格差カップルものになりそうで、葵がどこまでデレてくれるのか、期待大です。お願いだから、M系女子とS系男子のイラ💢もやストーリーだけには、しないでね〜。

    • 10
  10. 評価:5.000 5.0

    緻密な設定と華麗な画

     確かなストーリー性とその画力で、悩める?現代女子たちを描いてきたこもも先生が、またまた素敵なファンタジーを届けてくださいました。緻密な設定と、一つ一つの小物にも手を抜かない確かな考証力は、さすがこもも先生、もう楽しみしかありません。
     異能の家に生まれたのに、その力を持ち合わせないヒロイン、それゆえに、虐げられ続ける不遇の日々、挙げ句の果ての、無体な仕打ち…確かに、似たような設定は、他にもあります。けれども、こもも先生にかかると、既定路線とは異なる展開になると信じているので、全然気になりません。(はっきり言って、ファンの贔屓目ですが…笑)
     それにしても、力のない者を蔑んで、マウントとりたがるのは、人の本能か…たまには、まともな家族関係はないものかと期待するのですが、今回の石戸家・義姉の桜も、ろくでもない人物たちのよう…今から、石戸家&水の神vs小夜&火の神・鬼灯という構図が目に見えるようです。全てのものと心を通わせられるという、凄い力を秘めた小夜を蔑ろにしたツケを、そのうち払ってほしいもんだ。
     大正溺愛ファンタジーにふさわしい華麗な滑り出し、早くデレた鬼灯さまにお目にかかりたいと願いつつ、これからの配信を、楽しみに待ちたいと思います。

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