Mayayaさんの投稿一覧

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作品レビュー
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31 - 40件目/全247件

  1. 評価:5.000 5.0

    塩対応もぽっちゃりも個性の一つ

     昭和の日本だったら、相馬くんの「塩対応」では難しいところもあったかもしれないけれど、令和の今、それほどズレた行動なのでしょうか。予定も確かめない突然通知の「親睦会」に、自分を合わせる必要は全くないし、仕事に支障がなければ、必要最低限の対応でも、文句を言われる筋合いはないはず。それに、八方美人のチャラ男より、自分ひと筋の彼氏のほうが、絶対安心できるもんね、彼女としては…。
     デブ・ぽっちゃりを含め、見た目で相手を判断なさっている皆様、いつまでもあると思うな、金と見た目。あなたが価値を置いている「見た目」は、時を重ねる=ホルモンバランスの変化という当たり前の時間の中で、シミ、シワ、肥満、内臓脂肪、高血圧、コレステロール値、動脈硬化、白髪、抜け毛、ハゲ等というかたちをとって、必ず変化していきます。見た目重視で生きてきた人ほど、精神的に辛いよ〜。
     だから、塩対応の相馬くんにも、ぽっちゃり世話焼き属性の琴里にも、周囲を気にせずそのままの二人でいってほしいな。イケメンの溺愛モードは、性格良しのヒロインにのみ発動されていれば、それで◎ その上で、二人でよい方向に変化していけば、それでいい。
     三星マユハ先生の画は、好みどストライクなので、それだけで星5。続きが楽しみな作品が、また一つ増えました。

    • 19
  2. 評価:5.000 5.0

    このままイチャラブを喰べ続けたい

     異種婚モノのお話は多々あれど、そのほとんどが切なく、苦しく、山あり谷ありで、場合によっては、ヒーローかヒロインどちらかが命を落とし、哀しく辛い結末になるものも…。それに対して、この「鬼喰べ」ときたら、イチャイチャラブラブ、イチャイチャラブラブで、正に「溺愛」と「すれ違い」が大渋滞!山があってもせいぜい高尾山?いえいえ弁天山程度で、大体2話分で収まるところに収まります。だから、とってもリーズナブルに安心して読むことができる、美味しい作品なのです!酒呑は正統派イケメンなのに中身はデレだし、真白は心優しく愛らしいのに中身は天然だし、完璧に「破れ鍋に綴じ蓋」のお似合い夫婦、画の雰囲気もぴったりハマっています!もう、読まないという選択肢は、あり得ません!
     ただ一つ心配なのは、このお話、この後どこへ向かうのかということ。山も谷も当て馬もいらないから、このままずっと、イチャラブ道を貫いて欲しいと、切に願います。勿論、迷わず星5です。

    • 19
  3. 評価:5.000 5.0

    緻密な設定と華麗な画

     確かなストーリー性とその画力で、悩める?現代女子たちを描いてきたこもも先生が、またまた素敵なファンタジーを届けてくださいました。緻密な設定と、一つ一つの小物にも手を抜かない確かな考証力は、さすがこもも先生、もう楽しみしかありません。
     異能の家に生まれたのに、その力を持ち合わせないヒロイン、それゆえに、虐げられ続ける不遇の日々、挙げ句の果ての、無体な仕打ち…確かに、似たような設定は、他にもあります。けれども、こもも先生にかかると、既定路線とは異なる展開になると信じているので、全然気になりません。(はっきり言って、ファンの贔屓目ですが…笑)
     それにしても、力のない者を蔑んで、マウントとりたがるのは、人の本能か…たまには、まともな家族関係はないものかと期待するのですが、今回の石戸家・義姉の桜も、ろくでもない人物たちのよう…今から、石戸家&水の神vs小夜&火の神・鬼灯という構図が目に見えるようです。全てのものと心を通わせられるという、凄い力を秘めた小夜を蔑ろにしたツケを、そのうち払ってほしいもんだ。
     大正溺愛ファンタジーにふさわしい華麗な滑り出し、早くデレた鬼灯さまにお目にかかりたいと願いつつ、これからの配信を、楽しみに待ちたいと思います。

    • 18
  4. 評価:5.000 5.0

    え、え、え、なぜにスピンオフ???

     胸きゅん焦れキュンしながら読んでいる「虎王の花嫁さん」のスピンオフ?それも、いきなり110pt?!フルカラーでもないし、それほどボリュームがあるわけでもないのに、このお値段だと正直お高め感は否めない。まったく虎王ファンの足元を見おってぇ〜っ💢て感じです。
     これは、凛花が中学生、アヤが高校生の頃の、出会いとハジマリの物語。それなら、本編「虎王と花嫁さん」の回想回の中で扱えば良さそうなものだけれど、きっと片手間で描くには、二人の、特にアヤの想いが、大きすぎるんだろうな。なぜアヤが、あそこまで凛花のことを、好きで好きで大切にしているのか、こちらを読めば、その背景がより分かるという、ズルい仕掛けのようです。
     ということで、結論!虎王ファンなら、110ptでも購入すべし!です。本編では、すでにお亡くなりになられている凛花パパもご健在で、なかなかの大物感を漂わせておられます。現在より若く、まだあどけなさが残るアヤも、一見の価値あり!やはり、眼福です。「虎王の花嫁さん」の始まりに繋がる、更にその前のハジマリの物語、ptは高いけれど、やっぱり星5でお薦めです。願わくば、次回以降の配信は、1話分がもっとお安くなあ〜れ〜。

    • 18
  5. 評価:5.000 5.0

    塩対応にはワケがある?!

     七瀬くん、超絶イケメンなのに、塩対応?何それ、最高じゃん!つまり、来る者拒まずのクズ男じゃないってことでしょ?そして、男を見る目のない陽毬サン、あなたへの塩対応も、実は訳ありのニオイがプンプンいたしますがな〜。
     だって、七瀬くん、陽毬を意識しまくってるじゃん!男を見る目のないニブチンの陽毬サンには、分からないだろうけれど。彼氏がいるあなたに、自分をアピールすることなく、4年間「塩対応」を貫いた七瀬くんの誠実さを、褒めてあげようよ。
     さ、ゲス男の元カレ浩介にも、しっかり引導を渡せたみたいだし、いよいよ七瀬くんと本気で向き合うときが来たみたいだね、陽毬。こんなにあなたのことを、女性としても人間としても認めてくれている男子、そうそういないから。
     そして七瀬くん、塩対応の向こう側にある、君の本気を見せてくれい!陽毬と読者に、リアル「愛され女子」の気持ちを、存分に味わわせてくれることを信じ、星5を捧げます。

    • 18
  6. 評価:5.000 5.0

    極上騎士団副官も揺るぎない愛

     タイトルを見ても、出だしを読んでも、どう考えたって、セシリアとルディガーは絶賛両想い中でしょうに、何故にこの二人はくっついていないの?💢
     まず、セシリア。こんなにも強さと美しさ、そして、ひたむきさを兼ね備えたヒロインに出会うのは、久しぶり。使命感に縛られて、自分の気持ちを抑えがちなところ以外は、文句のつけようがないかも?
     そして、騎士団長ルディガー。イケメンハイスペックな上に、セシリアに対する思いやりのかけようは、どう考えたって「妹」の領域を超えている!
     これで、この二人が今現在くっついていないってことは、何か深い事情があるんだろうな…例えば、セシリアの兄セドリック絡みの何かとか?これは、絶対続きが気になります。
     単なる宮廷騎士恋愛モノではなく、ファンタジーやミステリーの要素もいろいろ含んでいるようで、今後の展開が楽しみです。けれども、間違いないのは、セシリアとルディガーが互いを想い合う揺るぎない愛。横恋慕令嬢や腹黒男子の魔の手をかいくぐりつつ、二人が愛を成就させてくれることを信じ、星5です。

    • 18
  7. 評価:5.000 5.0

    これは続編・番外編するっきゃない!

     さすが柚樹ちひろ先生!短編なのに、読み応え十分。もじもじとドキドキとワクワクと胸キュンがふんだんに盛り込まれていて、読後感も爽やか、あ〜、あの日々に戻って、もう一度「先輩」と恋をしたいって思わせてくれる良作です。だからこそ、絶対続編でも番外編でもよいから、再登場を期待してしまうのです。
     だって、梓先輩の「梓」って、姓?それとも名前?多分、姓のほうだと思うけれど、じゃあ、下の名前は?ヒーローが半分名無しのままぢゃ、格好つかないでしょ。
     それから、せっかく梓先輩が気持ちを伝えてくれたのに、「お友達から…」って、世良ちゃん、それ引っ張り過ぎ、続きが気になるでしょーが!
     世良がマロウブルーだとしたら、梓先輩は一滴のレモン果汁、二人の化学変化が楽しみすぎて、色彩のイメージがどんどん広がる作品です。これで200ptは、絶対お買い得!短編として十分完成している作品ですが、続編、番外編も期待できる着地のさせかたが施されています。やっと恋人同士の入り口に立ったばかりの二人、願わくばこれから柚樹先生らしいイチャらぶを、たっぷり見せてくださいませませー。

    • 17
  8. 評価:5.000 5.0

    NEW
    まずは第一部終了…続きは?

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     ざっくり言うと、「小国ドラクリアの王女マリが、大国リンカの5人の王子を味方にするまで」のお話です。う〜ん、回帰もの+乙女ゲームの要素が入っている…結果的に、ユルい逆ハーって感じ?
     5人の王子も、これまた個性豊か。髪色も、性格も、能力も、もちろん顔つきも、頑張って頑張って、5人別々にしてあります。ここまで違うと、この5人、絶対同腹じゃないよね。それぞれ、推してほしかったのかもしれないけれど、この流れなら、第一王子のアレクサンダーが、マリ争奪戦?で一歩リードしているように思える、今のところ…。
     ただ、やんわり匂わせているところで、40話完結!?えっ、話としては、全然終わった感じがしない!
    確かに、5人の王子は攻略(味方につける)できた、ルートビアとの平和宣言も取り付けた、でも、平和宣言の有効期限は1年だし、ルイ問題も本当の意味では片付いていない、そして、何よりもマリ、貴女はいったい誰と結ばれるの〜?!恋愛・結婚だけが幸せの形ではないけれど、やっぱり、ここは誰かを完全攻略して、すっきりしてほしいかも…。
     ということで、自分的には、まず第一部終了、自分の能力に自信をもって向き合えるようになったマリが、より強く、賢く、逞しく活躍できる続編、第二部を、強く強く希望いたします。

    • 4
  9. 評価:5.000 5.0

    ツンデレクロエとスパダリクロード

    ネタバレ レビューを表示する

     タイトルからしてネタバレ、はい、そのとおりです、ヒロインブレア(本来はモブ)が仕えたお嬢様クロエが、異能に目覚めた後、クロードお坊っちゃまになった…というお話。
     では、なぜそんな面倒なことになったかというと、非嫡出子であるクロエ、正妻の公爵夫人の目を逸らすために、魔法薬で成長を巻き戻し、女の子を装っていました。けれども、異能に目覚めた彼女は、屋敷を追い出されたブレアを連れ戻すために、青年クロードとして生きることを決心します。その理由は、ズバリ「愛」。初めは家族愛だったものが、だんだん異性としてブレアを意識し、大事に思うようになっていく…けれども、ブレアはクロエを女性と信じている…その微妙さが、前半のキモ。クロエのクイーンオブツンデレぶりが、たまりません。
     後半は、クロエ改めクロードが、ブレアに男と認めてもらうために、押して押して、押しまくります。だって、公爵家の後継者に名乗り出たのも、全てブレアのためだもんねー。スパダリクロード、背が高くなって、イケメン度が増して、マジ眼福です。
     紆余曲折を経て(神様でさえ登場する!)、たどり着いた最終話。ブレアの問いかけに対し、クロードが答えます、「ありきたりなこの瞬間が、涙が出るくらい幸せだ…」二人で共に生きる喜びを、これだけ如実に表した言葉は、他にないのでは?
     傷付いた二つの魂が巡り会い、理解し合うことによってたどり着いた奇跡の物語、もちろん星5です。

    • 15
  10. 評価:5.000 5.0

    弱者の視点から描かれた、優しい問題提起作

     テイマーという言葉の意味も知らずに読み始めましたが、冒険ものというよりは、「差別」「格差社会」「生存権」の側面に目を奪われました。
    「星なし」と宣告されたことで、家族から見放され、命さえ奪われそうになったアイビー。酷い親だ、残酷な村だと評する向きもありますが、その社会が「星なし」を、生きる価値なしと位置付ける教育を行なっているとすれば、そして、それが「常識」ならば、多分それが「正義」。実際、いろいろな方法で「口減らし」が行われていた近代以前の日本と、あまり大差がないかもしれません。
     それでも、ここまで人類が多様化してこれたのは、規則や常識を超えて、様々なものを受け入れる行動をとる人々が、確かにいたから。アイビーもまた、占い師のおばあさんをはじめ、様々な人々のささやかな「善意」に助けられながら、この魔法至上主義の社会で、居場所をつくっていきます。
     そして、役立たずスライムと思われていたソラだって、彼?固有のスキルがある。これって、私たちにだって、きっと当てはまるよね。
     アイビーとソラの置かれた境遇が、ネグレクトやLBGTQ、障がい者との共存等、現代日本の抱える問題を、さりげなく皮肉っているように見えるのは、自分だけでしょうか。みんな違って、みんないい…弱者の視点から描かれた優しい問題提起作、この世界では星5です。

    • 15
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