Mayayaさんの投稿一覧

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291 - 300件目/全309件
  1. 評価:4.000 4.0

    小悪魔くん?

     スタート当初は星3→でも、麻生くんの性格、行動、生き方、そして、奈月への想いが明らかになるにつれ、星4超かも?それくらいこの年下の小悪魔くん、魅力的なのです!
     ただ、アラサー女子の奈月を虜にしちゃうという意味では、小悪魔なのかもしれませんが、麻生伊春は世間一般でいう小悪魔では、絶対にありません!一途で、誠実で、献身的で、年齢差なんか全く気にせず、奈月その人自身を見つめて、思いを寄せ続けます。こんな素敵な子の、どこが小悪魔だっつーの!?
     2人の関係を面倒くさくしているのは、無論、奈月。まあ、年の差を考えれば、無理もないのですが…。とっても焦れったくて、猛烈にイライラさせられる場面も少なくないのですが、麻生くんに免じ、頑張って乗り切ってください。個人的には、白黒よりカラーのほうが、このお話、画に合っていると思います。
     ここまで、麻生くんは決して小悪魔ではないっと、力説してきました。でも、実は読者にこう思わせること自体、小悪魔なのかも…?!

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    BLのようで人間ドラマです!

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     ヒナタとアオイ、尚生と祐輔、ヒナタと尚生、尚生と氶太郎…と、このお話のカップルは(未満も含めて)は、全て男のコ同士です。あれ?女性漫画ジャンルとあるのに、もしかしてBLの間違いだった?いえいえ、この作品は、私たちの中にあるかもしれないある種の偏見(LBGTなど)に対する、問いかけの物語です。
     劇中で、普段温厚でおおらかなヒナタが、怒りを露わにします。「好きな気持ちに いい悪いもないのに」アオイくんを男と知った上で、それでも好きと認めたヒナタなればこその思いでしょう。
     ヒナタとアオイ、尚生と氶太郎、自分たちの気持ちにやっと気付き始めたこの2組の恋人たち?が、これからどんな選択をしていくのか、まだまだ目が離せません。
     フルカラーの透明感溢れる色遣いが、登場人物の魅力を引き立て(特にアオイくん)、「男性同士」が苦手な方にも無理なく作品の魅力を伝えています。人を好きになって様々に葛藤する少年たちの(まだハタチ前だからネ)人間ドラマとして、楽しんでいきたい作品です。

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    挫けずに読むべし!(実は3部構成?)

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     無料配信の波に乗れず、結果的に2回ほど読み直す結果になりました。
     1回目は、サラの性格が捻くれているわ、人はどんどん死ぬわで、展開早過ぎ!着いて行けない感が強く、正直、課金してまでその先を知りたいとも思いませんでした。
     2回目、大量無料話開放の波に乗って、改めて読み進めたら、あら、同じ原作者?と思うほど、話の雰囲気が変わっていてびっくり! 人を死なせまくったので、批判が集まったのかな? ざっくりまとめると、
    〜65話あたり…皇太后カトレアが処刑されるまで、結構血生臭いです…。
    〜83話あたり…元の世界とルークとの間で葛藤するサラ。ルークって、こんなに激ラブだったっけ?というくらい最初の冷酷な面影全くなし!!変われば変わるもんだ…本編終了。
    外伝〜最終話…母は強し、賢し、潔し!で、策士サラが活躍します。この世界に飛ばされてきた頃と比べると、雲泥の差。いつの間に、こんなに賢くなった? 愛は人を強くする。

     ということで、原作者複数説を支持します? 個人的には、ベタ惚れルークにたくさん会える66〜83話がオススメです。前半の血生臭さで挫折せず、後半まで粘ることを、ぜひお勧めします。

    • 4
  4. 評価:4.000 4.0

    星2→星4 地に足の着いた物語

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     実は白黒版で途中まで読んでいたのですが、頑固でグイグイ来る舞衣子と流され気味の晴海さんとが、どうしてもお似合いの夫婦に見えず、課金ゾーンに入ったのを機に、途中離脱しました。評価は星2。今回、せっかく最後まで読む機会をもらえたので、理音登場のあたりから読み直したのですが、これが思いの外よくって、びっくり、評価4にUP↑ 前回、最後まで読まずに低いレビューを書いてしまって、作者さんに失礼だったなあと深く反省しています。フルカラー版だと、表情の微妙なニュアンスも分かりやすくて、舞衣子にぴったり!よい感じだし…。
     何がいいって、価値観の違いを埋め合いながら、お互い歩み寄ろうとする2人の姿かな? 子どものことも、お互い十分に納得してからだったしね。結婚に必要な覚悟とスタンスを、舞衣子と晴海さんの姿から学ばせてもらったような気がします。
    「年の差でもいい」ではなく、「年の差だからいい」でもなく、「舞衣子と晴海」だったからよかった「年の差婚」 声に出したり、文字に残したりしながら、気持ちを伝えていきたいと、改めて思わせてくれる作品でした。

    • 11
  5. 評価:4.000 4.0

    こんなにうまくいく?!

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     酔い潰れて、介抱されて、そのまま朝を迎えて、ご飯作ってもらって、残業手伝ってもらって、彼が終電間に合わなそうになって〜からの同居?(立場変われば、同棲とも云う) 28歳オツカレ女子、急にそんなにうまくいく?と思わないわけではもありませんが、夏木クンが「運命の人」だったとしたら、許されるのかな? 多少ご都合主義なところは、夏木クンのはるかに対する22歳とは思えない神対応が心地よいので、目をつぶることにします。
     あれほど結婚にこだわっていたはるかが、実際に結婚したのは32歳。そこには、結婚の意味を理解し、自分の夢も夏木クンの夢も大事にできる、本当の意味で自立した女性がいました。結婚って、何歳までにではなく、いつ誰とするかが大事なんだなと、改めて思わせてくれた秀作です。取り急ぎ、読んでみませんか?

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    お弁当は好きじゃないけれど…

     冷えてるし、寄っちゃうし、味が変わっちゃうし…で、正直、お弁当は、作るのも食べるのも、あまり好きではありません。でも、このお話を読んでいると、お弁当も悪くないなあと思ってしまいます。お料理が決して得意とは言えないハルが、一生懸命メニューを考える姿も応援したくなるし…。他の料理男子モノと違い、レシピに重きを置いていないので、その分ストーリーがじんわり沁みてきます。
     ところで、このお話は青年漫画ジャンルですが、青年漫画と女性漫画の違いって何なのでしょう。蒼クンのように登場人物のジェンダーレス化が進んでいますが、漫画のジャンルもジェンダーレスの波がきているんですね。女性ジャンルかと思うような優しいお話です。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    奥手カップルの可愛い恋物語…多分

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     料理が全くできない渚30歳と4つ下の料理男子矢野くんとの、かわいいかわいい恋物語です。とはいえ、恋人らしいシーンは最終6話以外皆無に等しく、ひたすら渚が矢野くんに罵倒されまくります…?
     でも、それは愛があるからこそで、渚の一言一言に、実は微妙に反応している矢野くんの表情を見分けるのは、結構楽しい作業かも? 切れ長クール系の矢野くんのキュン顔、悪くありませんよ。
     女性漫画ジャンルですが、内容は少女漫画といってもよいかもです。興味があるけれど、6話分課金?の方は、2、5、6話だけでも何とかなるかも…。バナナや大根の入ったカレーに関心のある方はぜひどうぞ。

    • 3
  8. 評価:4.000 4.0

    家元発王道ラブストーリー

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     蜜を求めてひらひら、蝶のように花から花へ、女性から女性へ渡り歩いていた佳月が、純恋というたった一つの花を得て、道を開き、道を極めていく物語です。
     蜜樹先生の画は、時代物や異世界物などで特に魅力を発揮しますが、こちらの作品も日本舞踊宗家という特殊な世界を描いているが故に、一層絵の美しさが引き立ちます。
     佳月の婚約者問題、親からの反対、弟との確執などちょっと泥沼ですが、28話分なので、あまり深みに嵌らずにすみます。最後の終わり方が、ややご都合主義なところがありますが、ハッピーエンドに収めるためには仕方がなかったのかな?

    • 0
  9. 評価:4.000 4.0

    TVドラマから入りました!

     窪田正孝さん主演のドラマ「ラジエーションハウス」の大ファンです。正直、原作の方には全く興味がなかったのですが、大量無料配信にのっかって読み始めました。先にTVドラマから入ってしまったので、窪田正孝さん?本田翼さん?って思わない訳ではありません。けれども、医療関係の表記はTVドラマ以上に専門的(っぽく)かつ、人物の心理描写も繊細で、読めば読むほどハマっていきそうな予感がします。この原作にして、あのドラマありだったのですね。この先、エンケンさんや広瀬アリスちゃんの顔を思い浮かべながら、さらに楽しく読み進めていきたいと思っています。

    • 1
  10. 評価:4.000 4.0

    こんな幼なじみ、欲しかった…

     年上、年下、同級生。とにかく、こんなピュアな恋ができる幼なじみ、欲しかったなぁ〜と、女の子なら一度は思ったのでは? そんな宝石箱のような短編集です。
     表題作もよいのですが、イチオシは3、4話の「放課後と恋する瞳」 弓道部で活躍する晴香とそれを見守る志帆子との同級生Loveです。応援する事しか出来ないと言った志帆子に対し、晴香の答えは「別に応援なんかしてもらわなくても」でした。ショックを受けた志帆子は…。ベタです。ベタな内容ですが、もどかしい二人の関係が、青春なのです。
     4話とも誠実系イケメンの赤面照れ顔を拝むことができます。胸キュン間違いなしのオムニバス、お勧めです。

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