5.0
雨降って地固まり、一難去ってまた一難
ベストエンドで暗殺、ノーマルエンドで毒殺、バッドエンドで刺殺…どう転んでも破滅ルート真っしぐら、これが「ヒロイン」フェリシアの運命でした。となりゃ、全力で回避するしかない!ってことで、彼女の孤軍奮闘が始まります。
なぜ、孤軍奮闘かというと、グランカルストの第二王女ながら、側室腹の彼女には、味方が全くいない。腹違いの兄弟たちからは、嫌がらせをされるだけではなく、毒まで盛られる始末。それでも、逞しく生き抜き、「毒」を制するようになったフェリシアは、ヒロインとして推せる輝きをもっています。兄王アイゼンは、実は彼女を守るツンデレシスコンだったという裏事情も、後々分かってくるしね。
一方、ヒーローウィリアムは、これまた稀に見る腹黒鬼畜言いたい放題王太子。「私は今 馬と話しているのかな それとも鹿かな」等々、ウィリアム名言集を作りたいくらい。そんな彼が、フェリシアだけには無類のヤンデレぶりを発揮するので、その秘密を知るべく、読者は物語の世界に、ぐいぐい引き込まれていきます。
ストーリーは、雨降って地固まり、一難去ってまた一難の連続。せっかく結婚まで漕ぎつけたのに、側室志望が名乗りをあげるなど、なかなか平穏無事にとはいかない模様。でも、フェリシア一択の腹黒ヤンデレウィリアムに任せておけば、まず大丈夫でしょう。全ての破滅フラグをへし折って、1日も早く、正真正銘のハッピーエンドを迎えることを期待しています。
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異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います