Mayayaさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全338件
  1. 評価:4.000 4.0

    ソフトなほうの「光差す世界で君と」です

     早瀬黒絵先生の原作で、作画先生を替えての競作となっているようですが、そのうちの一編です。どちらも「ヒロイン」リュシエンヌへの暴力的行為が、なかなかハードな内容となっており、本作のほうがやや表現がソフト。悪役リュシエンヌの雰囲気がほんわかしているので、儚い感じが際立ち、ヒーロールフェーヴルが彼女にのめり込んでいく過程に納得です。
     この手の作品にしては珍しく、ヒーローが「悪役」ポジ…決して正義の味方という感じではありません。気まぐれルフェーヴルの言動は、ふざけてんのか真面目なのか、斜に構えてんのか本気なのか…つかみどころのなさが彼の魅力の一つで、早くも隠しキャラとして本領を発揮しています。リュシーは闇堕ちすることなく「ヒロイン」としての道を歩み続けられるのか、そして、ルルの「野望」は叶えられるのか、その結末はもう少し先のことになりそう…
     ところで、あらすじに「年の差・偏愛ファンタジー」とありますが、ルルとリュシーの年の差って、一体いくつなんでしょうね?(笑)

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    明治版源氏物語「若紫〜葵」

    「過去に同タイトルの作品を購入頂いたお客様でも、本作品の閲覧には再度購入が必要となりますのでご注意ください」って、こんなん間違って重複購入する人なんているの?って、いつも思っていました…はい、自分でした…記憶力は変わっても、好みって、あまり変わらないものなんですね…(涙)
     とっても可愛らしい小編です。ヒロイン愛里視点で描かれているため、もちろんタイトルにある「初恋」も愛里のものなのですが…おっと、これ以上はネタバレになる!
     モチーフは、「源氏物語」の「若紫」から「葵」あたりでしょうか。アイリスの咲き誇る庭で出会った女の子に「愛里」と名付けて、大切に育てる…幼い紫の上を引き取って、理想の女性に育て上げた光源氏のようですよね、公芳さん?
     光源氏は、養父から夫となる過程を間違えたけれど、公芳は…?ほんのちょっとの課金で、「その後」が分かります。オススメです。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    影武者、目立っとるなあ…(笑)

     転生ものが流行る理由…つまりは、ゲーム的発想からきているんだろうな、プレーヤーの選択次第で、攻略対象が変わったり、結末が変わったり…その中で、主人公に自我があったら、どう感じているだろうかって話。でも、ゲーム内の主人公、自我があったら苦痛だろうね。プレーヤーが選択を失敗する度に、自分は「死」ななきゃならないんだから。そのくせ、リセットやら何やらで、何度も勝手に復活させられる。プレーヤー自身が、ゲーム内で苦労してみろって。
     そう考えると、この「冷徹騎士の執着」の物語も納得できる。ヒロインはアナスタシア?いやいや「ミランダ」でしょ。一見モブの無理ゲーっぽい設定から、どのルートでハピエンにもっていくのか…原作&2回目は見事に玉砕、では、三度目は?
     皇女の影武者として必要な教養は全て身に付けている+全体を俯瞰する余裕があるというアドバンテージを引っ提げて、見事三度目の正直となるのか、それとも二度あることは三度あるなのか、ミランダの選択が楽しみです。ローウェンルート?アルアルート?はたまたシャナルート?ミランダはシャナ推しだけれど、この皇子、隠れキャラだけにそのまま受け取ってよいのか…判断に迷います。
     ところで影武者って、あくまで「影」なんだよね?ミランダ、こんなに目立っちゃってるけど、設定上これでよいのかしらん???(笑)

    • 3
  4. 評価:4.000 4.0

    鈴菜よ、ここからだ!

     婚約中だったのに、婚約を解消する前に他の女と付き合った疋田は、確かに不誠実極まりない三流男。でも、入院中に自己を見つめ直した鈴菜の結婚観も如何なものか。
    「誰にも助けを求められなくなった大人の自分が 唯一頼っていい関係」が夫婦…「頼っていい」には賛同できるけれど、「唯一」!?それは、重すぎる。その割に「恋人としてちゃんと愛せていなかった」「不満を話さなかった」「自分を守っていただけ」では、「唯一頼っていい関係」の覚悟が本当にあったのか、甚だ疑問。鈴菜も疋田くんも、二人とも、結婚しなくてよかったよ。結婚に対する鈴菜の不安定さは、自身の両親の離婚が、少しは影響しているのかな。
     だからこそ、次の恋愛の機会には、この「回り道」を生かしてほしい。幸い、愛してくれる人の準備は、20年前からできている模様。イケメンハイスペックという能書きに絆されることなく、北斗自身の「今」と向き合って、もう一度「結婚という関係を築くことの意味」を考えてほしい。鈴菜よ、ここからのリセット&リスタートだぞ、きっと!

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  5. 評価:4.000 4.0

    イヴェッタの生き直し物語

    「神の切り花」とも呼ばれ、その祈りによって、様々な恵みをもたらす力を秘めたヒロインイヴェッタ。ある種の「天才」は、自分の興味あるものに集中すると、他のものはどうでもよくなる「孤高の人」にもなり易い。断罪イベントで、イヴェッタが孤立したのは、多分そういう理由。色ボケバカ王子ウィリアムはもとより、その浮気?相手マリエラにも「魅了の力」なんぞなさそうなのに、誰もイヴェッタの味方をしなかったのは、わざわざ王子に刃向かってまで、彼女の味方をするほどの友人がいなかったのだろう。
    「王子の婚約者」という軛から解き放たれたことによって、彼女の本当の人生、本当の人脈づくりが始まるのだと思う。これまで「人生は茶番劇」「生きることはお芝居をすること」と感じて生きてきたイヴェッタが、新しい土地、人々との新たな出会いによって、どのように変わっていくのか、とても楽しみである。
     ウィリアムとマリエラへのざまぁ?そんなもん、イヴェッタがルイーダ国を離れた時点で、自動的に始まっている。だって、スピアの領地以外は、もう使い物にならないだろうから…(笑)

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  6. 評価:4.000 4.0

    道を踏み外したのはクズ伯爵でした

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     記憶を失ったアニエスと、幼い頃に約束を交わした「婚約者」を探し続けるギルべアドと…義家族の陰謀で、偶然「結婚」することになった二人ですが、彼らの関係については、初っ端からかなり匂わせられている感じ。使用人にさえ虐げられてきた眠り姫ならぬ忘れ姫アニエスの、逆転シンデレラストーリーです。
     綺麗な絵柄とは裏腹に、怪我をする(させられる)登場人物が多く、ちょっと「痛い」印象。カーラお嬢様もイタいクズ令嬢でしたが、それ以上にラスボス?クズ伯爵の残虐非道さは、目を覆いたくなるほど…それでも読み続けられたのは、ひとえにギルベアドの深い愛と、それに伴うアニエスの急成長が魅力的だったからかもしれません。全36話という量感も、丁度よかった。
     ところで、ギルベアドって日本人には馴染みが薄い響きだけど、英語的には「ギルバード」なのかしらん?どうでもよい話ですが…(笑)

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  7. 評価:4.000 4.0

    最強の二人(笑)

     最強の大魔法士レオナードと最強メンタルの持ち主コーデリアが、タッグを組んだら…最強の夫婦漫才コンビが出来上がりました。この二人、あーいえば、こーいうで、お互い一歩も引かない。さすが人間関係がギスギスしている家門内で、生き抜いてきただけのことはあります。
     それにしても、赤毛でソバカスいっぱいのヒーローなんて珍しいわ〜と思っていたのに、レオナード、途中で本来の自分の姿に…。うん、やっぱりヒーローは、黒髪やブロンドのほうがしっくりくるわなぁ。(意見には個人差があります)
    「神聖な家門」といいつつ、コーデリアの実家バスケスも、嫁ぎ先のエイブラムスも、そしてレオナードのアティレイも、み〜んなトラブルが絶えないクズ家門。それでも、心折れずに頑張ってきたコーデリアには、拍手を送りたいと思います。彼女、周囲の認識以上に高度な魔法の力を秘めているみたいだし…
     さて、レオナードは自分の「本当の体」を取り戻すことができるのか、赤毛のクレイグの「精神」は、今何処…?衝撃的なタイトルにこう続けましょう〜「夫が死んでくれて、助かったと思ったのに、俺様魔法士にこき使われています、もしかして恋も?」ってか?(笑)

    • 3
  8. 評価:4.000 4.0

    悪女の「定義」についての考察

    「悪女」を調べてみると、①心のよくない女 毒婦 ②みにくい女 醜女 と記されていることが多い。漫画の世界では、ほとんど①の意味で使われているように思う。
     では、本作での「悪女」とは…?当然、悪役令嬢「シャティ」が悪女スタートであるが、これはあくまで原作視点、シャティに対抗する勢力視点で考えた場合。シャティからすれば、自分の家門を守るために、いろいろ対策を練り、ライバルを凌ぐことのどこが悪いのかということになる。
     物語はあくまでシャティ視点なので、読者の視点もまた然り。彼女の邪魔をしようとする皇后やもう一人の皇后候補アイリーンの悪く見えること、悪く見えること…。シャティと読者からすれば、紛れもなくこの二人の存在は「悪女」と定義されるはず。
     一方、皇后とアイリーンからすれば、目的達成の障壁となっているシャティの役どころは、まさしく「悪女」。仮に、自分たちが犯罪に手を染めていたとしても、「シャティ憎し」の立場は変わらないだろう。多くの場面で人は、自分の行動を正当化することが得意である。
     歴史が物語っているように、勝った方、生き残った方が「正義」として伝えられる。では、ヒーローレオフリドの選択は?彼の中での「悪女の定義」がどのように変化していくのか、実は、それこそがこの作品の主題であるような気がする。

    • 3
  9. 評価:4.000 4.0

    「皇子妃にだけ」に夢を託して

     ヒロインが、公爵家の生まれでありながら不遇な対応を受けている、足に障がいがある…う〜ん、どこかで読んだ設定…あ、「生贄の皇女様」だ!そりゃそうか、作者様、同じだもんね。
     ヒーローが、高貴な身分でありながら、十分な教育、待遇を受けていない…これは「狂犬な彼を貴公子に変えてみせます!」と、ちょっと似ている。残念ながら、今休載となっているけれど…。これだけいろいろな作品が出版されていると、どうしても既視感があるのは、多分仕方のないこと。
    「呪い」のせいで、人間扱いされていなかった第一皇子セザールに、真心で接し、「人間」としての尊厳を取り戻させたヒロインイレネア。セザールにとって、彼女は唯一無二の人。そんな二人の間に、今更クルクル縦ロール女のジョヴィネッタや皇宮の思惑の入り込む余地なんぞ、あろうはずもありません。にも関わらず、イレネアがセザールを信じきれないのは、育ってきた境遇に由来する自己肯定感の低さゆえ。二人の愛の強さが、試されるときです。
     キャラクターの顔が馬面気味に感じてしまいますが、多分それは、作者さんの画風。ここでは「皇子妃にだけ」という王道のワードに希望を託して、完結まで盛り上がり続けることを祈りたいと思います。

    • 8
  10. 評価:4.000 4.0

    溺愛もの<バディもの…かな?(笑)

     謎解き中華後宮ファンタジーとあるけれど、ファンタジーというよりはミステリー?そこに「冒険」の二文字を加えて、謎解き冒険中華後宮ミステリーとしておきましょう。それほどにヒロイン翠蘭、お転婆です。男装なんぞしなくても、十分オトコマエですわ…
     従って、皇帝義宗の興味をひいてはいるものの、世継ぎを産む「妃嬪」としての興味ではない雰囲気。義宗も見た目ほど穏やかでもたおやかでもなく、結構腹黒です。今のところ、溺愛とか寵愛とか、そっち方面に発展するとは、全然思えないのですが(翠蘭があまりにも山猿すぎてー笑)、何があるか分からないから、ちょっとは期待しておこう。
     でも、中華モノ皇帝にありがちな奥さん山ほどいます問題。情報が正しければ、義宗だって1+4+18人以上?皇子はまだいないものの、公主は何人か?こりゃ、ガチの恋愛はめんどくさい。結局いろいろ起きている事件だって、皇帝の寵愛を巡っての後宮内の駆け引きが、その一端。
     翠蘭が男装する必要性はあまり感じないし、男女逆転!?というほどには、逆転しているわけでもなさそうだし、無理に色っぽい関係にならずとも、このまま皇帝&男装妃バディものでよいんぢゃないかい?(笑)

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