Mayayaさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全418件
  1. 評価:4.000 4.0

    ん?今度は女子のほうが…

     時は大正、主人公は目が見えない…はて、どこかで読んだような…ただ、こちらはヒロインのほうが、視力を失っているパターン。今でこそ、弱視の子に対するサポートはいろいろ工夫されているけれど、大正じゃあねぇ…。それに、障害をもって生まれた子を「隠す」風潮も確かにあったようだから、叔父一家の仕打ちはそれほど珍しくはないかもです。
     他は、契約格差婚、ヒロイン薫を蔑む叔父一家、ヒーロー蓮条を狙う腹黒従姉妹等々、かなり類型的。頼みの綱は「香り」と薫の類稀なる「嗅覚」でしょうか?ここでしっかり差別化を図らないと、他作品の中に埋没してしまいそうです。
     多少自己肯定感は低めなものの、芯がしっかりしていて、誠意ある行動で相手の懐に飛び込んでいくヒロイン薫。日本人形のような美しさも相まって、早くもヒーロー白川蓮条の心を鷲掴み?この政略婚と「女泣かせ」の真相が明らかになるにつれ、二人の関係も深まっていくんだろうなぁ。画の美しさだけでも、星4以上の価値はありそうな本作です。

    • 3
  2. 評価:4.000 4.0

    神様の宿題

    「転生して人類を滅ぼすべきか決めてきてほしいんだ」…これはまた、えらく大変そうな神様からの宿題。可愛らしい絵柄に騙されること勿れ、小松左京氏の短編「宇宙人の宿題」を彷彿とさせる、ユーモアと皮肉を程よく混ぜ込んだ異世界グレーゾーンファンタジーです。
     ガシェ王国オスフェ公爵家の第三子ネフェルティマに転生したヒロイン、神様との約束を果たすべく、全ての生き物(人間以外)を仲間にして、「バランスのとれた」世界を再構築しようと奔走します。その名もシアナ計画…初めは、自分のもふもふなでなで趣味を満足させることが出発点だったのに、やがて多くの種族や国、組織を巻き込んだ事案に発展していくものだから、もうこれはえらいこっちゃ!と同時に、多くの生と死を目の当たりにすることとなり、理想と現実の違いを突き付けられます。これ、幼女の体に精神が引っ張られているとはいえ、中身が27歳だから耐えられていると思うよ。
     本作は、秋津みどり(ネマ)がぶっ飛ばされたアスディロンという異世界が舞台だけれど、現在の「地球」にも置き換えて考えられそう。さて、宇宙人の宿題ならぬ神様の宿題、ネマの選ぶ答えは…?

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    魔力の相性より心の相性でしょ!

     ヒロインリシェルが、心優しくて、純粋で、相手に寄り添うことができて…というキャラ設定なのは、まあ納得。でも、絆され易く、騙され易いのはどうよ⤵️という気がしないでもありません。
     こういう物語の主人公たちって、大抵が皇族・王族・高位貴族関係者ってケースが多く、それなりに無双。でも、本作のヒロインリシェルは子爵令嬢で、ヒーロールシアンも辺境伯令息…う〜ん、中間管理職的な?そのため、敵対する相手は同等かそれ以上で、なかなかスッキリ収まらないところが、何とも嘆かわしい。リシェル、人を信じることは大切だけれど、ヒロインならば、もっと賢く立ち回っておくれでないかい?
     それでも、聖女的希少魔力の持ち主らしいリシェルと、王太子の懐刀で膨大な魔力持ちのルシアンは、魔力の相性も良さそうだし、心の相性も良さそう。当て馬さんたちにはさっさと諦めてもらって、二人のおとぼけバカップルぶりを、もっと堪能させてほしいと思います。
     ところで、「悪役公爵令嬢」アデリア様、「たかが」辺境伯令息のルシアンよりも、もっと大きな獲物、例えば王太子くんなんかをターゲットにするつもりはございませんかぁ?(笑)

    • 1
  4. 評価:4.000 4.0

    がんばれ、エレノア(笑)

     ヒロインエレノアが生まれたのは、ヒーローシルヴィスが20、21歳のとき。いくら和平のためとはいえ、そんな妙齢の皇太子を独身のまま放置しておく?!シルヴィスのアダルべラスのほうが戦勝国なんだから、無理にオルラーフに義理立てする必要は、全くないはず。先代までのように「年齢に見合う縁組が難しい」ってことで、次代に先送りしてもよかったし、とりあえずシルヴィスに測妃を迎えるなど、保険をかけておいてもよかったのでは…と思ってしまいます。ま、そんなことになっていたら、この面白い物語が始まらないので、結果オーライとしましょう。
     普通なら「盟約により無理矢理政略結婚させられた悲劇の王女」という構図なのですが、イケオジに憧れるエレノアにとって、この話は渡りに船。白い結婚を提案されても挫けず、シルヴィスを攻略しようとするそのポジティブさに脱帽です。一方、シルヴィスには何か思惑があるよう…ただ、年の差だけでエレノアを遠ざけようとしているわけではなさそうです。
     エレノアは、見事シルヴィスを攻略することができるのか、そして、アダルべラスの王位継承問題は…?国境を越えたこのお家騒動から目が離せません。願わくば、もっと読み易い話読みも配信されますように…

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  5. 評価:4.000 4.0

    雲外蒼天!

     いじめっ子から逃げるために転校したら、転校先にもっと酷いいじめっ子がいた…という話は、いじめっ子あるある。つまり「逃避」は、「救い」になり得るが、「状態悪化」の危険性も秘める諸刃の剣。環境を整えるとともに、本人の対いじめっ子スキルを磨くことも、同時進行で必要だろう。そのためには、ある程度時間をかけて相談者本人の性格、能力、適性等を見極め、適切に導いていかなければならない。そう、相談者自身が自己決定して、その選択をしたと確信できるように…
     その意味で金賀正義氏、確かにNo. 1キャリコンかもしれないが、表面的なデータだけを見ての短絡的なマッチング、その後の追跡調査をした場合、本当にNo. 1といえるのだろうか。まあ、会社的には数字さえ残ればいいのだろうし、客寄せパンダとしての役割は十分果たしているから、不都合ではないのだろう。
     対するヒーロー?野良仁は、このコンサル会社の最後の砦。そして、諦めずに彼に辿り着いた者は、満足度の高い転職が実現できる可能性大。「雲外蒼天」…野良仁が演出するスカッとを、これから大いに期待したい。

    • 2
  6. 評価:4.000 4.0

    タグがホラー!?売り方がホラー

     タグにホラー?森野眠子先生の画でホラー!ということで覗いてみましたが、どこがホラー?強いて言えば価格がホラー!!まあ、単行本的には適正価格ですが、いきなり1冊分に課金する勇気はなかなか…やっぱり、ひと息つきながら読める話読みや巻読み、欲しいよね。
     現代日本女性が転生しちゃった4歳のリディア、上下水道、温水シャワー、水洗トイレ、ガス、電気、インターネットetc…インフラが整備されている世界から「井戸」の世界に飛ばされちゃったら、そりゃ不便に思うわ。そんな彼女が、前世の知識と異世界の魔法の力を融合させて、「住みよい」世界を目指します。
     リディアを含め、シュタイン家は互いを思いやる、とっても仲の良い家族。ここのどこにホラーの要素が入り込む余地があるのでしょう…それは、もう少し読み進めてからのお楽しみ…ってことかな?(笑)

    • 1
  7. 評価:4.000 4.0

    これぞ全年齢版後宮物語(笑)

     後宮物語ってくると、帝の寵を争って妃たちが泥試合…って体ですが、本作は少女漫画ジャンルのためか、いろいろとソフト。まさに全年齢版適用のドロドロし過ぎない後宮物語です。
     まず、共寝をしただけでヒロイン翠鈴ご懐妊!龍神サマの繁殖力、どんだけ凄いんだ?それに、翠鈴は100番目の妃だけれど、他の妃たちと仲良くなるのが早いこと早いこと…実質ライバルが、一の妃の華夢妃だけって、こんな美味しい話、少女漫画でもなければそうそう転がっちゃあいない。おまけに、ヒロインだけが龍神皇帝劉弦の唯一の妃って…うん、翠鈴無双!(笑)宿命の妃の証でもある「翡翠の手」の持ち主が翠鈴であることは、早々にネタバレしているし、99人の妃が束になってかかっても、翠鈴一人に敵わないことは、火を見るより明らかです。
     ところで、劉弦サマってバリバリの龍神様だよね?その割には、人間たちを制し切れていないっていうか、腹黒い輩をのさばらせているっていうか…さて、どのようにして翠鈴を守っていくのでしょう。少女漫画風平和的解決を期待しています!

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  8. 評価:4.000 4.0

    ドアマット主婦の覚醒

     世の中には、これでどうして夫婦を続けられるんだろう???と思われるケースに、時々出くわします。ヒロインユーリもそのパターン。モラハラ?家事ハラ?まったく躾されずに育った三歳児以下レベルの旦那の言うがまま、日々尽くし続け、挙げ句の果てに旦那の彼女の子どもの面倒まで見させられる…画がファンシーだから、まだ客観視できるけれど、これでもう少し画がリアルだったら、いたたまれないよ。
     だからこそ、異世界に転移してユーリが自分の価値に気付いていく過程は、溜飲が下がります。所変われば品変わる?現世界では「主婦のくせに」と軽んじられていたユーリの快適生活維持力が、異世界では驚きと感謝をもって受け入れられる…そうだ!生活の質を維持・向上させるって、日々の努力と工夫が不可欠なんだぞ。そんな当たり前のことを、異世界の人々に気付かされるとは、嬉しいような、悔しいような…
     さて、自分の価値に気づき始めたユーリですが、元の世界に戻って、無事ク◯旦那と離婚することができるのでしょうか。書類上のことなんて、もうどうでもいいような気もするのですが、それでもク◯旦那が心から後悔する場面を見たいと思うのは、自分だけ?(笑)

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  9. 評価:4.000 4.0

    ガートルード無双!

     な〜んで皇后もいる現皇帝の側室として、ガートルードが輿入れしなければならないんだろ?実際に病に苦しむ皇子ヴォルフラムの婚約者候補のほうが、年齢的にもまだ現実的でしょう。あ、後々条件の良い嫁を迎え入れるためには、戸籍を手付かずにしておきたかった?!などなど、多少力技の設定もありますが、総じてこのお話、面白いです。
     何てったって、ヒロインガートルードが無双過ぎる。前世の勤勉日本人としての真面目さ、賢さ、忍耐強さに加え、今世では破邪の力?(わがまま)女神シルヴァーナの加護?もふもふ「北の王」レシェフモートの服従?その他、騎士団長フォルトナーの忠誠やヴォルフラムの懐きっぷり等、人外も人内?も手玉にとっている状態…彼女がソベリオン帝国で、更に無双(含むー三食昼寝付きの食っちゃ寝ライフ)する展開がとても楽しみです。
     それにしても、わがまま第四王女フローラちゃん…彼女がヒロインポジだったら、政略結婚の圧力に屈せず、真実の愛を貫いたって視点で、描いてもらえたのかな?視点が変われば、役どころも変わる…ああ、ヒロインの定義って、本当に難しい💦

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  10. 評価:4.000 4.0

    転生ヒロインなのに…

     普通転生ヒロインって、前世の教訓を生かしたり、原作の知識を駆使したりしながら、今世では無双することが多いよね。でもヒロインアンナは、前世の星野メイ時代も不遇だった記憶に捉われがちだからか、自己肯定感がかなり低め。自分の運命を切り拓いていく力には、今一つ欠けるようです。
     本作の悪役一家は、双子の姉エマを筆頭に、両親ともほんっと見苦しいくらい悪役。エマのアンナへの憎悪は、病的を越えて既に犯罪のレベル。それに気付かないというか、助長している親もどうかしていて、むしろアンナが、ここまで生き永らえてきたことのほうが奇跡です。この一家、何かワケあり?
     相当酷い扱いを受けているアンナだけれど、ヒーロールカをはじめとするグレンフェル家の面々や国王が、味方についてくれるのは、一筋の希望だよね。
     どうして悪の震源地は、腹黒エマだってみんな気付かないんだろうって、不思議不思議。でも、その分逆断罪イベントが面白くなるのだろうから、ここは我慢我慢…。あらすじにある「虐げられた妹が『真の主役』に覚醒する、運命逆転ストーリー!」…アンナよ、そろそろその片鱗を見せておくれでないかい?(笑)

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