Mayayaさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全323件
  1. 評価:4.000 4.0

    見捨ててくれてありがとう!だよね?(笑)

     軍服姿も凛々しいヒーローのローレンス、美しいドレス姿のヒロインリリアーヌ、その左手薬指に光る大きな石が嵌め込まれた指輪、そして、お互いを見つめ合う二人の熱い視線…プロローグでのネタバレありがとう♡おかげでこのお話は、安心して読めるタイプの作品であることが分かります。だから、伯爵家でのリリアーヌへの酷い扱いも、我慢してやり過ごすことができました。
     ある意味、マザコンもどきボクちゃん伯爵マテオに、イヴォンヌがいてくれてよかった。貴族の義務とやらで、後継ぎを産むことを強要されてたら、それこそ後が面倒くさい。だから、伯爵様、見捨ててくれてありがとうって言っておけばいいんです、リリアーヌは(笑)
     この先気になるのは、色ボケ年の差馬鹿ップルに相応の報いがあるかということと、リリアーヌが後腐れなくマテオと離縁できるかということ。紆余曲折はありそうだけど、多分ローレンス様が上手くやってくれるはず!冒頭のシーンのような、幸せそうな二人に早く会いたいです。

    • 4
  2. 評価:4.000 4.0

    求む!弱肉強食下剋上物語

     序盤からいきなり胸悪展開、ヒーローがなす術もなく痛めつけられているのは、正直気分のよいものではない。それが、どう見ても理不尽である場合は、余計ムカッ腹が立ってくる。
     少なくても、この物語の世界観は、弱者に優しいものではない。カハールが蒼炎の翼のギルド長という時点で、こんな小物でも長になることを認める三流の実力主義社会であることが窺える。だからこそ、トーリのように運に恵まれ、「大賢者」に成り上がることも可能なのだろうけれど。
     では、たまたま兄ネイルからお守り代わりの魔石のペンダントを譲り受け、「ヒゲの本」を開くことができたトーリは、運が良かっただけなのだろうか。周囲の冒険者にはなくてトーリにあるもの、それは「家族を守りたい」「生き抜きたい」という強い信念。その思いに「ヒゲの本」が応えたように思う。なぜなら、本が求めているのは「強い冒険者」家族みんなで幸せになりたいというリアムの思いは、他のどの冒険者よりも純粋で、強いものであろうから。
     とはいえ、よもやここから100近くの魔石を集める展開!?どうか物語途中で、挫折しませんように…

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    年上の女房は金の草鞋を履いてでも…だけど

    「運命の番」物語は、漫画として嫌いじゃないけれど、それにしても、はた迷惑なシステム。まあ、半強制的に惹かれるのだから、お互い容姿・性格・能力・家柄格差はどうでもよいとして、相手に配偶者がいたら、どうするんだろ?…って疑問にも、しっかり対策が練られておりました。
     そうよね、アルシャミアのように、男運が悪けりゃいいのよね。これも、「運命の番」システムの発動結果?お陰様で、運命の番として運命に定められた運命の二人が、ようやくニアミス。多分これは、ルシリウスが、18歳を迎える必要があったのでしょう。
     とは言っても、アルシャミアは、既に24歳、ん?6歳差、これは、王国的にセーフ?もっと歳の差、20歳とか30歳とか?あった場合は、どうするんだろう。いくら年上の女房は金の草鞋を履いてでも…とは言っても、限度があるでしょうよ。おまけに、教師と生徒?こりゃ、禁断の匂いしかしてこない…(笑)
     祝福を与えてくださるはずの女神様、この顛末、一体どうしてくれるんですかぁ!?

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    大人の大人による、大人の食べ物のお話

     毎回、非常に魅力的なお土産品や差し入れ品とともに、大人な男女の大人な進展を描いていく、大人の食べ物の物語。編集者の英恵と売れっ子作家兼松文太郎との、何とも不思議な空気感のお話です。そこに「美味しゅうモノ」が、いい感じにぶっ込まれきて、存在感を示すものだから、ついつい検索を始めてしまう現代人の単純さ。兼松はるこ先生の術中に、完全にハマってしまいました(笑)
     英恵と文太郎の「落ち着き先」については、賛否両論があるようですが、事実婚、週末婚、遠距離婚、別居婚、リモート婚、同性婚、偽装婚…何でもありの多様性の時代だから、二人が出したカタチも十分想定の範囲内。家の事情が、仕事の事情が、性別の事情が、年齢の事情が、距離の事情が…なんてことを理由に恋人たちが別れる時代は、既に終わりを迎えつつあるようです。
     仕事で日本中を巡り歩く中年リーマンが、自分の勘を信じて入ったお店で、美味そうにメシを食らうあの有名なTVドラマ…(元は漫画笑)、あんな空気感で、このお話、映像化できないかな。いい感じのショートドラマになりそうです。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    タグはないけど、フルカラー

    「一瞬で治療してたのに役立たずと追放された天才治療師、闇ヒーラーとして楽しく生きる」のスピンオフ?のようです。タグはないけど、綺麗に色がのったフルカラーで、ちょっとアニメっぽいかも…
     ヒーローのゼノス、エルフのリリはもちろんのこと、死霊王カーミラや亜人の三女傑も健在で、フルカラーの世界で大暴れ!(…でもないか…)今回はそこに、人間の女の子ララーナが加わり、大モテのゼノスくん、ますます「治癒」のチート能力発揮しまくりです。
     フルカラーになったことで、女の子たちの個性が際立ち、読み易くなった感あり。ただし、本編モノクロ版と比べて、ゼノスがだいぶ幼い印象になったのは、カラー化の弊害か…歌でも、漫画でも、大抵オリジナル推しの傾向がある自分としては、この作品、線画で読みたかったなと、ちょっと夢見てしまいます。
     それでも、努力型天才治癒師ゼノスの大活躍は、折り込み済み。クレスフォールでの世直し旅?を、お楽しみあれ(笑)

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    余命1年のヒロインの覚悟?(笑)

     転生した結果、ヒロインヴィヴィアン、なっかなかのハードモード。元々が悪役令嬢ポジな上に、婚約者は呪い持ち、そして、自分自身も余命一年…こりゃ、何のための転生だ?
     そんな悲惨な状況にも関わらず、彼女がお気楽モードなのは、一度転生しているから?あわよくば、もう一度リセット…なんてことは考えていないでしょうが、婚約者アスランに宛てた「遺書」でさえ、お芝居の小道具のようで、このヒロイン、なかなか肝が据わっています。
     ヴィヴィアンの暴走で、テンポよくストーリーが進んでいくのはよいとして、婚約者アスランがヴィヴィアンを気にし出す件は、ちょっと唐突。黒獅子姿のときに、助けてもらったことがきっかけだろうけれど、それにしても、溺愛匂わせが早すぎる。アスランさま、逆に何か企みでもあるのでは…?と、疑いたくなります。
     美女と野獣に逆白鳥の湖、そこへ余命1年の花嫁がやってきたライオンキング?いろいろなファンタジー時々コメディーの要素てんこ盛りですが、黒獅子さまの表情が、黒ゴリラに見えるときがあるのは、自分だけ?(笑)

    • 3
  7. 評価:4.000 4.0

    出来損ないは親のほうでしょ💢

     ヒロイン妹ジェニファーは、見事にテンプレ的腹黒だし、バカ兄も日和見使用人たちも、お約束の言動ゴチになりますで、どうしようもない輩だけれど、これ、一番の元凶は、両親の侯爵夫妻でしょっ?💢親の背中を見て、子は育つ…自分たちの基準に合わないチェルシーを、躾と教育いう名の下、虐げることによって、鬱憤を晴らす…そんな毒親の言動を見て育った兄ダミアンと妹ジェニファーが、善良な価値観を身に付けられるとは、到底思えない。彼らも、ある意味被害者だよね。この先、まともな人脈には恵まれそうもない二人に、幸あれってところかな。
     貴族社会の理に縛られたチェルシーなら、反発するなんて夢にも思わなかっただろうけど、キララなら、このくらいへの河童というのは、十分理解できる。こちとら、お受験とかスクールカーストとか毒親とか、現代のもろもろストレスを巧みにかわしながら生きてきた、現役女子高生だからね。キララチェルシーの性格が、メイヴ公爵夫人やバレンティノに受け入れられたのは、これ幸い。これから、因果応報勧善懲悪的スッキリ展開を期待します。
     ところで、本物の「チェルシー」は、今、どこにいるんだろ。ありのままの彼女を受け入れてくれるところで、幸せを感じてくれていれば、いいのにな。

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    三度目の正直?(笑)

     もしも実際に「超能力者」が存在するとして、多分彼らは、その能力を隠しながら生活しているのではないか…いつしか、そんなふうに考えるようになりました。だって、赤いマントに全身青のスーツ、胸に「S」のマークをいただいた、あの何でもできる異星人が、地球ですんごく苦労しているのを見ていたら、スーパーな能力なんて、隠したくなるんじゃないかな?穏やかな日常を送るために…
     だから、本作のヒロインが「無才無能」な生き方を選んだことは、とてもよくわかる。「出る杭は打たれる」から、「能ある鷹は爪を隠す」で、「亀の甲より年の功」的に全体を俯瞰しながら、「鈍感力」でもって世の中を渡っていく…う〜ん、なんて素敵な人生の過ごし方でしょう。
     ただし今世は、「公爵令嬢」という立場が、彼女をただの無才無能ではなく、【 】付きの【無才無能】という運命に!?チートな魔力と立場を有しつつも、平和日本で培った精神性で物事を俯瞰し、天地無双に暗躍?する…三度めの生を生きるヒロインの「活躍」から、目が離せません。

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    ブルースターに込めた想い

    なかなかツッコミどころ満載です。
    まあ、ヒロインが忘れられない誰かを忘れるために、ワンナイトラブに走ったことは、女性漫画だから、ままあるとして…
    宰相の娘で、副騎士団長の妹、何故働いている?貴族じゃなかったの?
    平民も貴族も無礼講の仮面舞踏会?政情が落ち着いているとは言えないのに、余裕こいて大丈夫?
    ワンナイトの後、ヒロイン、どうやってあのドレスを着て、「お城」から帰ってきた?
    妊娠したアイリスを連行した騎士団長の横暴ぶり、平和な世を目指しているレイナードのさせたこと?
    そして、何よりアイリスの父の死の真相…事実を明らかにする機会って、いくらでもあったと思うんだけれど、アイリス、レイナード、何やってんのぉ〜???
    それでも、こんなタイプのお話がそう嫌いじゃないから、ついつい読んでしまいました。レイナードが、庭いっぱいのブルースターの花言葉に託した「幸せ」「信頼」「身を切るような思い」…あ〜あ、「男は黙って…」の時代じゃないけれど、なんて不器用なんでしょう。彼の想いは、アイリスに届くのか…レイナードの奮闘ぶりをご堪能ください。

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  10. 評価:4.000 4.0

    今度は「白魔導師」かーい!

     この手の不遇職業モノを、いろいろ読んでいると、今、目の前にいる主人公が「何設定」なのか、ついつい忘れがちになってしまう。これは、全く個人的な理由で、決して作品のせいではないのだが…。
     本作のヒーローロイドも、赤魔法師?黒魔術師?支援職?あ、白魔導師だった、何する人?って、思い出すの、大変!セルフレジが増え、それぞれ仕様が異なるから、その都度混乱するのと似てるかも…。
     このロイドくん、師匠の指導方針の賜物か、自己肯定感が異様に低い。勇者パーティーでは、勇者及びその周辺がアホで、その価値に気付かず、その後のSランクパーティーでは、いくら褒められ感謝されても、通常運転。控えめなところは日本人好みだけれど、そろそろ自分の価値に気付いてもよい頃だよね。
     ロイド周辺キャラに、クセつよ女子が多いのも、この手の作品によく見られること。ハーレム的にというよりは、読者が「推しキャラ」の選択の幅を広げられるように、というご配慮なのかな?
     ヒーローロイド、確かに無自覚に規格外の大活躍。でも、規格がいろいろだと、ほんっと混乱するので、できれば作品間同士、規格を統一してくんないかなぁ…

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