Mayayaさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全379件
  1. 評価:4.000 4.0

    医学的に整合性がとれるかな?

     捨て子、養子先での不遇な扱い、白血病による余命半年宣告…ヒロイン、どん底からのスタートです。
     けれども、ツッコミどころも多いこの話。これだけ冷遇するなら、実子モニカが生まれた時点でアゼリアとの養子縁組を解消すればよかったし、モニカとマルセルを婚約させたいのなら、アゼリアが養女であることを理由に縁談を断ればよかった。アゼリアを虐げることで、歪んだ満足感を得たかったのかね。にも関わらず、専属侍女を雇えるくらいのお小遣いはあげているという、不思議な矛盾。
     マルセルもマルセルだ。望んで婚約しておきながら、まんまとアゼリア養父母&義妹に騙されてんじゃないよ💢本質を見抜けないダメダメヒーローは、お呼びじゃありません。アゼリア、こんな間抜け男よりも、カイやヨハンのほうが、ずっとよくね?(笑)
     さて、紀元前からその症状が記録に残っている白血病、医学的に発見・命名されたのは19世紀半ばで、20世紀半ばまでは、致死率ほぼ100%という死の病。造血幹細胞移植や分子標的薬の登場、普及は、つい最近のことです。絶望からの大逆転ハートフルストーリーとあるけど、馬車が交通手段というこの時代、アゼリア、本当に大丈夫かな?

    • 4
  2. 評価:4.000 4.0

    征け征け、ジュディス!

     転生ものや憑依ものって、元の体の持ち主の意識?魂?はどうなった?という点が、いつも引っ掛かります。前世の記憶を思い出すという「二重記憶」パターンが一番都合がよさそうで、「別人格」パターンはいろいろ面倒。でも本作は、その面倒な設定での生き直し物語になっているようです。
     好感がもてるのは、オリジナルジュディスと転生者ジュディスが、互いに共感・理解し合っているところ。疲れ果てていたオリジナルジュディスは、自分の魂を休めたかったし、転生者ジュディスは生きたかったし…それぞれが譲歩し合えるベターな地点で、折り合いをつけた形です。
     夢を追って逞しく生きてきた転生者ジュディスだから、生温いマウントとり合戦なんて、屁のカッパでしょう。元々は侯爵家長女、その気になれば、かなりの相手が下位貴族にすぎないはず。そこに、隣国の猫被りポンコツ第二王子コーネリアスの力なんて、本当に必要でしょうか。むしろ彼のほうこそ、ジュディスの知恵と度胸を求めていそうな気がします。
     現代女性が気弱令嬢に転生したら、とんでもない事になった話…どんな「とんでもない事」が待っているのでしょうか。全てはジュディスのお気に召すままかも(笑)

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    現世と前世が、複雑に絡まり合って

     ヒロインが女騎士で、ヒーローと結婚させられそうになっていて…というのは、よく見るパターン。そんな騎士ヒロインの中でも、本作のセルシアは、猪突猛進一本気な気持ちのよいくらいの脳筋女子!(笑)まあ、セルシア本来の性格がそうなのか、前世の刑事根性がそうさせているかは、定かではありませんが。
     一方のヒーローエノックは、刑事時代の「セルシア」の仇敵が転生してきた姿らしい。なるほど、それならばセルシアがエノックに対して「過剰反応」する理由も納得できる。現世ではライバルの家門同士で、前世では追う者と追われる者…うん、これは確かに「婚約者は前世の仇敵」となるわ。
     あれ?でも、ちょっと待って。前世の「セルシア」は事故に遭って、多分命を落としたはず。ならば、前世の「エノック」、なぜここにいる?彼もまた、「セルシア」と同じように命を落とした?う〜ん、謎は深まるばかりです。
     エノックは、本当にセルシアの「仇敵」だったのでしょうか。もしかしたら、見えている以上の関係が、この二人に間にはあったのかもしれません。現世の謎と前世の謎が複雑に絡み合って…この物語の行方、気になります!

    • 2
  4. 評価:4.000 4.0

    The 理不尽!

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     主人公が、何とも理不尽な境遇に追い込まれていて…という作品は数多くあれど、ヒーロー、ヒロインとも生まれながらに理不尽!というケースは、なかなかに珍しい。
    「呪いの魔女」に似た髪色と目?血の繋がった家族からの異様なまでの搾取?そして、本当に呪いの魔女リリスの生まれ替わりだったという事実…え?リーシャナ、何も悪くないじゃん!本人ではどうしようもないところを理由に虐げられるって、ドロナード王国とやらの民度の低さが窺われる。
     ヒーローディセルも、とんだとばっちり。孫子の代まで呪ってやる的な呪いに巻き込まれ、おまけに、呪いの原因になった事実自体が、ああ勘違いって…(汗)末代まで呪える凄い魔力があるのなら、事実を追及したり、回帰したりするほうが、ずっと建設的だったんじゃね?リリス様…
     そして、リーシャナ、ディセルとも兄弟運に、全く恵まれていなかった…ああ、理不尽!こんな理不尽な境遇でも、心折れずに頑張った二人に、大きな拍手を贈りたいと思います。それにしても、理不尽…

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    ステラ以外にも「捨てられたエキストラ」

     権能が発現しなかったために、幼い頃、家族に見捨てられ、暴徒の中に置き去りにされたステラ。幸い優しい養父母に拾われ、平民として充実した日々を送っていたのに、またも皇家の都合で王宮に連れ戻される羽目に…そりゃ、ステラじゃなくても怒りたくなるわ!かくして「逆襲」の始まりです。
     ただ、逆襲とはいっても、あくまで正攻法で、足下を崩していくやり方。決して命を脅かすような、残酷な手の下し方はしていません。一応、家族だもんね。ただし、元々かなり愚かな行動をとる連中なので、ステラが軽く揺さぶりをかけただけで、自ら破滅の道を歩き始めるという体たらく。はっきりいって、勝負になりません。
     むしろメインテーマは、ベルビーチェ帝国版男女雇用機会均等法実現物語…女性の社会進出にあるようです。ステラと関わった女性たちが、情報、教育、文化、そして政治の世界で活躍し、理想の国を築き上げていく…「捨てられたエキストラ」って、実はこの物語に登場する、それまで日の目を見なかった女性たち全員のことを指しているのかも?

    • 6
  6. 評価:4.000 4.0

    「サレ妻」って表現、好きになれん…⤵️

     ヒロインが配偶者または彼氏に裏切られ、身近にいたハイスペ男子から愛されて…という、男を見る目がなかったヒロイン、真実の愛を手に入れる棚ボタ溺愛路線?大島幸也先生作ということで、ヒーローのイケメンレベルには期待大ですが、果たしてこのネタ、既存の作品群を超える独創性をどれだけ発揮できるのか、ちょっと様子見の段階です。
    「サレ妻」…この言い方、全然好きになれませんが、ヒロイン絵里香、本当に一方的に「サレ」なのでしょうか?勿論、結婚していながら浮気をする夫は許すまじです。けれども、夫婦の間に流れる違和感、不安感に気付いていたのに、そのまま放置し続けたのは誰だったのか、イケメン社長にときめく心の奥底にあったものは、一体何だったのか、今一度振り返ってみる必要があるのでは?
     立派に生活していけるだけの仕事をもっていて、世間にも認められる配偶者がいた絵里香を「薄幸」と称してよいのか、正直よく分かりません。でも幸せって、表に見える部分だけでは、決してないはず。ヒーロー大輔氏、絵里香をどう癒していくのか、お手並み拝見です。

    • 1
  7. 評価:4.000 4.0

    人魚姫的悪魔女子奮戦記(時々かぐや)

     自分が愛した男の心臓を貫けば、元の悪魔に戻れるって、まるで人魚姫のような身の上。王子の心を奪う隣国のお姫様役は、ピンク頭の性悪聖女。聖女で子供を身籠れないから、愛人の役に甘んじてる?そんな殊勝な心、持ってるはずないっしょ。まあ、レオナルダにアスタロトが憑依するまでは、確かにピンク頭のほうが優位だったもしれないけれど、この先そうは問屋が卸さない。
     アスタロトに心臓を捧げる人間の男候補は、エンリケである皇帝イェルト、魔法使い大公シャイロ、そして砂漠の国カーンの皇弟メルエム。心臓をぶっ刺してほしいのはヘタレのエンリケだけれど、こんな男、愛せるか?もう無理だって!💢じゃあ、残り二人のうちのどちらか?でも、愛したら心臓を刺すなんて、究極の選択…悪魔女子だから、いけるのか?(笑)
     大願成就の暁には、悪魔に戻れるって、そこんとこは月に還るかぐや姫と一緒。かぐや姫は目標達成のために、かなりクールだった。人魚姫は、あまりにも自己犠牲が過ぎた。それでは、悪魔女子アスタロトは…?彼女の選択から目を離せそうにありません。

    • 1
  8. 評価:4.000 4.0

    推しカップルは、今いずこ…(笑)

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     たまたまかな?それとも最近の流行り?ヒロインが一国のトップに上り詰める話が、増えたような気がする。本作も実はそのタイプ…あれれ〜BLぢゃなかったの?!
     BL要素があると期待して読み始めた読者、ヒロインのエリス同様、完全に期待を裏切られます。「推しカップル」は、エリスの妄想の中だけであって、実際は水と油!?そして、最初こそエドウィンとミハエルと、両方からアプローチらしいものもありましたが、途中からは、こりゃエドウィンかなと…。それどころか、エリスの立ち位置が想像以上に激変して、小説の中に転生したんだか、それさえも異能の為せる業だったのか、境界線が分からなくなってくる始末。
     まあ、エリスの正しい名前が「エリザベス」って時点で、それなりに想像しなくちゃいけなかったんだろうな。推しカップルには執着されなかったけれど、その片割れエドウィンに執着されちゃった、数奇な運命のお姫様…二重三重とどんでん返しが用意されており、荒唐無稽ながらも読者を惹き付けるストーリー展開で、オススメの作品です。

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    じわじわと効いてくる…

     当初、何てふざけた漫画かと思った。歩くだけで骨折?息するだけで生命力低下?おまけに時々、ロボットみたいなタラコ唇⤵️設定もふざけたように複雑怪奇で、ハッピーエンドどころか、まともに完結できるんかーいと、離脱したくなる序盤。
     でも、我慢して?読んでいると、これがクるんですねぇ、じわじわと…。赤毛の吊り目きつね顔ヒロイン、全然可愛くも綺麗にも見えなかったのに、いつの間にか孤高の美人に見えてくる…単純な転生復讐物語かと思いきや、決して理解されなかった「クレア・リノ」の生前の思いが浮き彫りになるにつれ、幾重にも張りめぐされた伏線の存在に気付かされます。
     男性陣も魅力的。ツンデレ弟のエクリプスや冷酷大公のアイザックが、どんどんヒロインクレアに魅了されていく様子は見ていて楽しいし、アイザック似のヴァンに至っては、何てミステリアス!(サラーミ侯爵は、どーでもいいわ)三者三様の「愛し方」が、それぞれクドくて、面倒くさくて、癖になります。
     これほどハッピーエンドが「見えない」作品も珍しい…さて、どうやってこの絶望的状況を、ハッピーエンドに転換させるのでしょうか。ちょっとチカラワザが必要かも!?(笑)

    • 2
  10. 評価:4.000 4.0

    「つむぎ食堂」を、この作品の聖地に!

     お愛想が苦手なしごできヒロインが、世の中甘く見い〜の後輩女子に足元掬われて、旧人類風アホ上司&取引先に煙たがられて、完璧仮面クズ男に裏切られて…と、バイオリズム急降下のとんだ厄年大殺界。フィクションとはいえ、やっぱり頑張っている子が報われないこの冒頭、どうにも理不尽さを感じます。
     よく見てみると、芳乃が感情表現が苦手だとか、お堅くて愛想がないとか、決してそうは思えません。軽い気持ちで体の関係をもたないことは、全然おかしくないし、仕事に対しても真摯に取り組むし、「つむぎ食堂」では、とてもよい表情でご飯を食べているし…たまたま周囲に困ったちゃんが多いだけの話、運悪く。人間関係の駆け引きなんざ、これから慣れていけばいい。そうこうするうちに、小野某のような中身のない男の見分け方も、きっと分かってくるはず。それに、野宮くんや佐久間伊吹氏のようなまともな人間には、芳乃のよさは十分に伝わっています。
     今後は、色ボケおじさんたちは失脚して、いただき女子星野はあれこれ画策するも全て失敗して…という流れが目に浮かぶのですが、そこに「つむぎ食堂」は、どのくらい関わってくるのでしょう。伊吹の身バレが早いと「出会った場所」ってだけになるかも…。切り口が面白いので、ぜひ「つむぎ食堂」が大活躍する展開を期待します。

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