Mayayaさんの投稿一覧

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11 - 20件目/全184件
  1. 評価:3.000 3.0

    クセつよ人物が、途切れなく…⤵️

     エラとオスカーの悲しむべき1周目の生…現代なら「ちゃんと話をすればよかったのに、ありえないケース!」と、一刀両断されるところでしょう。けれども、自己肯定感の育つ余地のなかった二人の生育歴、そして、政略結婚という背景を考えると、何ら不思議でもないこと。その上、悪意をもって、二人に有る事無い事を吹き込んだ、侍女長スカラーの存在。同じ男爵令嬢なのに、辺境伯夫人となったエラを妬んでの悪行の数々が、二人の1周めの生を悲惨なものにしたと言っても、過言ではありません。
     だから、2周目早々に、この身の程知らず女を退場させたことで、物語はかなりスッキリしたはず。が、このお話、それ以外にも勘違い登場人物が多すぎたぁ〜…身の程知らず逆恨み元使用人でしょ?ごうつくばり男爵一家でしょ?金の亡者に、自己中娘、金の切れ目が縁の切れ目家族の醜悪さよ。極め付けが、隣国のパラノイア領主?オスカー様への歪みっぷりが気持ち悪過ぎて、手の施しようがありません。
     それでも、回帰したエラの努力によって、1周めよりはずっと充実した人生が…あ“〜、早くこれらクセつよキャラたちを、すっきり全員成敗して、エラとオスカーの幸せな笑顔を見たいものです。

    • 1
  2. 評価:3.000 3.0

    これじゃ運も逃げていくよ

     彼氏に浮気された沙友里サン。確かに、ク◯彼だけれど、貴女も意外と配慮が足りていなかった可能性は、ありませんか?何故そう思ったかというと、神社での彼女の行動に、疑問符???がついたから…
     まず、鳥居をくぐって、ど真ん中を歩いている雰囲気だったけれど、実はそこ、神様の通り道です。参拝者は、端っこをどうぞ。
     それから、あの本坪鈴の鳴らし方は、如何なものでしょう。鈴緒の持ち方、振り方、乱暴です。
     お賽銭も、奮発したからどうのって訳ではなくて、そもそも、お願いを叶えてもらおうという心持ちで、お参りするもんじゃないと思います。強いてあげるなら、決意表明?報告?であるべきかと…
     神社で、あのような態度が出てしまうようであれば、そのつもりがなくても、相手に「重い」とか「雑」とか思われても、致し方ないのでは?ヒーロー久能氏との馴れ初めを、印象的に演出したつもりかもしれませんが、個人的には、ヒロインの価値を下げてしまったように感じます。
     とはいえ、タイトルどおりなら、沙友里の新しい恋は、ここから始まっていく模様…ヒロイン、頼むから、運が逃げないよう頑張っておくれ〜!

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    むむむ?二匹目のドジョウ狙い?!

     むむむ?普通版とタテスク版が先行しているのに、更にもう一編?それも、同じ出版社、同じレーベルから??これ、二匹目のドジョウを狙ってる、な〜んて言われても、文句は言えませんぜ、一迅社さん。
     よくよく見ると、微妙に原作改編がなされている。例えば、学園入学後に、カタリナの前世の記憶が甦っているけれど、元々それは、8歳の頃に起きていたはず。遅れて?発現した分、カタリナの「修行」は、在学中にコソ練という形で行われる訳だから、そりゃ「絶体絶命!破滅寸前編」と、なりますわな〜。
     作画のnishi 先生は、ひだかなみ先生の画を良い意味で踏襲していて、先行版との違和感をあまり感じません。購入ポイントも、かなりリーズナブル。元々の作品ファンの方は、オリジナル版との差異を探しながら読むのも、一興かもしれませんね。

    • 0
  4. 評価:3.000 3.0

    イケメンパラダイス…盛り込みすぎでしょ?

     今流行りのピンク色の髪に、ブルーアイのヒロインアーデル。ストロベリーブロンドのつもりかしらん???アニメや漫画だから通用するけれど、実際は、青い薔薇のように自然界には存在しないわな…と、いつも感じながら読んでいます。
     そこに「予言の子」という得体の知れない超神がかった設定と、現皇族との婚姻が必要なことと、養子先のアルキビアデス家にかかった呪いと、神獣+ベアシルタの件を、同時進行させるもんだから、まあ伏線回収の大変なこと大変なこと…作者さんたちが、一番後悔したのではないでしょうか。
     混乱するといえば、男子キャラの被り感も半端ない。養父カイゼンと義兄ブレイクは、同じアルキビアデスだけあって、見事に相似形。レハスも、さもありなん。皇太子であるカンと護衛騎士のミカエルも、サイズ感こそ違うけれど、同じ系列だし…。コマによっては、「誰?どっち?」
     アーデルがあまりにも健気過ぎて、世間知らず過ぎて、愛を求め過ぎて、逆に違和感。これも「予言の子」ゆえ?いずれにせよ、ちょっと盛り込みすぎた感、あるかなぁ…

    • 1
  5. 評価:3.000 3.0

    いろいろ?な設定なので…

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     俺様なCEOと不器用な社長令嬢の政略結婚…それも、結婚しないと、仕事をクビにするとかしないとか…いや、ないない、漫画の世界でもなけりゃ、それはない。この作品のヒロインとヒーローだから、「結婚」しないと始まらないかもだけど、現実だったら、多分無理っしょ。
     まず、ヒロインあさ美。「アナスタシア」を辞めたくないから結婚って、短絡的過ぎる。こんな脅迫まがいの方法で、結婚を迫る最高経営責任者が牛耳る会社だよ?返し切れない借金があるわけでもなし、さっさと会社飛び出す選択肢もあった筈なのに…決断力には欠けるくせに、いろいろ手を出して、結局どっちつかずになるタイプです。
     ヒーローの孝文に至っては、運良く仕事はできるのかもしれないけれど、どうにも俺様が鼻に尽くし、はっきり言って面倒くさい男。仕事以外は、お子ちゃまかって、ツッコみたくなる。
     こんな二人が主役なので、すれ違いと意地の張り合いで、本人たちだけでなく、読んでいるほうも、ストレス増大。全話無料で、ハピエンが約束されているのでなけりゃ、途中離脱してましたわ。ただし、最後は怒濤の勢いで人間的に成長した感がありますので、結果オーライで、まあ良いのかな?

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    ついにワンコがヒーローに(笑)

     普通の少年が、いきなりヒーローに指名?されて超人的な力を与えられ、地球の平和を脅かす悪の組織と戦うことになるって、昔の少年漫画あるあるの設定。これは、その「犬」版のお話。
     犬が「主人公」の少年漫画だと、「流れ星銀」くらいしか思い浮かばないけれど、こちらは更にお子様向けバージョン。主人のまどかを追って、ダンジョンに入り込んだポチが、奈良美智作の「あおもり犬」みたいなご神体?に見込まれ、加護みたいなもんを与えられて、どんどんレベルが上がっていく…でも、まどかはポチの活躍を知らない…う〜ん、紛れもなく昭和から延々と続く、特撮ヒーローモノのにおいが…。
    「ワンダフル」「おさんぽスタート」「超・お手」「忠犬の決意」「忠犬の試練」「忠犬の証」「忠犬の〜」等々のネーミングは、ゲーム&犬好き♡ならではの発想か。購読対象は、やや幼めの印象ですが、ちょっとしたパロディーとして楽しむのなら、悪くないと思います。

    • 0
  7. 評価:3.000 3.0

    ポーション師の下克上物語…多分

     う〜ん…大病院を舞台とした医療系ドラマの弊害?医師が、看護師、薬剤師、事務員等を下に見ているってイメージ…。確かにそういう側面が、「まだ」すっかりは、なくなっていないわけではないと思うけれど、個人病院なんかは、そんなことやっていたら、立ち行かないよ〜💦
     だから、ガイアックを大病院の院長、ヒナタを薬剤師的な位置付けで、このお話を進めようとしているのなら、ちょっと旧態依然的なネタの扱いかなぁと思ってしまいます。
     それでも、下克上+勧善懲悪的なストーリーは、嫌いじゃない。ヒナタの周辺が、タイプの違う、でも、みんな可愛い女の子ばかりなのは、さすが少年漫画!という感じだけれど、それも折り込み済み。「薬品調合」「素材活性」「素材鑑定」のスキルをフル活用して、まずは、ガイアックたちの鼻っ柱を、ボッコボコにへし折ってくれることを期待しています。

    • 0
  8. 評価:3.000 3.0

    選択の自由度を欲すの件

     正直、「悪役令嬢」モノは、もう飽きています。だって、大体どの子も「悪役」なんかじゃなく、ほとんどが普通以上のバランス感覚をもっている、社会性まともな子たち。そして、俗に言う「原作のヒロイン」たちのほうが、とんでもなくお馬鹿ちゃんか、そっちが悪女じゃん!と描かれることが多く、大抵逆転「ざまぁ」されて、おしまい…だいたい、このパターンじゃありませんか?
     長崎出身のトークの上手い、眼鏡をかけた語り部さんの歌にもあります。「自分の人生の中では、自分が主人公…」悪役令嬢モノを読んでいると、ホントそう思います。
     ただ、アンソロジーの良いところは、5話前後で完結しているので、いつまでもイライラせずに済むところですよね。その分、玉石混交なので、課金してみないと画の感じが分からず、好みのものを引き当てられるかどうか、ちょっとした宝くじ気分。
     願わくば、「試し読み」で第1作目の冒頭を紹介するのではなく、それぞれの作品のダイジェストにしてくだされば、選択しやすくなるのではないでしょうか。執筆陣に、これからの作家さんが多そうなので、ぜひ検討していただければと思います。

    • 7
  9. 評価:3.000 3.0

    泣けない人魚と生き残り公爵

     逃げ出した先で湖に飛び込み、初めて自分が「人魚」だと知ったアイーシャ…ん?どの程度の水量と触れ合えば、尾鰭になる?やっぱ、池、湖、海レベルは必要で、ちょっと水がかかったくらいでは、変身しないんだろうな…(多分)と、まあ、ツッコミどころ満載です。
     謎設定は、他にも…人魚であるアイーシャの涙は、なんか凄い力を秘めているんだけれど、彼女はどうしても泣くことができない…ヘイデンの一族は、当主になる者が、他の家族の命を奪って、ひとり生き残ることになる…う〜ん、公爵家がここまで、存続できたのが無理不思議。
     皇帝は俗物だし、皇后と皇后弟もアイーシャの力を欲しがっているし、四面楚歌ってこういうこと?そして、「妹」アイーシャに執着する「兄」ヘイデン…あっちこっちで、新しい設定を展開し始めるので、かなりとっ散らかった状態です。
     それでも、読み続けてしまうのは、ズバリこの話の続きが気になるから…。これだけとっ散らかったものを、無事回収できるのか、結構気になっていますわ〜。

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  10. 評価:3.000 3.0

    人はそれを「夜伽」と云ふ

     タイトルに「夜伽」の文字を入れたのは、悪戯に興味と想像を掻き立てたかったからなのか…確かに、王様を退屈させないために、様々な「お伽話」を寝物語として聞かせるという意もある「夜伽」。でも、現在では、ほとんどの人が、それとは異なる意味で、この言葉を捉えている。羊を数えて眠りに誘うことを、「夜伽」と考える大人は、まず居りますまい。どう考えても、「寝かし付け係」でしょ!
     その必殺?「羊数え歌」を加護にもつメリエール(←名前そのものが、暗に羊!)は、無能で役立たずということで、家族から蔑ろにされていたものの、第二王子ランドルフに召し上げられたことによって、一発逆転、ハッピーライフを送ることに…?!かどうかは、もう少しストーリーが進まないとです。
     気になるのは、登場人物たちの瞳の下のほうにへばり付いている、白い光?影?か何か。ハイライトの一部のつもりだったのかな。個人的には、目ヤニに見えてしまうのですが、多分、気のせいですわ(笑)

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