Mayayaさんの投稿一覧

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181 - 190件目/全364件
  1. 評価:5.000 5.0

    やばい!ごっつーオモシロイ…

     噂には聞いていたけれど、確かにこれは面白い!アニメになるのも、分かる気がする。偶然と必然が複雑に絡み合い、事件が人為的なものなのか、自然発火的なものなのか、ぎりぎりまで分からない。だから、ホント猫猫と一緒に、謎解きをしている気分に浸れます。
     さらにそこへ、過去と現在の秘密、入り組んだ人間関係、権謀術数etc etcと、正直、電子版だけで読んでいると、頭が追い付きません。だって、絶対読み返して、伏線探したくなるもん!これ、絶対紙書籍購入オススメコースだわ…。
     エニクス版と比較されますが、どちらもよくコミカライズされていると思う。結局は好みの問題だろうなぁ。自分は、こちらが好みです。行間もより丁寧に表現されているのが、こちらという印象なので。
     ただ、少年漫画ジャンルなので、女性が好むようなラストではなく、何とな〜くのっぺりまったりと最終話を迎えるような、そんな予感…。それも含めて、この先、このお話を追っかけていきたいと思います。あれ?原作って、完結してたっけ???

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    リベンジ再び!

     自分的に「捨てられた妻に新しい夫ができました」以来となる、Alice & lobster 先生方の作品、楽しみにしていたので、配信決定万々歳です!
     今作も、理不尽に陥れられたヒロインが、それなりの後ろ盾を得てやり返す、痛快?リベンジもの。「捨てられた〜」のクロエは、侯爵であるアッシュの支えによって、徐々に強さを取り戻していきましたが、今作のヒロインルーチェは、5年の間に自力で逞しくなりました。元々、終身雇用を嘱望されるような、稀有な能力もあったしね。
     また、前作はリベンジすべき相手が、早々に分かっていたけれど、今作は、誰がルーチェを罠に掛けたのか、なかなか分からない…その謎解きの過程が、この作品の面白さのキモになっています。
    「ロマンスは復讐のあとで」とタイトルにあるくらいだから、ロマンスも!といきたいところですが、髪色も立場も異なるイケメンたちが、複数出入りしているので、この中の誰がルーチェとくっつくのか、まだまだ暗中模索の五里霧中…今のところ、シャーシャが一歩リードしているようだし、この男、見せている以上に秘密がありそうだしね…。話の中に、分岐点がいくつかあって、先を見通しきれないのが魅力です。
     それでも、最後はすっきりリベンジ&ロマンス成功!であることを信じて、星5です。

    • 42
  3. 評価:5.000 5.0

    すべてはタイトルの中に…

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     初めは、幼馴染み再会Love モノ?と思いきや、すぐ間違いに気付かされる。これは、切なくも哀しいラブサスペンス。全話読んで、犯人が分かった後、ぜひもう一度、読み直してほしい。1周目では見逃していた多くの伏線に気付き、全く違ったニュアンスを感じながら、読み返すことになると思う。

    “忘れるなよ どんな闇の中でも 前を向いて 光を見つけて歩くんだ” これは、真美の中に残る倫の言葉。全ての答えは、タイトルの中にあった。
     ポラリスー北極星、その光は強くはないけれど、揺るぎないものとして、旅人たちを正しい方向へ導く。真美にとって倫は、これからも北極星のような存在であり続けるのだろう。もしかしたら、彼女の中での倫は、実際以上に美化され過ぎているのかもしれない。だが、それでも構わないと思う。残酷にも12歳で命を奪われた少年だけれども、確かに存在していたという証が、彼女の中に残るのなら…。
     大人が大人としての役割を、蔑ろにしてしまったが故に、傷付いてしまった子供たち。開けられてしまったパンドラの匣。哀しく切ない結果となってしまったが、その中にあって、真美と飛鳥が手を取り合い、ともに新しい一歩を踏み出したことが、せめてもの救いであろう。二人の幸せを信じることで、「希望」が生まれてくる物語である。

    • 2
  4. 評価:5.000 5.0

    上質な大人の純愛物語(短編)

     65pt×6話を、高いとみるか安いとみるかは、多分好みの問題。でも、少なくても6話あれば、深みのある上質な短編物語として成立するんだなぁと、改めて思いました。
     話の軸は、准教授の東吾と事務員の秋穂とのお試し同居から始まる、大人のむずキュン物語。研究者、教育者としては超優秀なのに、男女の機微にはからっきしの東吾さん、だから、実は秋穂のことが大好きなのに、なかなか気持ちが伝わりません。
     秋穂は秋穂で、最推しとの同居という美味しい事情にも関わらず、今ひとつ東吾の気持ちを計りかねて、右往左往?まったく、手のかかる二人です。短編ながら、しっかりと恋のライバルも登場して、お話の充実度up⤴️しかも6話完結なので、イライラは長く続かず、ドロドロが苦手な方でも十分耐えられます。
     ちなみに私の最押しは、ちょっぴり前髪の垂れた、プライベートでの東吾サマ。普段のきっちりした感とのギャップが、たまりません!秋穂は、両方の東吾サマを拝めるのだから、それだけで幸せよねー。
     この後、続話を読みたくなる雰囲気で終わっていますが、これはこれでいいのかも…29歳と42歳、結婚年齢が上がっている現代だからこそ共感できる大人の純愛物語、星5でお勧めです。

    • 16
  5. 評価:5.000 5.0

    あと1回のキスは…

     御曹司の肩書付きハイスペック男子と普通女子の幼馴染溺愛テーマ作品は、これまでたくさん読んできましたが、そこにオメガバースの要素が含まれたものは、この作品が初めてかもしれません。春田先生、ぶっ込んできましたねー。α男子の紫音クン、もう千帆を溺愛するしかないじゃん!
     面白いのは、番認定がキス10回で確定しまうこと。うん、少女漫画にはこれくらいが丁度いい。想いを拗らせた紫音くん、あっさり9回までいただいちゃって、あと1回は千帆任せ?!ここから先が長そうなのに、どーしてくれるんだっ💢最後1回のキスまで、読者は焦れ焦れさせられるのか、それともあっさりいっちゃって、次の新しい障害?に立ち向かっていくのか…う〜ん、どちらも微妙やな〜。
     御曹司の宿命で、家同士が決めた婚約者とか、オメガバースの宿命で、他のαやΩの横槍とか、いろいろお邪魔が入ってくるニオイぷんぷん?!でも、幼い頃に本能レベルで千帆を番認定していた紫音なら、きっと二人の関係を守り通して、楽しい溺愛モードを見せてくれると信じています。千帆〜、ずっと一緒にいたいと思っている自分の本能を、信じるんだぞー。

    • 9
  6. 評価:5.000 5.0

    みんなに届け

    この物語に触れて…
    いったいどれだけの人が、爽子やちづやあやねと友達になりたいと願ったのだろう。
    いったいどれだけの人が、風早を彼氏に、または義理の息子にほしいと願ったのだろう。
    いったいどれだけの人が、ピンのような教師に導かれたいと願ったのだろう。

    いったいどれだけの人が、彼らとともに、同じ空間で同じ時間を過ごしたいと願ったのだろう…。

     一見、爽子と風早を中心にお話が回っているように見えて、実は登場人物一人一人にそれぞれの人生があるんだろうなと感じさせてくれるモブ不在?の物語、なかなかの長編ですが、どのエピソードも大切で、無駄なコマは一つもありません。どんな時代になっても、必ずや共感を得られるであろう青春物語の金字塔、紛れもなく星5です。
     椎名軽穂先生、私にも届きましたよ。

    • 2
  7. 評価:5.000 5.0

    塩対応もぽっちゃりも個性の一つ

     昭和の日本だったら、相馬くんの「塩対応」では難しいところもあったかもしれないけれど、令和の今、それほどズレた行動なのでしょうか。予定も確かめない突然通知の「親睦会」に、自分を合わせる必要は全くないし、仕事に支障がなければ、必要最低限の対応でも、文句を言われる筋合いはないはず。それに、八方美人のチャラ男より、自分ひと筋の彼氏のほうが、絶対安心できるもんね、彼女としては…。
     デブ・ぽっちゃりを含め、見た目で相手を判断なさっている皆様、いつまでもあると思うな、金と見た目。あなたが価値を置いている「見た目」は、時を重ねる=ホルモンバランスの変化という当たり前の時間の中で、シミ、シワ、肥満、内臓脂肪、高血圧、コレステロール値、動脈硬化、白髪、抜け毛、ハゲ等というかたちをとって、必ず変化していきます。見た目重視で生きてきた人ほど、精神的に辛いよ〜。
     だから、塩対応の相馬くんにも、ぽっちゃり世話焼き属性の琴里にも、周囲を気にせずそのままの二人でいってほしいな。イケメンの溺愛モードは、性格良しのヒロインにのみ発動されていれば、それで◎ その上で、二人でよい方向に変化していけば、それでいい。
     三星マユハ先生の画は、好みどストライクなので、それだけで星5。続きが楽しみな作品が、また一つ増えました。

    • 51
  8. 評価:5.000 5.0

    ヤンデレ義弟は、キス魔でキス狙い

    「一番仲良しな姉弟になるだけ」解釈によって、このフレーズは全く違う意味をもってくる。果帆は家族として、涼太は男女として「仲良し」を通そうとするから、そこに葛藤が生まれる…うん、32話完結だから読めるな、これ。
     お互いこの年になるまで、全くその気配はなかったわけ?と、やや突然感はありますが、果帆が精神的にオトシごろになるまで、様子見をしていたんだろうな、涼太は…だって、「家族」のままのほうが波風立たないもんね。
     それにしても、「キス」を売りにしている作品だけあって、夢のようなキスのシチュエーション満載!涼太、こんなキスの仕方・タイミング、どこで覚えたんだ?あんた、果帆ひとすじぢゃなかったの?💢って疑いたくなるほどこの男、雰囲気づくりが上手い、キスが上手い、あざとい。キスシーンだけで、ここまでのエロティシズムを表現できる作者さん、いったい何者?!即、ファンになってしまいました。
     前半は様々なキスのシチュが楽しめ、後半は「絶対にときめいてはいけない!」ばりに、義姉弟あるあるを楽しめるキスのバイブル、星5でおススメです。

    • 1
  9. 評価:5.000 5.0

    従僕の光源氏と囚われの紫の上

     うわー、それにしてももの凄い設定。一瞬大正かって思ってしまった…現代のようですが。藤乃の父の旧態依然とした男尊女卑っぷりも凄まじいけれど、それに従う母も母。だから藤乃が、「籠の鳥」の如く家の方針に従おうとするのも仕方ない。教育と情報統制の犠牲者です。
     そんな藤乃の唯一の「窓」が、廣臣さん。彼女にとって、家族以外の「他」は彼しかいないのではないかと感じるくらい、彼女の人格形成に大きな影響を与えてきたと思う。さしずめ光源氏と、幼い頃に見初められた紫の上との関係のような…。盤石のようでいて、危うい関係。
     こんな二人が、東京で共同生活を送るようになって…で、何も起こらないわけがない!既に、お互いに対する気持ちが溢れ過ぎて、読者の気持ちを鷲掴み、期待と不安を行ったり来たり状態です。
     淡々と藤乃の父に従っているかのように見える廣臣ですが、時折彼が見せる能面のような微笑みが、とても気になります。反撃の狼煙をあげる機会を伺っている…?苦しくて、切なくて、もしかしたら目を背けたくなるような過酷な現実が待ち受けているかもしれませんが、それでも最後には結ばれてほしい二人。期待を込めて、星5です。

    • 52
  10. 評価:5.000 5.0

    予測不能のファンタジックミステリー

     蛙や野獣の王子様、白鳥のお姫様等、古今東西高貴な人々が、呪いによって姿を変えられた物語は多々ありますが、こちらは、猛禽類の伝書鳥になってしまっていた王女様のお話。なぜ、鳥かって?それが、いまだに分からない!でも、プロットはしっかり練られている印象なので、きっと納得の説明があると信じています。
     このお話の面白さは、それまで自らの存在を隠しながら生きてきた第8王女ゼルイネが、伝書鳥という身分を得て、初めて故国や国民を守るために働き、自信をつけていく過程です。命を守るため、隠れて生きてきたからこそ、観察眼が研ぎ澄まされ、客観的に物事を捉える能力も身に付いたんだろうな…。鳥の姿とゼルイネの姿とリンクさせながら描かれているので、二人?の姿が違和感なく重なり、可愛さ倍増です!気分はバルハイル卿だぜぃ?(←本作のヒーローです)
     もう一つのお薦めポイントは、何と言っても、ゼルイネとバルハイル卿の恋の行方。まだ、お互い恋とも意識していない段階ですが、読者には分かる!これ、絶対むずキュンパターンだ。
     バルハイル卿の婚約者第2王女の存在や、王家の「血」の伝説、伝書鳥の中に魂が入った秘密等、まだまだ先が読めないことだらけで、逆に楽しみ。予測不能のファンタジックミステリー、星5で激推しです!

    • 5

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