Mayayaさんの投稿一覧

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171 - 180件目/全277件
  1. 評価:4.000 4.0

    社内恋愛NGでも社内結婚はOKでしょ?

     何てフレンドリーな会社!廊下の片隅で、CEOに交際申し込むんだーというのが、第一印象。確かに、このCEO立葵行尽サン、社内のあらゆる人に声かけまくっているし、ヒロイン真香の前髪いきなりさわっちゃっているしで(ひとつ間違えばハラスメント案件)、35歳CEOにしては、垣根が低いんだけどね。立場上、「社内恋愛はしない」って言っとくのが、一番角が立たない断り方。まさか真香が聞いてるなんて、知らなかったモンね〜。
     じゃあ、社内恋愛NGというタテマエで、どうやって真香を射止めるか…そりゃもう「結婚」しかないでしょ?とりあえず。大学時代からものづくりをしていた真香を、行尽が知っていて、ずっと見守っていた…という展開は想像に難くない。真香、安心しな、何だかんだ言っても、両想いだから、君たちは。
     年上スパダリ上司を描かせたら、安定の由多いり先生の画にのっけて、これからどんな恋愛模様が繰り広げられるのか、楽しみでなりません。行尽さんのお手並み拝見です。真香が仕舞い込んで蓋をした恋心、思い出のヘアアクセとともに、1日も早く日の目を見られますように…。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    こんな先輩、忘れちゃえ!

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     山口恵先生の作品を、「愛になるまであたためて」のイメージで考えていると、ほとんどの場合裏切られる。実は、先生の作品群の中では、あの作品は異質。本当は、もっとビターで、人生を斜め上から見ているような男を描くのがお得意かも…そう、今作のヒーロー、堤昭人のような?
     それにしても堤昭人、ここまでそーとー遊んできたんだろうな。だって、毎回顔を合わせているのに、「浅野さん」が、陸上部の後輩だった「永井」と同一人物だと気付かないなんて、どーゆーこと?人と面談する仕事をしているのにね。後輩の永井を「拒否した」事実そのものは覚えているんだから、それほど悪い男でもないか…。
     ヒロイン裕美も裕美だ。たった一度の「拒否」に凹んでいないで、さっさと次にいけばよかった。結婚相談所だって、退会するか、担当者を替えるかしてもらえばいい話。外見のリハビリはできても、内面のリハビリは難しいってことか。
     ストーリーは、それぞれ人生を拗らせてきた二人が、最後まで読者をハラハラさせながら、何とか人生を軟着陸させようと奮闘します。(主に、裕美が)36話まで配信中となっていますが、実質完結じゃないかな?
     あ、後半は(30話以降だったかな?)、所長(堤さんの53歳叔母)と裕美のマッチング相手若林との恋バナ?になりますので、悪しからず…。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    ザ・王道!

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    「毒はもう全身に回って きっと一生 抜けることはないでしょう」タイトルが物騒な上に、エンディングのこのひと言、ドロドロちくちくかと思いきや、いえいえザ・王道少女漫画!でした。
     ずっと片想いだった相手と自分の親友が恋仲になって失恋、気分転換に参加した合コンで知り合った、ちょっと気になる毒舌男子、ここから何かが始まる予感…からの〜毒舌男子は失恋相手の兄だったぁ!うん、計算尽くされたとまではいかないけれど、よくデキた設定です。
     おまけに、中学校の卒業式で失恋相手浩太から貰った制服の第2ボタン、元々はそのおにーちゃん隆太の制服だったぁ!うん、計算尽くされたとまでは言わないけれど、よくデキた設定です。
     さらにさらに、隆太は、もともとヒロイン絢のことが気になっていて、合コンも絢が参加することを知っていて…とくれば、計算していたのは、隆太、あんたでしょー!さては、絢が失恋するの、狙ってたなー?うん、失恋しても、すぐにこんな恋がやってくるから、少女漫画のヒロインは辞められない!ズバリ、少女漫画の王道というべき作品です。
     これだけ王道で、伏線もしっかり回収しているのに、一つ腑に落ちないのは、隆太が絢のどこを好きになったのか、よく分からないということ。直接の接点はなかったわけだし、「気になっていた」だけじゃ弱いよな〜。そこだけ星マイナス1で。

    • 4
  4. 評価:4.000 4.0

    佐野クン、ホントに2ヶ月だけでよいの?

     あ“〜っ、いろいろムカつくーっ💢
     唯に対して、マウントとったり、足引っ張ったりする女どもにもムカつくし、胸ばっかり見てくる欲求不満男子にもムカつくし、言われっぱなしの唯にもムカつくし、わがまま娘の横暴を許す佐野の上司にもムカつくし、婚約者のフリをさせる佐野宗介にもムカつく!
    この漫画の中、大人の皮を被ったガキんちょばっかりだぁ〜。
     確かに唯は、いろいろ自信がなさすぎて、そんなところに佐野が引っ掛かりを感じたんだろうけれど、それにしても佐野、高校時代の君のやり方はいただけないよ。伝わるものも伝わらない。
     そして、唯よ。せっかく夢をもって頑張ってきたんだから、佐野を含め周囲のぐだぐだなんかに耳を貸すな。遠慮もしなくていい。あなたのような素敵な胸になりたい女の子、実は結構いると思うぞ。
     さて、佐野の言葉どおり本当に「フリ」だけの関係なのか、それとも拗らせ男子の策略なのか、真相が明らかになるのは、もう少し先になりそうです。そもそも引越し先の「隣人」っつーあたりから超怪しい…佐野くーん、ホントに2ヶ月だけでいいんか〜い?

    • 19
  5. 評価:4.000 4.0

    え?悪くない!

     TLバージョンが、全年齢版の女性バージョンに改編されると、ロクな結果にならず、辟易していたけれど、この作品は悪くない!むしろいい!
     まずカラー化が上手。フルカラーになった途端、線が潰れたり、荒くなったり、あと不気味な色になったりと、散々なことが多いのですが、線はむしろ綺麗?(そんなこと、あるんかいな)で、色もしっくり、斑目慧サマはよりカッコよく、円ちゃんはより初々しく見えて、これは善き哉です。
     エロHシーンを期待している方には、確かに残念な傾向ではありますが、そういう方はTLバージョンへってことで、円の捨て身のアプローチが、慧サマに届いて、だんだんと立場が逆転?していく様子を楽しむのなら、こちらでも十分OK。
     フルカラーとはいえ、50pt→60ptの値上げはちょっと懐が痛む?けれども、おそらく39話(TL版)を待たずに完結するんじゃないかな?出費はトントンというところで、あとはお好みで…。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    ウルトラマン?スーパーマン?

     世界最強の賢者がさらに強くなるため、自ら術をかけて転生、望みどおり「第四紋」を手に入れて、大活躍…ってか?もし、転生に失敗してたら、どうしてたんだろ?賢者サマの考えることは、さすがぶっ飛んでいます。
     転生してまで手に入れた「第四紋」は、現世では、クズ扱いの失格紋。なのに、主人公マティアスが、次々と凄いことができるのは、いったい何故なのでしょう。いわゆるミッシング・リングってやつですかい?その秘密は、追々分かっていくはずです。
     さしずめ現世でのマティアスは、ウルトラマンやスーパーマンみたいな存在。彼らだって、自分の星(ウルトラの星やクリプトン星)では、多分普通の人(ま、ちょっとは上か) でも、地球という環境や文明レベルにおいては、ウルトラスーパーになっちゃうってことでしょ?マティアスの状態は、まさに転生前の彼の能力と身に付けたスキルが、たまたま現世で鬼通用できているだけだかんね。
     転生前の希望どおり、ポテンシャル大の第四紋と仲間を手に入れたマティアス。「リングにかけろ」や「聖闘士星矢」的な必殺技で解決する手法には、疑問符を付けたくなることもありますが、総じて面白いです。あとは、着地点をどうするかだよなぁ…。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    ああ、大正浪漫す?

     紹介もなしに、いきなりお屋敷で働けるのかなあとか、当時の女性にとって断髪は、かなり残酷なことなのになあとか、つい重箱の隅を突っつくような真似をしてしまう自分が哀しい…。けれども、「何かが始まりそうな」大正の雰囲気を、そこかしこに発していて、期待大の滑り出しです。
     期待大といえば、優とみやの関係もその一つ。まだ、甘さには程遠い?二人ですが、そこかしこに新しい気持ちの芽生えが感じられます。(別名フラグと云ふ) 勿論、主人と使用人ということで、数限りなく障害もありそうですが、優の冷静な中に見え隠れするあたたかさと、みやのひたむきさ、逞しさで、乗り越えてくれることを信じています。
     歴史どおりならば、この頃の日本は、幾つかの戦争や災害に向かって、突き進んでしまう時代…二人に対しては、どうぞ無事でと願わずにはいられません。

    • 14
  8. 評価:4.000 4.0

    最後がちょっとあっさりし過ぎかな?

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     ヒーローが獣人だったーとか、モフモフだったーとかいうお話はよくあるけれど、こちらは、ヒロインもモフモフもどきだったーというオチがついています。ざっくりいうと「美女と野獣」+「白鳥の湖」の美味しいとこ取りかな?
    「白鳥」のオデットは、夜になると人間に戻れたけれど、メロディアは逆!夜になると、獣の姿に変身しちゃうもんね。それから、狼魔女に呪いをかけられて、モフモフになってしまったディートリヒ、まさに「美女と野獣」状態です。タイトルに「モフモフ」とあるから、ずっとモフモフ事情が続く続くのかなと思いきや、前半でモフモフ卒業?!後半は、この世のものとは思えぬ美しさのディートリヒ様の真の姿に会えますよ。
     ちょっぴり残念なのは、かけ足で物語が進んでしまったこと。狼魔女の呪いの解け方なんて、あまりにもあっさりし過ぎていて、それまでの苦労は一体何だったんだーい?!という感じです。まあ、ファンタジーあるあるですね。そこは残念ですが、総じてワクワクしながら、面白く読める作品ですよ。

    • 1
  9. 評価:4.000 4.0

    性被害について考えさせてくれる作品

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     ヒロインの麗花もヒーローの陸斗も、直接的と間接的の違いはあれど、二人とも性暴力の被害者。その結果、外から見ただけでは分からないようなトラウマを抱えながら、日々生きることを強いられている。この物語は、そんな二人が、歩み寄り、寄り添い、支え合いながら、もう一度家族以外の異性を信じられるようになるまでを、丁寧に描いています。
     被害を受けたのは、本人たちかもしれませんが、同時に家族をも巻き込み、傷付けていること、加害者は知っているのでしょうか。明るみにしにくい分だけ、当事者たちが傷付いたままの時間は、長くなっていそうな気がします。その中で、麗花パパの対応は、素晴らしい!信じて見守るって、こういうことなんだと、改めて思いました。こういう人が社長をやっている会社って、きっといい会社なんだろうな。
     実際は、麗花と陸斗のようにハッピーエンドを迎えることなんて、そうそうあるものではないし、トラウマが残ったままのことだって少なくない。だからこそ、性被害について真摯に向き合ったこちらの作品、ユーザーさんみんなに読んでいただきたいなあと、切に願っております。

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  10. 評価:4.000 4.0

    ハヨンの粘り勝ち!…だよね?

     韓国通ではない限り、韓流ものの名前って分かりにくい…毎回思うところです。けれども、こちらの作品は、登場人物があまり多くなく、ヒロインハヨンとヒーロードユンの心の動きを中心に描かれているので、かなり分かりやすい。いろんな意味で、がちゃがちゃ、わちゃわちゃしておらず、韓流ものにしては静か…という感じかな?
     それにしても、ハヨン。素直でひたむきで、健気なまでにドヨンを想っていますが、見ようによっては、したたか。だって、ずっと想っていながら、自分が傷付きたくなくて間を置いていたのに、ドヨンが結婚しそうになったからって、自分を売り込む?契約結婚でいいと言いながら、相手の気持ちを計ってしまう?何だかんだ言って、あざといなぁと感じてしまう。無意識のしたたかさ、あざとさだね、きっと。
     ただ、基本よい子だから、ドユンがだんだんと絆されていくのも、よく分かる。そりゃ、あれだけ愛を向けられたら、気にならないわけないよね。このままハヨンには愛を貫いてほしいし、ドユンには愛を知ってほしいけれど、反面、ハヨン、漁夫の利じゃん?と思ってしまう天の邪鬼な自分もいる。ああ、複雑。だから星3?4?迷うわなぁ…。

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