4.0
何故に「ワン・ペア」?
謎・謎・謎…とにかく、謎の多い作品です。作中で説明されるゲームのルールと同じくらい、理解不能!?
まず、アデルの本当の顔はどれ?って混乱するくらい、ヒロインの顔が定まらない。本来のアデルは、黒髪翠眼なんだろうけれど、金髪のメイベルや栗色のセラも、それぞれ捨て難い。見かけを変えるのも、賭博師を続けるためには、必要なんだろうけどね。
それから、アデルが10年後に「とんだ」のは、ルーディ・リオネルの「指輪」のせいなんだけれど、そもそも彼って何者?単なる能天気な魔法使いというだけでは、なさそうです。
一番の謎は、エドウィン・エルシー・エルフィンハイムの存在。彼が「とぶ」前の「エド」であることは、大方の推察どおりだし、アデルひと筋という点も推せるけれど、他にどんな力を隠している?「運命のペンデュラム」をはじめとして、多くの謎がとっ散らかっているこのお話…無事伏線回収ができているのか、ちょっと心配です。
ところで、なぜタイトルが「ワン・ペア・レディ」なのでしょう。ワン・ペアって、ポーカーでは、最弱の役のことだよね?それ以下は、ハイカード勝負。アデルの腕と人の心を読む能力、そして運を考えれば、とてもじゃないけれど「最弱」とは思えない。読み進めるうちに、タイトル回収があると信じて、謎解きに挑みたいと思います。
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ワン・ペア・レディ~天才賭博師アデル~