Mayayaさんの投稿一覧

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151 - 160件目/全295件
  1. 評価:4.000 4.0

    KADOKAWA vs講談社?

     何だ?いったい何が起きてる?一つの原作を、二つの出版社がそれぞれ別作画者でコミカライズ?連載誌が廃刊に追い込まれたので、それを引き継いでというケースは、無きにしも非ずですが、こちらは如何なものでしょう。詳しくは、Webで…ということで、気になる方は検索してみてください。
     女性漫画と青年漫画ジャンルに分かれているとはいえ、キャラクターデザインがどちらもLaruha 先生なので、雰囲気は似ています。構成は、多少違いがあって、こちらのほうがやや内容を端折り気味。その分、少ないポイントで、ダイジェストに楽しめる可能性がありそうかな。毎話の消費pt数にばらつきがあるのは、話の区切りを重視したからか…個人的には、定額ptのほうが覚えていやすくて、好きですがね。
     衣丘わこ先生の「かくりよ」は、葵を筆頭に登場人物の心の機微を丁寧に表現していて、紙でも購入を続けている作品の一つです。講談社verは、せっかく青年漫画ジャンルで参戦しているので、もっと「青年漫画」っぽく?ダイナミックに表現してもよいかもしれません。二つの「かくりよ」が、どのように差別化を図りながら、私たち読者を楽しませてくれるのか、期待して追っていこうと思います。

    • 1
  2. 評価:4.000 4.0

    スッキリしてくれぃ!

     悪役令嬢ものって、転生後?タイムリープ後?は、自分が断罪されないよう先手を打って、不利な状況をコントロールしていくのが常道なのに、このお話はそうでもなく、いつもかなり綱渡り。「2回目」感はあまりなく、下手すりゃ「1.5回目」か?って感じ。それだけフェルミナが凄いのか、周りが騙されやすくって馬鹿なのか、それともヒロインクラウディアが残念過ぎるのか…とにかく、イライラ展開が重なります。
     クラウディア自身は「完璧な悪女」を目指しているようだけれど、その割に、いつもフェルミナの様子ばかり覗って、その対応に追われて、全然悪女っぽくない。完璧な悪女なら、先手必勝、公爵家の評判を落とさない程度に、フェルミナだけを追い詰める策を講じて、修道院送りにでもしてやればいいんじゃない?
     1回目が酷ければ酷いほど、読者は2回目の「スッキリ」を望んでいます。ちょいスッキリはあるけれど、なかなかビッグウェーブがやってこない展開、いつかフェルミナを完膚なきまで叩きのめして、超弩級の「スッキリさっぱり」となることを期待しています。

    • 4
  3. 評価:4.000 4.0

    じわじわと面白くなる…

     画は大雑把だし、登場人物の性格も偏っている感大アリだし、韓流モノだから名前や役職や言い回しが独特だし…etcで、読み始めは???、退屈、無料分消費って感じでした。うん、読み続けてみるもんだ、今では、かなり面白いです。
     占いによると、6歳のマンヒョの未来は、「生き物の血で手を汚すとよい」「手を荒らしてこそ天寿を全うできる」とのこと。身分が高いままでは、それは叶わないはずでしたが、一族が滅ぼされ、酒幕の小酒母ソンイとして生き延びる上で、見事にジョブマッチ♡転生前、有名料理人だったスキルを活かし、「料理の力で全ての願いを叶えられる」運命に、まっしぐらです。
     ソンイにとっての全ての願いとは「①一族を襲った悲劇の謎を解き、②犯人に正当な裁きを受けさせ、③好きな人と結ばれ、④毎日美味しい料理を作ること」だと思います。①②④については、多分何とかなりそうだけれど、③はどうだろ。だって、世子嬪になったら、料理なんて作ってらんないでしょ。それとも、型破りお坊っちゃま世子のイ・ピョと、中身は33歳百戦錬磨のソンイだったら、新しい王室の慣例を作っていくのかな。うん、やっぱり続きが気になる…。
     エロ要素は全くなく、邸下イ・ピョがソンイに転がされている夫婦漫才風で、ほのぼのします。この流れだと、大ハッピーエンドだと思うんだがなぁ…。

    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    仮想的「極道+少女漫画」ダブルワーク世界

    「極道」ネタを漫画にする理由は、あまりよく分かりませんが、この作品は違います。ifその筋の方々が、少女漫画を描いてみたら…の、極道あるあるを仮想してみたわけですね。それ、正解です!漫画家世界と極道世界、それぞれの業界用語のシンクロ具合と、漫画の仕事に真剣に取り組む「志優クリム」配下のギャップ萌えが見事にマッチして、地味に面白いコメディー漫画がスタートしました。
     初めは、あまりにもヒロイン真琴の脇の甘さ、計画性のなさにイラっ💢仮にも一人暮らしをするのなら、もう少しお金についてのセーフティーネットを、用意しておこうよ〜。でも彼女の、漫画アシという仕事に対する気構えや、「スイケイ」への熱い想いを知るにつけ、人の善意を信じ、夢に向かって一生懸命頑張っている子なんだろうなあと、妙に納得。誰かモデルがいるのでしょうね。あと、デジタル化ってこういうことかーと、お勉強させていただきました。こちとら、Gペンとケント紙の時代やもんね〜。
     さて「志優クリム」先生、まだまだ秘密がありそうです。その秘密を、真琴とともに一つ一つ解き明かしながら、極道と少女漫画家という多分あり得ない?ダブルワークのコラボを楽しんでいきたいと思います。

    • 1
  5. 評価:4.000 4.0

    まさに最強だ…

     一般的に転生令嬢って、どこか弱点(よくあるのが、ヒロインを酷く差別する家族)をもっているけれど、このディアドラは全く別。容姿端麗、頭脳明晰、貴族階級で、家族にも溺愛されている、おまけに精霊を全属性コンプリートで、精霊王たちとも仲良し…まさに最強です。この話、もうここで終わっていいんじゃない?
     まあ、あとは「普通に恋したい…」さえクリアすれば、めでたしめでたしなのでしょうが、多分これは無理。だってディアドラが、あまりにも普通じゃなさすぎるもの。精霊王のこともあるけれど、中身がアラサー+α分あるから、いくら早熟短命の異世界といえども、彼女と釣り合う男がそうそういるとは思えない。皇室に嫁ぐという選択肢もあったのに、これはディアドラ本人が早々に却下。作者さん、この状況を、どーやって回収するつもりなのでしょうか…。
     自然破壊や砂漠化に警鐘を鳴らすなど、さりげなくSDGs的な視点で描かれているところは、今風?今後の見どころは、やはり最強のディアドラが、どうやって「普通の恋」を成就させていくのか…それに尽きるでしょう。多分、普通にはならないと思うけれど。

    • 0
  6. 評価:4.000 4.0

    フルカラーより完結を!

     モノクロ版が完結していないのに、フルカラー版の登場?確かに綺麗ですが、ちょっとアニメっぽい印象。アイリスの格調高さが、平板に映ってしまって、もったいない気がします。(あくまで個人の印象です)
     フルカラー版から読み始めた方には、このお話、大いにお勧めします。一見、異世界転生設定にする必要がなさそうですが、アイリスが領地経営で的確な判断を下せるのも、前世の税務事務所での記憶があればこそのこと。その意味では、ただゲームや物語の内容を知っていて、そこから流れを変えようとする他の異世界転生ものとは、一線を画しています。この先、心強い味方も増え、小気味よいほどバッサバッサと領地経営に手腕を発揮するアイリスと出会えますので、ぜひお楽しみに。60ptを高いと思わなければですが…。
     一読者としては、フルカラーで出してもらうよりは、やはりモノクロ版の更新、完結を急いでほしいかなあ…。更新が止まっている理由は、作画さんの体調不良とのことなので、まだまだ時間はかかるかもしれませんが、必ずや完結させてくださることを信じて、その日を待ちたいと思います。

    • 32
  7. 評価:4.000 4.0

    続編コミカライズを希望します!

     はっきり言って、面白いです。腐っても伯爵令嬢のはずの行儀見習いリネットが女中下働きに大左遷される謎設定や、魔素、魔術師、魔素宝石、潜伏魔術師、魔術師殺し等の関連性を深追いしなければ…。(似たようなワードが混在していて、無料分1話ずつ読んでいると忘れてしまうんです!)難しいところはスルーして、女を寄せ付けない(母親さえも)特異体質王太子アイザックと、生活力抜群の貧乏伯爵令嬢リネットとの、アクションラブコメディーとして読み進める体がおすすめです。
     この作品の一番の魅力は、ヒロインリネットの逞しさと真っ直ぐさ、そしてワンコ系ヒーローアイザックの天然さ、これに尽きます。初めアイザックは、リネットのことを「アディンセル伯爵令嬢」と呼んでいましたが、徐々に「婚約者殿」「愛しの婚約者殿」に変化し、最終的には「リネット」と呼ぶようになる過程が、彼の気持ちの変化をうまく表していて、作者様の上級テクが感じられました。
     今時の作品には珍しく?エロ要素含有率が1%未満、そちら方面を期待していた方には、肩透かし感があるかもです。多分ハジメテ同士だから、それはそれで推せるのですがね〜。原作はまだ続いているので、さらにコミカライズされることを、強く希望します!

    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    憑かれやすいから疲れやすい(掛け言葉?)

     不吉なものとされる紫の瞳をもって生まれてきた伯爵令嬢フィオナ。「人ならざるモノ」が視えるせいで、さらに社会から浮いてしまい、そのため目立たないように生きています。そんな彼女がロイシュタイン公爵ヴィンセントに触れると、彼にまとわりついていた精霊たちが離れ、体が楽になる…ということで、行儀見習い?恋が始まる?伯爵令嬢→公爵夫人へのシンデレラストーリー?の体質改善ラブファンタジー路線へ…でも、ちょっと違ってたー!
     意外と早く両想いっぽくなっている二人なのに、フィオナの態度がどうも煮え切らない。身分差以上に自分を卑下して、ヴィンセントの幸福を願いつつ、自分は側にいるだけでいいって、何やよー分からん思考回路。でも、それだけ差別をされてきたから、傷付いていて、自己肯定感が壊滅的で、今さら自信がもてないんだろうな…。
     ヴィンセント、兄フェリクス、モブ取り巻き令嬢ルネシアの発言の中に、差別やマイノリティに対する偏見について、さりげなく批判がぶっ込まれていると感じました。ほんわかした画ですが、物語は意外と硬派。差別は人の心の中にある…ラブコメの体をして、改めて突き付けられた気がします。

    • 4
  9. 評価:4.000 4.0

    想うより想われたもん勝ち?

     う〜ん、タイトルからすれば、花は涼のことが好きで、涼の弟の頼は花のことが好きで、涼は…ってな展開なのかな。大方の予想どおり、頼くん、全力で花ちゃん攻略中です!
     それにしても年下頼くん、大博打に出たねー。確かに花との距離は縮められるけれど、逆に、もしこれで涼が花に興味をもち始めたら、目も当てられない…。まあ、ミイラ取りがミイラにならないよう、頼くんの健闘をお祈り申し上げましょう。
     ヒロイン花は、友達に指摘されて恋心を自覚するような引っ込み思案女子だし、頼くんはオレ様テイストの腹黒年下男子…と、ここまでは既存作でもよく見られるパターン。このお話をより面白くしてくれるのは、やっぱり頼くんが、どのくらい読者をキュンとさせてくれるかじゃないかなぁ。既につかみはOK!想うより想われたもの勝ち?!花の心を鷲掴みするような名場面の誕生、大いに期待しています。

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  10. 評価:4.000 4.0

    莉子が子どもを欲しがる理由

     女性が子どもを欲しがる理由…子どもが好きだから、愛する人の子どもが欲しいから、後継者が必要だから等々、様々あると思うけれど、その中に「子どもを産んで、私の人生ミッションクリア」もあるんじゃないかな。ヒロイン莉子も、多分そんな理由。その気持ちを否定するつもりは毛頭ないけれど、妊活離婚を経験して、結婚や妊娠、子育てに対する莉子の考え方が、少しずつ変化していく様子に共感を覚えるのも、また事実です。
     結果論でいけば、元旦那がクズ男だったので、不妊離婚は正解。ただ物語的には、これでかなり内容が薄くなった気がします。離婚したけれど、もっと若く、もっとイケメンで、もっと尽くしてくれる男が、すかさず距離を縮めてくるって美味しい話、そうそう転がっていないよ〜。
     ご都合主義なところは、ちょっと残念だけれど、結婚は予定日のあと…と言っていた莉子と航大が、双方の事情を理解し合いながら、カップルとして少しずつ成長していく姿は、応援の価値あり。養子制度についても触れていて、バランスがよい。ただし、出産後の認知、入籍は、制度上、なかなかめんどくさいぞ〜。

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