Mayayaさんの投稿一覧

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評価1 1% 22
111 - 120件目/全184件
  1. 評価:3.000 3.0

    溺愛?偏愛?あるいは妄執?

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     悪い魔女に猫にされ、使い魔としての訓練を受けていたアーシェ。その魔女が滅びてしまったのだから、魔法が解けてもおかしくないのに、何故かしら猫の姿のまま…う〜ん、なんかライトリークの呟く言葉が、意味深だと思っていたら、やっぱりこの男、やりおった!魔女の魔法はとっくに解けていたのに、アーシェを自分の手元に置きたいからって、猫の姿のままにしていたらしい…もちろん、ライトにはライトの事情なり、心の傷があったからだけれど、それって本当に愛といえるのかな?
     また、アーシェを隠したことで、ライトは審判を受けることになったのだけれど、その際、アーシェが事実とは異なる証言をして、ライトを庇おうとしたことも疑問符。二人の本当のスタート、これでよかったのかな?ライトがアーシェに愛を注いだ理由も、最後に取ってつけたようなエピソード、すっきりハッピーエンドのようで、実はちょっとモヤッているのは、私だけ?

    • 0
  2. 評価:3.000 3.0

    適切な支援を受けて王子は目覚める

     宮廷時代物風の設定ですが、価値観は、完全に現代風。エイミー嬢、ヒロインオードリー(転生者)が、エリオット王子をたぶらかしたってお怒りだけれど、そもそも中世ヨーロッパや江戸時代なら、アラサーは棺桶に片足突っ込んでるようなもん。大奥なんて、30越えたら「お褥御免」よー。怒る対象にさえならないはず…と、いろいろ突っ込みたいところですが、「SNSヘイトスピーチ」「特別支援教育」や「女性の専門職」的な観点で見れば、なかなか興味深い作品です。
     読者としては、オードリーとエリオットが幸せに…というのが、一番の着地点。でも、23歳第1王子と32歳男爵令嬢じゃ、普通は絶対無理。それとも、恩人だからって理由で、ゴリ押ししちゃうのかな?作者さんの腕の見せどころですね。ただ、一国の王妃として「アラサー」くらいの見識と落ち着きは、もっていてほしいかなと…。その意味でオードリー、やっぱりあなたはエリオットに溺愛されていなさい。
     気になったのは、オノマトペ、擬音語、擬態語の表記の多さ。画の未熟さを誤魔化している?好みはそれぞれでしょうが、煩わしいと感じたのは、私だけ?

    • 2
  3. 評価:3.000 3.0

    タグに「純愛」あるけれど…

     ん?異世界ファンタジーであることは間違いなさそうだけれど、手を伸ばす方向があまりにも多過ぎて、本当に大丈夫か、この漫画、どこが純愛?という印象です。
     ヒロインネイラのキャラは悪役令嬢風、現世での立ち位置は王侯貴族風、家族の再生、回帰したおかげで身に付いたチート能力を生かしての学園生活、そこに皇子サマたちの覇権争いが加わって…って、これだけで既に満腹気味。それでもまあ、ありきたりだけど、まだ分かりやすかった。
     ところが、へリョンが関わった途端、中華風?龍?神界?嫁いびり?モラハラ?で、おまけの魔女登場ってぇトドメのタイムリープ…と、一体どこを目指しているのか、見当がつきません。
     フルカラーで1話も長めなので、60ptは適正価格。でも、手を広げ過ぎて、本当に伏線回収が可能なのか、かなり懐疑的です。タイトルのイメージどおり、溺愛ものになる可能性も、まだあり?無料分が更に増えることを期待しつつ、この後のレビューやコメントを参考にしながら、課金具合を考えていきたいと思います。

    • 4
  4. 評価:3.000 3.0

    好みとイメージの問題ですが…

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     時は大正、秘密を抱えたヒロイン楓と、華族で陸軍大尉のヒーロー雪禎との政略結婚…う〜ん、どこかで聞いたことがある設定、というか、大元は大和和紀先生の「はいからさんが通る」だわさー。だから、あれを超える作品となると、なかなか条件が厳しいかも…。その中にあって、砂川雨路先生の原作なら、他作品でもとても楽しませていただいているので、期待大。楓と雪禎と、そして大正という災害と戦争に翻弄された時代とを、どう絡めて描いてくださるのか、とても楽しみです。
     ただ、作画はナガトカヨ先生の画で、本当によかったのかな?砂川先生の作風からすると、ヒロインのイメージが幼すぎる印象。サブタイトルに「初心」とあるので、この楓の雰囲気でもよいのかもしれませんが、もう少し落ち着きのある感じのほうが好みかも?(あくまで、個人の意見です!)
     まだまだ、始まったばかりの二人の関係。様々な困難を乗り越えての、雪禎サマの純愛・執愛・溺愛を、期待しております。

    • 4
  5. 評価:3.000 3.0

    確かに「受難」ちゃあ「受難」か?

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     ヒーロー竹若和馬クンのヒロインユウカに対する「猛攻撃」も唐突だけれど、ストーリーも急転直下?が多く、アルファポリスーエタニティにしては珍しく外した感のある作品です…って書いちゃ、身も蓋もないかぁ…。でも、こちらの作品は、どうしてもその感覚が否めない。
     まず、ある日突然、竹若氏のユウカ(ユウカと呼ばれることは、ほとんどない。小日向葵さんかタンポポちゃん?)に対する猛アピールが始まるけれど、どうしてユウカがそこまで想われるのか、本編ではほとんど伝わってこない。(いつもながら、紙版の番外編で補足されています。)
     そして、ラブコメ風だったのに、いきなり起承転結の「転」で、犯罪に巻き込まれそうになるユウカ!一瞬、バイオレンスアクション風になります。「自分」より大切な「モノ」は、ないはずなんだけれどね、タンポポちゃん。かと思えば、差出人不明の悪意のメモ事案があって、二人の愛に赤信号?と思いきや、犯人は表面化されず、あっさり解決しちゃってるし…。
     以上、いろいろ「?」を感じる作品ですが、溺愛モノが好きな方にはオススメかな?

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    The 韓流!

     生まれたお家柄のお陰で、若いのにやたら周囲にぺこぺこされるイケメンヒーローと、一般庶民女子(大抵お金がない)との、漫画みたいな韓流ラブコメドラマって感じです、あ、漫画だった…。
     とにかく、どいつもこいつも話が通じない、話を聞こうとしない、だから堂々巡りで、話が進まない、韓国の人って、本当にこんな人ばかりなの? きっとそのすれ違いを楽しむのが、韓流ラブコメなんでしょうけれど、本当にこんな人ばっかだったら、あの国で生活するの、疲れるだろうなあ…。
     韓流ラブコメが好きな方には、絶対におすすめ!あのドタバタ感が、忠実に再現されています。ハッピーエンドもお約束でしょう。普通の恋愛ものが好きな方には、全くおすすめ致しません。そもそも設定が、荒唐無稽過ぎますので…。面白くないわけではないので、韓流ラブコメへの入り口として読み始める分には、丁度良いと思いますよ。

    • 4
  7. 評価:3.000 3.0

    話が進むにつれ、面白くなってきたけど

     異世界転生って、荒唐無稽すぎて、なんて都合のよい設定なんだろって、眉に唾して見ていたけれど、こちらの「仮想現実世界に入ったら、なぜかしら元に戻れなくなった」という基本設定なら、実際にありそでなさそで、それなりに納得。そこは、ポイント入ります。
     ただし、主人公リノの魅力のなさには辟易。中身がアラサー天才リケジョだから、余計そう感じるのかもしれませんが、とにかく「ラスナロク」世界で傍若無人の好き放題!それでいて、カワイイ設定だそうだから???エドワードの純朴さとイケメンぶりがなかったら、読むのやめていました。
     ストーリーは、初め冗長な感じで、今一つのめり込めませんでしたが、70話も超えるあたりから、やっとノってきた感じです。それと同時に、作品タイトルとストーリー展開も、ここにきてようやく結びついたかな?あとは、このまま、「ラスナロク」どおり皇帝エンディングを迎えれば、めでたしめでたし…。
     ただし、ヒロインリノ(マリナ)は、どうなっちゃうんだろ?仮想現実世界にとどまれば、本体のマリナが弱っちゃうだろうし、現実に戻ってくれば、リノとエドワードは結ばれないだろうし…。今、一番エンディングが予想できない作品かもしれません。

    • 0
  8. 評価:3.000 3.0

    歪なジグソーパズルの如く

     落花と楽禍、落花と咲夜、椿と蓮美、小梅にあやめ…まあまあ名前の感じ(植物由来)が似ていれば、顔も似ている。落花と楽禍は双子だから、同じ顔をしているのは当たり前。けれども、椿と蓮美まで似て見えてしまうのは、何故?この2人が「似ている」ことは、このお話←「初恋相手の兄に嫁ぐ」ことに大きく関わってくるので、似る必要があったのでしょうけれど、読者はたまったもんじゃありません。
     おまけに、あやめと蓮美も、決して他人とは言い切れず…この複雑怪奇な人間関係、まるで嵌まりそうで嵌まらない、形が歪んだジグソーパズルのようで、どうにも気持ちが収まりません。きちんと名前を追っていないと、椿なんだか蓮美なんだか、落花なんだか楽禍なんだか、現在なんだか過去なんだか…作者さんの画力にもよるのでしょうが、顔認証システムが崩壊している者にとっては、ココハドコ?ワタシハダレ?状態にしばしば陥り、ストーリーの行方を見失いがちでした。1話ずつちまちま読むのではなく、一気読みしたほうが分かりやすいかもです。

    • 2
  9. 評価:3.000 3.0

    ヒロインの扱いが酷過ぎる

     日本人は、古来から八百万の神々を大切にしてきた民族なので、妖たちとの共存のお話大いに結構。そ
    の上で、ヒロイン柚子をめぐる家庭環境には?を付けざるを得ない。
     例えば、妹花梨と柚子の扱いの違い。柚子の両親は、何故に花梨だけを可愛がり、柚子を無視したのか?妖の花嫁として見初められることを期待して、容姿のよい(らしい)花梨を特別な学校に通わせたらしいが、花梨が妖狐の花嫁に選ばれたのは結果論。花嫁として、何か特別な能力が具現化していたのなら、両親の期待、溺愛もある程度理解できるが、そんなことは全く分からないわけで、花梨だけを可愛がり、柚子にあれほど酷く当たる理由が、普通には見当たらない。
     ましてや、柚子の祖父母は、至極真っ当な人々で、その人たちに育てられた柚子の父が、ここまで歪んだ考えをするのは、それこそ妖に取り憑かれたか、あるいは、柚子の可哀想さを際立たせるための作者さんの陰謀か、どちらかだろう。
     願わくば、前者であってほしい。嫌われる理由の全くないヒロインが、実の両親や妹から、差別され、虐げられ、愛されないのは、読んでいてとても気分が悪い。玲夜の力を魅せつけるための設定なのかもしれないが、ある種のいじめを見ているようで、気持ちのよいものでは決してない。

    • 7
  10. 評価:3.000 3.0

    「美女と野獣」と「シンデレラ」?

     呪いをかけられた「怪物」と呼ばれる侯爵と、家族に虐げられる薄幸の令嬢とくれば、「美女と野獣」と「シンデレラ」のハイブリットお伽話?とも思ったのですが、話が進むにつれて、主役二人の「思い込み」が、鼻についてきました。まさに、拗らせ両片想いの極みかいなって感じです。
     そもそも呪いの治療に「体液の交換が必要」って設定が??? 意味深に語っているところによると、体液の交換って、あの方法だよね、多分。そして、治療のために、異母妹エマのところに通っていたんだよね。そんときのエマって、一体何歳設定?レイラとの歳の差を考えて整合性をとると、多分10代も10代、10代前半かも?!?いくら治療目的とはいえ、そりゃないよなあ…。そこだけは、エマに同情。エマが治療を拒んだ事実も、肯定したくなる。
     更に、相手を想う故の、二人の自己肯定感の低さ…レイラとアレン、それぞれのモノローグが、ちょっとしつこくて、気になってしまうところ。フルカラーで、そこそこボリュームもあるので、67ptは妥当かもしれませんが、微妙な整合性の綻びがそこかしこに見られ、最後があっさり終わってしまいそうで、積極的な課金をためらってしまいます。さて、この先どうしようかな?

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