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不思議な空気感の中の、じれったい二人
一見、美男美女カップルの久我慎一郎と月島翠。でも慎一郎は、警察官なのに、残念イケメンストーカー気質。翠は翠で、周囲から遠巻きにされがちな、隠れドルオタ派遣社員。この二人の初デートが、男性アイドルのコンサート会場っていうから、想像の斜め上を行く初期設定に、思わずクスリとさせられます。
二人以外の登場人物も、どこにでもいそうな人たちながら、それぞれキャラが立っていて、存在感アリです。特に、玉ちゃんと千代ちゃんは、名バイブレーヤー! よい味出しています。ただ最後のほうで、慎一郎と尚也(翠の推しメン!)が知り合ってしまうあたりは、正直??? 作者さん、どうしたかったんだろ?
背景をあまり描き込まないためか、全体的に白っぽい印象。けれども、それ故に主人公たちの表情が際立ち、不思議な空気感を醸し出すことに成功しているのかも…。タイトルが「からっぽダンス」である理由は、最後までピンときませんでしたが、空回りしている等身大男女の物語ということなのかな? 星4で、ご購読いかがでしょう。
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からっぽダンス