Mayayaさんの投稿一覧

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91 - 100件目/全408件
  1. 評価:5.000 5.0

    もなか&あわいぽっぽ先生?反則でしょ

     この「試し読み」は、一体何だ?あらすじ紹介文の、ほんの一部分しか触っていない。これで「試し読み」と言えるのか?
     まあ、理由は分からなくもない。なぜなら、原作が兎山もなか先生、作画があわいぽっぽ先生だから…。名前だけで、十分面白い。勿論、期待大!もなか先生の作るお話は、ヒロインかヒーロー、あるいはその両方が、焦れて、拗れて、斜め上いく面白?行動。そして、あわいぽっぽ先生の、どこか退廃的で、限界突破のタブー無視、蕩けるような画風の訳アリキャラクターが、大暴れ?これならわざわざ、無料分用意する必要ないってか?いやいや、やっぱり必要でしょ。
     さて、ヒロインは真白、ヒーローは幽霊のクロ、うん、ネーミングからして訳アリだ。初回配信分は、ほぼほぼ紹介文に毛が生えた程度の内容なので、謎解きはむしろこれから。でも、あわいぽっぽ先生の画が、もなか節に乗って、早くも生き生きと躍動しています。だから、繰り返しお伝えします。やっぱり、期待大!

    • 27
  2. 評価:5.000 5.0

    狐と狸の化かし合い(馬鹿試合かも?)

     はっきり言って、タイトルの効果は序盤のみ。確かに「私の夫の妻が帰ってきた」だけれど、ヒロインアネス、全然夫のことは愛していないし、夫デボンはアネスのことを、使える実務担当者くらいにしか思っていないし、前の妻が帰ってきた…だから?って感じ。
     ただ、アネス、プライドと体面だけは傷付いたよね。元々、継子など家族関係に関しては、蚊帳の外だったけれど、先妻を別邸に連れて帰るなんざ、クズ夫にも程がある。おまけに、離婚はするけれど、都合よく実務だけは、引き続き面倒を見てもらう?デボン、近来稀に見る、脳内お花畑お馬鹿侯爵です。
     まあ、デボンはほっといても自爆確定だけれど、先妻のソフィアは、そうもいかない、なかなかの策士。さすが公爵家出身で、政治的駆け引きにも長けていらっしゃる。アネスといい勝負だわさ。
     さて物語は、無事「離婚宣言」して、自由の身になったアネス…あっと驚く高位貴族としての地位も手に入れて、これからデボンたちフィゼトラ侯爵家にザマァ開始?と思いきや、いろいろ横槍が入って、なかなかスカッととはいかない様子。平民だと思われていた、第三騎士団長ルワンの身バレとともに、アネスとルワンの関係も気になるところです。ぜひ、「私の元夫の元妻」との駆け引きに勝利して、今度こそ母親の遺言「良妻賢母」の願いを叶えてほしいと思い…でもないなぁ(笑)

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    お見事!壮大な愛の物語

     ユジンだ、カインだ、ヘレイスだ、銀黒金の揃い踏み、赤毛のラビロフ、栗毛のダニエル、タイプの異なるイケメンぞろぞろ大行進!って、これだけハイレベルのイケメンを並べて、とっ散らかっちゃって、どーするのっ?!という印象でした、途中までは…。でも、後半以降、話が進むにつれて、これが壮大な愛の物語だったということが見えてきます。
     振り返ってみれば、「ルペルシャお姉様」の中に召喚された「彼女」…あまりにも、ルペルシャ愛が強すぎました。いくら「推し」であっても、ここまで自分を後回しにして、尽くすことができるものなのか…その「違和感」の正体が明らかになったとき、それまでの伏線が一気に回収され、この物語が、単なるご都合主義の転生もの、召喚ものではないことが分かってきます。もし、全話課金する余裕がなくても、97〜100話だけは、読んでみてください。最初の頃の印象が、がらりと変わりますので…。
     ルペルシャなのに、愛称がリシャであったこと、「ヒロイン」が一貫して「ルペルシャお姉様」と呼び続けたこと、そして冒頭、ルペルシャが「ヒロイン」に語った「好きに生きろ これはお前の人生なのだから」という呼びかけ…全て重要な伏線でした。あまりにも大きな愛に、胸が締めつけられる思いです。
     ところで、タイトルの「悪女が恋に落ちた時」ですが、恋のお相手は…?諸説あると思いますが、自分は「アナ雪」風に解釈します。つまり、「ヒロイン」←→ルペルシャが、「真実の愛」で結ばれていても、いいんじゃない?

    • 46
  4. 評価:5.000 5.0

    アラサーくらいぢゃないと、無理なので…

     常々思っていました。特に訓練を受けてきたわけではない、一般人の10代、20代が、突然チートな能力を得たその瞬間から、地球や人類のために闘うヒーローとして、命をかけられるものかと…。
     その疑問の隙間を、ある程度埋めてくれた作品が、コレです!そうだよね〜、普通、無理だよね〜、やりたくない人は、やりたくないよね〜。神様とやらの存在に、勝手に異世界転移させられて、「救世主」の任を押し付けられた3名。三者三様とは、よく言ったものです。
     その中で、ヒロイン月奈の「救世主」能力に関する細かい指定が、いかにもアラサー日本人女性らしくて、笑えます。そうよ、おばちゃんたちは、日々平穏に、楽しく、心地よく生きることに、心血を注いでいるのよ。33歳は、おばちゃんカテゴリーとは、ちょっと違うけど…。それでも、国民として、納税者として、いざとなれば、きちんと義務を果たそうとしてしまうのよ。
     それにしても「この世界」は、「神様」とやらが遊んでいる「ゲーム世界」か?と思えるような、この「救世主」設定。神様なんぼのもんじゃい💢と思いつつ、ま、ツキナとイルが、まったり幸せなら、それでもいいか…
    「救世主」の意味を問いかける、ひと味違った異世界召喚物語、美味しいお茶と食事付きで、五つ星カフェ間違いなしです!

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    バタフライエフェクトの先の崎

     湖に投げられた石ころによって生まれた波紋…バタフライエフェクトと、同様の意なのでしょう。地球の反対側で起きた大地震の影響で、海面が隆起し、大津波となって日本沿岸に押し寄せる…二度目の人生で、ヒロインイボールの生み出した「変化」は、大きなうねりとなって、彼女と彼女を取り巻く人々の運命を変えていきます。
     逆行前もその後も、イボール自身の本質は、多分変わっていません。どちらも、愛する異母弟デュランに、強く安定した地位を与えたいがための行動。ただし、コミュニケーション不足?不器用?独り善がり?故の、一度目の失敗を教訓に、二度目は悪女ばりの権謀術数。そして、目に見えて分かる溺愛姉っぷり。その賢さ、美しさ、強さ、優しさ、一度目でさえ、王太子シディスを虜にしていたのに、二度目はどうしてくれようか!って感じです。失敗は成功の母、とよく言うけれど、この手の逆行回帰モノって、やっぱり一度は大失敗して死を迎えないと、ダメなもんかしらね…。
     ところで、「湖に投げられた石ころ」というのは、湖に身を投げたイボール自身のことでしょうか。石ころのように何も考えずに生きてきたイボールが、自らの意志で行動を開始したとき…きっと、掛け違えたボタンは、あるべき場所に落ち着いていくのでしょう。波紋の届く涯てを、見届けたいと思います。

    • 24
  6. 評価:5.000 5.0

    「あしながおじさん」同様、幸せな結末を

     あしながおじさんモチーフで思い浮かぶのは、往年の名作アニメ「キャンディ♡キャンディ」かな?養護施設育ちのバネッサと、支援者の「先生」との書簡のやりとりで話が進むあたりは、確かに「あしながおじさん」風。ジュディほど、夢見がちではないものの、善良でポジティブなバネッサの性格は、ヒロインとして推せます。名前のアルファベットにこだわるあたりは、「赤毛のアン」のアン=シャーリー似かも?
     ただし、あくまでモチーフであって、「あしながおじさん」や「赤毛のアン」には、「魔法がかかったような」描写は登場しても、「魔法」は登場しません。でも、こちらの作品では、まずバネッサが通うバムベルクアカデミー自体が、魔法について学ぶ魔法学院。そこでヒロインは、魔法に関するスパルタ教育、もとい英才教育を受けることになります。何故に…ってことですが、龍にも懐かれてしまうバネッサ、彼女自身気付いていない秘密が、隠されていそうです。
    「あしながおじさん」では、ジュディになんやかやと絡んできた「ジャーヴィス坊っちゃま」が、あしながおじさんその人だったという幸せな結末でしたが、本作でのその役回りは、バルデル公爵で、特殊戦闘部隊隊長でもあるギドゥ?要所要所で、バネッサを不思議案件に引き込む「謎の少年」のことも気になるし、まだまだ予測不能です。
     願わくば「キャンディ♡キャンディ」のように、悲しいこと多めではなく、ハッピー増し増しの展開を期待しています。

    • 8
  7. 評価:5.000 5.0

    砂時計の砂は落ち切った…

     めちゃコミさんの作戦?初回配信時点で、100話分全話無料という大盤振る舞い!これは何かある!と思ったら、やっぱり「何か」ありました。
     アリアが「砂時計」によって?逆行したのは、自分と母親を陥れ、命を奪ったロースチェント伯爵家への、そして、その求心力であったミエールへの復讐が、強い思いとしてあったから…。その復讐が、100話までで、一応の区切りを見ます。どのような結末を迎えたかは、ぜひ本編で楽しんでください。逆行モノあるあるですが、はっきり言って、階級の違うボクシングの試合を見た気分。アリア、なかなかの悪女っぷりです。
     で、ここで終わらなかったから、100話無料だったんだろうな…。クロア編?それとも、アーステロペvsローハン編?とでも申しましょうか、アリアの実の父親の国や、それぞれの国の王族たちを巻き込んでのすったもんだが、新たに始まりそうな予感。「ミエールの微笑み」も気になるところです。
     ひっくり返された「砂時計」…砂が落ち切った先に、一体何が待っているのか。もう一度、ひっくり返す?100話無料と、喜んでいる場合ではなさそうです。
     これでこの後、あっさり完結したら、ほんとお得なんだけどなぁ…

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    300年の時を駆ける愛情物語

     精霊魔法が使えないヒロインエヴァが、婚約者である王太子リズリーと義妹のマルティに陥れられ、ただ働きさせられるよりはと、追放を選んだところ、使用人のフリしていた隣国の王弟アランがくっついてきた!序盤をざっくりまとめると、こんな感じ。
     リズリーとマルティは、キャンキャン騒ぐ小者感満載だし、アランは王弟で腕も立つし、おまけにエヴァは、精霊女王の生まれ変わり?!全然スペックが違うじゃん!だから、リズリーとマルティにざまぁして、二人は精霊を大切にする国フォレスティ王国で、幸せに暮らしました♡という結末を予想したのに、そうは問屋が卸さなかった〜〜〜っという展開です。
     よく読めば、至るところに伏線が、張り巡らされていました。精霊女王エルフィーランジュについて伝わるあれこれ、フォレスティ王国初代国王ルヴァンの肖像、そして、バルバーリ城の誓約の間にある、金の霊具が埋め込まれたソルマン王の像…う〜ん、ラスボス感半端ない。
     300年の時を超えて、エヴァとアランは幸せな結末を迎えることができるのか、今後の展開がとても楽しみな異世界ファンタジー、もちろん星5です。
     ところで、へっちょこリズリーですが、一旦退場したものの、ある存在に憑依?されて、昔のサンライズ系美形悪役キャラ風に、変貌を遂げます。そこだけでも拝む価値あるかも?

    • 0
  9. 評価:5.000 5.0

    言葉足らず令嬢と早とちり王子(笑)

     タイトル詐欺の原作小説は、結構シビアそうなのに、モブ令嬢のオリヴィアが「ヒロイン」でいる以上、コント色全開!楽しく読んでいけそうです。
     元々は、現代日本の社畜オタ女子、鋼のメンタル舐めんなよってことで、本来の貴族令嬢なんかが持ち合わせていない勤勉性と柔軟性で、難局を乗り切っていくオリヴィア。でも、何故かしら「ヒーロー」クリオスに対してだけ、ポンコツに…。おかげで?人慣れしていないクリオスは、大きく勘違いをする羽目になってしまい、その微妙なギャップが笑いのツボです。
     今のところオリヴィアの行動は、全て「推し」のアルバートのために…その事実を知ったとき、クリオスの「呪い」は、どのような方向に向かうのでしょうか。そして、原作小説では全貌が明らかになっていなかった「黒幕王子」クリオスと、間近に接することによって起こる、オリヴィアの心境の変化は…?これからの展開が、楽しみでなりません。
     でも、実は一番気になっているのが、推しの王太子アルバート様が、このままパーフェクト王子でいつづけるのかってこと…よもやの?SORAJIMAあるあるを、ちょっと期待しているへそ曲がりな自分がいます(笑)

    • 5
  10. 評価:5.000 5.0

    回収っぷりが、お見事です!

     TVドラマを観てから、原作漫画を読んだ場合と、原作漫画を読んでから、TVドラマを観た場合と、どちらがダメージが少ないか…これって、漫画好きにとって、永遠の命題なような気がします。多分、答えは、ケースバイケース?
    「ラジエーションハウス」や「コウノドリ」は、テレビから入っちゃったから、そっちが好みだし、「鹿楓堂〜」は、絶対漫画のほうが良かったし、「フリーレン」は、漫画もアニメも素晴らしい!「カリオストロの城」に至っては、あれは別次元…(笑)
     では、TVドラマと原作漫画と、ほぼ同時進行で観賞したこの「嘘解きレトリック」は?う〜ん、俳優さんたちも演出さんも、頑張っていらっしゃるけれど、個人的にはキャスティングに???
     左右馬はちょっと真面目過ぎて、おとぼけが足りないし、鹿乃子はちょっと背が高過ぎで、バタバタ感少なめだし…一番?だったのは、「史郎」さん。もう少し、少年の雰囲気を残しておいてほしかったかなぁ。
     さて、原作漫画ですが、それぞれのエピソードがバラバラのようでいて、実に上手く最終話に収束させていく手腕は、お見事でした。初めは面白かったのに、最終話はグダグダという作品が少なくない中で、この作品は美しく着地しています。あれ?このレビュー、最後だけで、よかったかも…💦

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