Mayayaさんの投稿一覧

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91 - 100件目/全201件
  1. 評価:3.000 3.0

    カタカナ言葉が多すぎて…

     メイア(モブ)、ラクハ(黒幕)、デルカイン(黒幕の弟)、アイーシャ(黒幕の妹)、キネス(男主人公で皇帝)、レイナ(女主人公)、テリトゥス(神?)、ポルトゥナ(??)、シャキルの花(タイトル)…う〜ん、ざっとこのくらいのカタカナと顔と名前を覚えておけば、何とかなるのかな?その中でも、序盤はメイアとラクハと双子による、意味不明のドタバタ劇だから、この4人の能力と関係性を理解すれば、楽しく読み進めることはできます。
     ただし、楽しさと面白さは別。面白く感じるためには、あまりにもいろいろな事情や秘密が伏せられすぎていて、戸惑いを感じる場面が、それなりに少なくありません。一番分かりにくいのは、ヒロインメイアが、結局何をしたいのか、どうしたいのか、明確な意思が感じられないこと。皇帝キネスに祝福を与えることで、自分が死を迎える結末を避けたい気持ちだけは伝わってくるんだけれど、じゃあ、具体的にどう頑張るんだいってな感じ。最初は、優柔不断流されヒロインでも構わないけれど、やっぱりヒロインにはそれなりの資質を期待しちゃうかな。
     面白さが、今一つ伝わらない異世界転生ファンタジー。もう少し、無料分が増えないかしらん?

    • 1
  2. 評価:3.000 3.0

    ちょっと盛り過ぎですかね…

     冷酷な権力者が、原作?1周目?とは異なって、なぜかヒロインを溺愛するという娘煩悩モノです。今作はそこに、ビヘルビル(味方)vsエノティス(敵)の二つの公爵家同士の対立という構造を軸に、神獣の話も加えて、かなりお腹いっぱいの様相を呈しています。
     それにしても、この手の話、だいたいヒロインが虐待されているところから始まるんだけれど、これ、何とかならないのかな。フィクションとはいえ、気分が盛り下がります。だからこそ「生存日記」なんてワードが、タイトルに入っているのかもしれませんが…。
     ヒロインリオネは生き延びるために、ビヘルビル公爵アイビルは、リオネの神力をエノティス公爵家への対抗手段とするために、お互いを利用し合うかたちで始まった親子関係ですが、そこから少しずつ親子の情が深まっていく様子は、自然な流れで唐突感なしです。アイビルも変に若すぎず、程よい渋さが魅力的かも?!
     神獣たちとの契約合戦や極悪エノティス公女との対決が、ストーリーの中心となっていきそうですが、そのうち、リオナの恋物語も始まりそう…。お相手は、よもやよもやの弟ジェリオン?う〜ん、やっぱりお腹いっぱいだ…。要素を盛り込み過ぎる以外に、先行類似作品とどう差別化するのか、少し様子を見てみたい作品です。

    • 1
  3. 評価:3.000 3.0

    中身が異なるレアケース?!

     転生ものにもいろいろあるけれど、主人公の現在の性と転生前の性とが一致しないケースは、結構珍しい。だからこの作品、セレティナがヒロインなんだけれど、ん?ヒロイン?ヒーロー?どっち?って感じることが、多々ある。まさに、漫画界のLGBTQ提言作品かも?ですね。
     魂がオルトゥスなので、セレティナがどんなに可愛い服を身に着けていても、美少女に見えないのが不思議。中性的っていうか、むしろアンドロイド?それを言ったら、セレティナ以外の登場人物も無機質な印象で、油断すると誰が誰だか分からなくなってしまう。うん、髪型の違いで人物を描き分けようとする少女漫画とは、また少し違う意味で、悩ましい問題かも…。
     少女漫画なら、最強の騎士となるセレティナの成長を見守って…となるのでしょうが、このヒロイン、気概だけは一丁前だけれど、なかなかすぐには、使い物になりそうにはありません。結構進みがゆっくりだし…。少年漫画の話のスピードって、案外こんな感じなのかな?
     当面は、セレティナがいつオルトゥスとしてカミングアウトするのか、あるいはしない道を選ぶのか、そのあたりが興味の対象。この中身が異なるレアケース、何だかんだ言っても、続きが気になります。

    • 1
  4. 評価:3.000 3.0

    結末に困った結果の…?

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     異種婚もの…特にヒーローとヒロインの寿命が違いすぎる場合、どうやって結末を迎えさせるかって、作者も読者も悩ましいところだと思います。できれば、前例のない…を、お互いにどこかで期待しちゃっているんだろうなぁ…。だからこそ、この作品のこの結末はざっくりしすぎて、自分的にちょっと消化不良…。「男の一途愛」という、結構好物なカテゴリーの作品だっただけに、ああ、勿体無い!
     そもそも「天」が槐の罪を、千桃生の輪廻を断ち切ることで贖わせようとすること自体、本末転倒。大事なものが二度と手に入らないようにすることで、「禁忌」を犯させないようプログラミングされてんだろうけれど、とんだ欠陥プログラム!結果的に、罪のないものが犠牲になるようなら、お天道様に顔向けできないんじゃない?
     だから、千桃生が自らを犠牲にして(具体的にはどうやったんだ?)、二人で生まれ変わろうとした流れには、違和感を感じるし、生まれ変わったらしい?二人の出会いも、ん?どっち?記憶あるの?ないの?はっきりしてよ〜っていう終わり方…。お互いの名前を聞けそで聞けない、彗星の欠片が落っこちてくる、あの有名映画の余韻とは、ちょっと違うんだよな〜。結末に困った結果の結末と感じてしまうのは、私だけでしょうか。

    • 0
  5. 評価:3.000 3.0

    私が天ヶ瀬くんを甘やかさない理由…

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     イケメンだけど、女にだらしないクズなチャラ男をヒーローに据える漫画、最近多めだけれど、多分「天ヶ瀬くん」もこの部類。表面だけ見れば、人として尊敬できない生態だから、特に親しい幼馴染設定でもない限り、ヒロインがそんなチャラ男に食い下がる理由が理解できない💦でも、相手の内面を、深く理解しようとする姿勢こそが、ヒロインももの魅力なんだろうな…。
     ヒーローがクズ男になり下がる理由っていろいろあるけれど、この天ヶ瀬佑月の「理由」は、近年稀に見る残念さ。幼馴染の恋人が心変わりした?母親の不倫疑惑?そこから始まる人間不信?書き連ねれば、「あるある」かもしれませんが、遠恋の心変わり程度でチャラくなっていたら、日本の恋人たちの半分くらいはチャラくなりそうだし、あれだけ両親に大事に育てられた天ヶ瀬くん、あなたは母親の何を見て育ったのかと…。結局、不倫でも何でもなかったんだから、軽男になり損?!
     ラストのほうで、ももが初めて佑月の部屋に入ったとき、「このベッドに座るのは、ももが初めて」というくだりがある。ん?じゃ今までは、保健室とか、どこかで適当に?!こりゃ、数いる元カノのうちの1人から、さされてもおかしくないぞ〜。ちなみに養教先生、不在時には保健室に鍵かけておけよー。
     全体的にストーリーはまとまっていたと思うのですが、ヒーロー天ヶ瀬佑月の背景がかなり残念だったので、彼を甘やかさないことにしました。でも、16、7歳のDKって、そんなもんですかい?

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    胃もたれで、頭がパンクして、喉詰まり

    ジャンケンほかほか北海道、あいこでアメリカヨーロッパ、なーんてじゃんけんの仕方があったけれど、このお話もいきなり韓国?イタリア?カンボジア?って飛び回って、地理世界史が苦手だった自分にとっては、早くも胃もたれが…。
     おまけに登場人物の名前も、韓国人?英国人?イタリア人?と統一感がなく、頭がパンク状態💦
     よく考えたら自分、ハードボイルド、バイオレンス、スプラッターも苦手で、喉詰まりを起こしています。
     人によっては、面白く感じるのかもしれないけれど、少年漫画みたいな色遣いとコマ割りで、1話1話ついていくのがやっと。各話の最後らへんにぶっ込んである、関連性を整理したハナのメモがなかったら、完全に読む気失せていたかも…。今んとこ、課金してまでは読まないかな?
     ちなみに「ディレッタント」について、うぃきぺってみたら、イタリア語由来で「熱心な音楽愛好家」のことを指すとか…そこから意味が転じて、現在は熱心なアマチュア芸術愛好家のことを、ちょっと揶揄って表現しているみたいです。自分なら「偏執狂」とでも捉えるかな…?

    • 1
  7. 評価:3.000 3.0

    いろいろ端折りすぎ?!

     タイトルからしてこのお話、政略結婚、実は溺愛していましたってことがバレバレですが、それにしても、いろいろ端折りすぎ?な印象です。
     端折りすぎーその1
     大国にお輿入れなのに、一見したところ、馬車1台?侍女1人?いやいや、いくら何でもそんなはずはないでしょ。ん?人質設定?だとしたら、無理に結婚することもないのにね。
     端折りすぎーその2
     ビアンカが「騎士」を嫌う理由が、母親との思い出の花畑を、騎士に踏み荒らされたからって、よもやよもやのそれだけ?一騎士の暴挙の責任を、騎士職全体になすりつけるのは、いかがなものでしょう、王女サマ?
     端折りすぎーその3
     到着したビアンカを、先触れも紹介もなしに、国王自ら出迎える?どっかの荘園領主でもあるまいし、あり得ない!護衛はどうした?護衛は…!?
     そのほかにも、ビアンカの父王と侍女のアンナだけで密談?しているとか、ルーカスがビアンカを溺愛する理由とか、王族関係のお話にしては、細かな設定がいろいろ都合よく端折られていて、なんだかなーという印象…。とすれば、似たようなお話は他にもあるしで、無理に課金はしないかな…。

    • 4
  8. 評価:3.000 3.0

    救世主…よりは、ギャグ?

     異世界転生と地球滅亡と聖女とドラゴンと…って、とにかくいろんなテイストがてんこ盛り、その上、シリアスとギャグとが交錯して、うーん、なんと言ったらよいか…対象年齢低めの少年漫画風?大人が読むには、ちょっと辛いかもです。
     透明ドラゴンのイデイヤが、悪女のせいで傷ついた弟のイスラヒを救うために、平凡なJK星凛と契約した…って、ここまではよくある話。星凛自身は透明ドラゴンが視える以外、何の力ももたないけれど、時々イデイヤの力を分けてもらって、難問?を解決するところはご愛嬌。昭和っぽいギャグが、たびたび入り込みます。ネタは、やや幼めかな?
     反面、イスラヒ絡みのシーンは、ちょっと重め。キャラが、ひとり浮いちゃってる感じで、星凛が彼の救世主になり得るのか、まだまだ道半ばって印象です。ほんとに回収できるのかしらん。
     大人が読むには辛いかも、と書きましたが、昭和のバラエティ番組が好きな方には、それなりにオススメです。くだらなくて、力が抜けて、リラックスできますよ。

    • 1
  9. 評価:3.000 3.0

    ダメダメだから興味を惹かれる?

     文京子先生が描くヒーローとヒロインって、正統派じゃないから、かえって興味を惹かれるんだろうなぁと、常々感じています。特にヒロインは、客観的にはダメダメで、でも、そこがイライラするからこそ、物語に引き込まれてしまうというか…あれ?嫌い嫌いも、好きのうち?!
     ヒロインゆうきは、まあ、成長しないねー。間違いなく「いい人」なんだけど、失敗を次のステップに活かせないタイプ。だからこそ読者は、「またかよっ💢」と思って、モヤモヤする…文先生の術中に、はまってしまうわけです。
     ヒーロー純は、犬被りの猫型男子、見かけによらず腹黒です。サラッと流しているけれど、アルコールが駄目な子に、知らないふりしてアルコールを飲ませるって、相当まずい案件。ゆうきのことが本当に好きで、きっかけが欲しかったんだろうけれど、そこは正攻法でいってほしかったかな?あ、恋愛偏差値ゼロのゆうき相手じゃ、無理か…。
     クセが強いという程ではないけれど、全肯定はできない二人が繰り広げるドタバタラブコメディ、文先生の掌の上で転がされてる感、そこはかとな〜く漂っています。

    • 1
  10. 評価:3.000 3.0

    ある程度、覚悟して読むべし

     表紙の絵柄からすれば、少女漫画って感じなんだけれども、なぜかしらジャンルは、女性漫画。その理由は、1話目を読むと、すぐに分かります。転生前のヒロインのなされようは、あまりにもひどくて、残酷で…見るにたえないって、こういうときに使うんだっけ?画を見るのも、描写を読むのも、キツかった。ある意味、ホラー?確かにこれは、少女漫画ジャンルに入れてはいけない。
     マリアがマリアベルに転生してからは、一転ほのぼのモード、画もぽやぽやタイプになります。それでも、ところどころに不気味さのかけらが…。怖いもの見たさ?見たくないのに、見たくなってしまう?うん、まるで児童用に改編する前の、大人のグリム童話みたいなニュアンス。
     ラストは、なんて言ったらいいんだろう。ざまぁエンドっちゃあ、ザマァなんだけれど、出だし同様、また、目を背けたくなる描写が…。あー、ここまでやんなきゃ駄目かぁって感じです。
     ダーク、ホラー、ゴシック…そんな世界観がお好みの方には、おすすめです。ある意味、攻めている作品ですから。わしゃ、もう少し脳内お花畑でいいな…。

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