22696位 ？
5.0
クリミヤ戦争に似た､この世界での戦いなのでしょうね。エリーゼというより東大医学部教授としての高い知性と教養が見事に発揮され､緻密な状況把握と戦略分析をする重要なシーンですね。一介の貴族令嬢ではあり得ない高い能力に皇帝は絶対帝国に必要と判断し手離す筈ないでしょう。と共に傲慢でわがまま故､処刑されたエリーゼとは違い､今度こそ悔いのない生活を目指す再転生したエリーゼは高い知性を慎重に使うでしょう。それ故に皇太子も今度は形式的な結婚だった前回と異なり、エリーゼの行動や高い知性に興味を示すでしょうから彼女の記憶にある悲劇的展開とは異なるストーリーが始まるでしょうから､今後の物語の展開に期待します。
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5.0
国王や王弟がチェルシーを保護する必要を認め､彼女の本当の血縁者である辺境伯養女としたのは､辺境伯爵という立場上自身が強大な武力を持っている･･やがてチェルシーの有用性に気づく他の貴族や権力者から守るためなのでしょうね。ようやくチェルシーにも幸福な日々が得られそうで､物語の中の彼女に『良かったね』と声をかけたくなりました。
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4.0
育児放棄という虐待事例を知っていますが､この物語で語られている話に近い状態でした。虐待されていた子供は生きている事を嘆き､消えてしまいたい･･と考え、一方酷い親は『これは､しつけ』だと主張し反省する意志さえ無く､厄介な事に社会ではそれなりの地位にあり『常識人』に見られていました。児童相談所では所員の数が少ないからなのか､もしくは『親権』に遠慮してなのか動きが鈍く、結局人道主義弁護士に相談し被害者の子供を保護してもらいました。
かつ友人の知り合いの新聞記者に情報をリークして『取材』してもらいましたが､社会からの批判を恐れた企業は『会社の信用を傷つけた』として役職を解き離島へ出向･･事実上の解雇したそうですが､親同士互いに罵りあって離婚したらしいです。残念な事に､この物語のような出来事は実社会でも起きている･･これが現実です。願わくはヒロインのチェルシーには幸せを掴んで欲しいです。
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5.0
日本人として転生しても両親は居らず､悲しい思いをしたエリーゼは､かつて自分の行動で苦労させ悲しませた家族を愛し親孝行をしようとする姿に､彼女の懸命に生きようとする強い意志を感じますね。と共に自分が処刑されるまでの10年間の主要な出来事を並べ対処しようとする･･特に医学部門には東大医学部教授としての知識が役立ちそうですね。
更に高い知性の持ち主でしょうからそれ以外の出来事にも対処出来るでしょうからエリーゼの今後の行動に興味津々で読ませてもらいます。
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5.0
日本人に転生してもエリーゼの記憶を持ち反省し､幸せに生きようと懸命に努力したが航空機事故で再び死を迎えてしまう･･絶望よりも『生』への渇望が再度エリーゼへと転生し今度こそ悔いのない人生を送ろうとする彼女の行動に期待する､と共に貴族令嬢ではなく東大医学部教授としての知識をこの世界でも活用するのか期待しています。
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4.0
腐りきった妹。姉とは余りもの対比。
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4.0
権勢欲と自己保身欲のみに捕らわれた者達の､あさましさ。人でない竜グリードの方が遥かに人の心を持っている。ここに､この物語の悲劇があるのでしょうね。バカげた王国など滅びてしまった方が良いのでしょう。願わくばバカ親やアホ妹に蔑まれていたヒロインの幸せが実りますように･･。
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4.0
『聖女の術』がほぼ完全に発動できるようになったセイはこの討伐では圧倒的な戦力になったでしょうが、『聖女の術』の発動を間近で見れば魔法師団師団長さまの探求心に火が入り嬉々として術の再現を求め､セイにとっては苦難の･･端から見れば喜劇のシーンが見られそうですね。この物語の続きを早く読みたいです。
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『聖女の術』の発動条件が誰かを強く想う･･と気づいたセイは発動条件たるホークを前に正気で居られる筈も無く恋に不慣れな少女同様､走って逃げだす姿が可愛いですね。
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最上級ポーションに必要な薬草造りには『祝福』つまり『金色の術式』が必要と知ったものの､何が術式の発動条件なのか判らないセイには途方に暮れるでしょうね。とは云え傭兵団の人達が傷ついているのを見て回復魔法を使う姿に優しさと真面目さを感じますね。
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外科医エリーゼ
008話
8話