4.0
小田原先生の作品には根っからの悪者がいないと思っていたけど、超極悪人がいた。愛情が愛憎に変わってしまったといえば、悪者ではないかも知れないが、そんなの知ったこっちゃない。
-
0
4798位 ?
小田原先生の作品には根っからの悪者がいないと思っていたけど、超極悪人がいた。愛情が愛憎に変わってしまったといえば、悪者ではないかも知れないが、そんなの知ったこっちゃない。
夏目は、やることが結構えげつなくて、最後まで苦手なキャラクターでした。かわいそうなのはわかるんだけど‥ひどかった。
藤間の悲惨な幼少期を知ることとなる公爵さま。
よって、事件のきっかけを作ったとの思いが強くなってしまう。
辛い状況の中、レイ&明には癒やされる。
藤間の幼少期が悲惨すぎる。いや、大人になってもか。
蓮や明と過ごしたのは、思ったより短くてびっくりしたけど、それでも感じたことのない幸せだったんだろう。
またまた事件。
さらにややこしくなり、もう自分で推理するのは諦めて読むようになった。葉山さん、何気に重要人物なんですよね。
藤間と明がまた共に過ごすようになる。藤間のたまに見せる感情が苦しい。
明の幼少期からの変わらなさ。蓮パパを思い出してしまうよね。
藤間の登場で、一気にミステリー作品に舵を切る形となる。
あまりミステリーは好んで読んだりしないけど、すでにキャラクターに愛着が湧いてしまい、先が気になって仕方ない。
婚約が進んでしまうことになり、胸が痛い。
レイと明に一緒になってほしいけど、エリーゼの状況と信念を知ってしまうと単純にそうとも思えなくなる。
このあたりから、また新たなステージとなる印象。
藤間、最終的にはいちばん好きなキャラクターになりました。
明のレディ講座の始まり。
これが後半まで続くとは、この頃は思わなかった。
時に心の支えとなるこの講座。終盤の顔つきと見比べて欲しい。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
大正ロマンチカ17