5.0
今までに味わったことのない恐怖
主人公の阿川はとある村の駐在として家族と共に赴任してきたが、その村は何かがおかしい。
調べていくうちにその村を牛耳っている後藤家の人間が毎年子どもを食べているのではないかという疑問が生まれる。
最初は優しいと思っていた村人たちの行動がおかしく感じ始めたり、自分や家族に危険が迫っているのに何かに取り憑かれたように1人で捜査する阿川。
正直好みの絵ではないし、青年漫画なので、毎日無料ではなかったら絶対に読まなかったジャンルでした。
レビュー評価が良かったので読み始めたところ、すごい中毒性と引き込まれるストーリー、さつ人や心霊物などではない、今までに味わったことのない恐怖で、手に汗握るとはこのことかと思いました。
すごい作品です。
創作でありながら、昔、似たようなことがあったのではないか、今でもどこかの集落にありそうな恐怖。
そしてクライマックスの村人の口から出た指で、恐怖がピークに達しました。
サスペンスやホラー好きな方、普段青年漫画を読まない方などに、まずは数話読んでもらえたらと思う素晴らしい作品でした。
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