日高先生は作者のために二人展を提案したのだろう。自分の絵を披露したいという気持ちより、林の絵を世間に見せたい、ここにこんなすごいやついると知らせたい。そのために自分は客寄せパンダになるつもりだったのではないか。
描きたいものがない、絵を学んだことも取り組んだこともない私にはわからない感覚。でも美大生の多くがぶつかる壁なのね。
私で言うなら、作りたい料理がない、みたいなことだろうか。
作者はいつも大事なことを日高先生に言えない。金沢美大に先生が来てくれたとき、ろくに話さず帰したことを後悔してなかった?ねぇ、もう本気でぶつかろうよ。
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かくかくしかじか
051話
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