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今となってはこっぱずかしいのですが、それが乙女の夢だった時代があるわけです。今も変わらないのかな。どうかしら。
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1494位 ?
今となってはこっぱずかしいのですが、それが乙女の夢だった時代があるわけです。今も変わらないのかな。どうかしら。
清水玲子氏の言葉のセンスはとても優れたもので、常に感じ入ってしまうのであるが、特に「第九」は素晴らしい。第九(交響曲)が人に与えるものすべてをまるっともらってしまっている。
秘密が有名な清水玲子氏ですが、私はこちらのシリーズ押しです。ジャックとエレナのアンドロイドが主人公とかもう凄い。
強めのヒロインの感情の成長もの。設定はこれまでもなかったわけではないものだけれど、上手に描けていると思います。
子どもの頃もかわいかったけれど、大人になって美人になって……ときめきしかない! と読み返しても、当時と同じ感想でした。
美しい絵で怖い話。まずは生死の疑問に直面するはじまりのストーリーで、恐ろしくなって中断してしまいました。それくらいリアルです。舞台は農村なのに。
とても美しく素晴らしいストーリーですが、恐ろしさが強くて星三つ。清水玲子作品は長くなればなっただけ底知れぬ凄みにこちらが負けてしまう。でも必読。心して。
最後まで読んでください。最後に現れる美少女が、この話の核だと言ってしまっては言い過ぎかもですが、力入れて描かれているのが伝わりました。
壮大なSFで、こちらが受け止めきれず。好みもあるので、好きな方はめちゃくちゃはまる、人生に関わりそうな勢いです。そういう作家さんです。
昔雑誌連載中に途中までは読みました。この作者さんの西部劇っぽい話が好きだったので、ファンタジーにはあまりはまれなかったんですよね、当時。でもストーリーは確かな方なので、最後までこの機会に読んでみます。
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銀色絵本 千津美と藤臣君のシリーズ2