5.0
1ヶ月分のときめきを貰っています。
毎月、更新された直後に読んでしまうくらいはまっています。
いやー、初期から拝読している身としては、真山くんの成長が眩しすぎて。。もともとシャープなイケメンとして描かれていましたが、最近はイケメンというより最早、繊細な美青年といった風情で毎月ときめきを頂いております。真山くん、ありがとう(笑)
ストーリー展開が巧みで、最終的に武頼を選ぶのか、真山くんを選ぶのか、まだまだ読めません。萩原ケイク先生がどちらのキャラクターにも愛情をもって描かれているのが伝わってきます。もちろん他のキャラクター達にも。
メインの4人はこれからどう関わり合っていくのか。
よく結婚は生育環境が似ていると上手くいく、と聞きますが、その視点で見ると、武頼と沙織さんはいわゆる毒親育ち。純と真山くんは、温かな家庭で育っているという違いがあります。(純の場合、成人してから両親が高齢で苦労していますが、幼少期は愛情に恵まれていた様子。真山くんのご両親はなんか愉快)
そのせいか、純も真山くんも、真面目過ぎて考え過ぎて苦しむことはあっても、基本的に前向きで言い訳せずに、まっすぐ。
一方、武頼と沙織さんは、どこか逃避的で、自分の本心を見ないようにして自分の現実を守っている印象。
『性格』というより、『人生への向き合い方』の違いというか。
どちらがいい悪いではなく、前向きに本心と向き合いたい純と、本心と向き合うことから逃げたい武頼では、どんなに向き合ったつもりでも向き合えない部分があるのかな、と感じました。
だから、本心をまっすぐに伝えることが出来る強さがある真山くんにどんどん惹かれてしまうのかな、と。
反対に、毒親育ちの辛さは、温かい家庭で育った人には真の意味では理解できないから、純も武頼の本当の辛さを理解してあげられないのかもしれないとも感じました。
沙織さんと武頼は、カッブルにならないにしても、その部分を癒やし合えるアクションがあるのかな。
最新話で、所長になれなかったことを純に伝えたらガッカリさせてしまう、でも伝えないといけないしと武頼は焦燥してましたけど、たぶん純は所長の話なんか忘れてる。。武頼はやっぱり純が本当に欲しているものが分からないのだろうなぁ。
それにしても、藤谷さん察しがいい(笑)真山くんを見る純が、よっぽど恋する女の顔をしていたんでしょうか。
次回が待ち切れない!
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それでも愛を誓いますか?