ジーン・ハワードさんの投稿一覧

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41 - 50件目/全71件
  1. 評価:5.000 5.0

    宮崎作品の素晴らしさ

    レディコミの枠を越えたスケールがありつつ、レディコミでしか成立しないストーリーや世界観が宮崎明子さんの漫画の魅力だと思っています。
    時々自分の痛いところをつかれているような感覚になるのも、登場人物の描き方がリアルだからでしょう。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    淡々としている主人公

    宮崎さんの作品に割と多いのですけど、主人公が困難な状況でも淡々としていて、ため息つきながら困難を乗りきろうとしている様子が描かれています。
    他のレディコミの主人公は感情を激しく表出していることが多いので、宮崎さんの作品の特色ですね。
    こちらはどの作品もかなり個性的な、というよりは結構困った人が出てくるのですが、主人公たちは淡々と当たり障りなく対処しています。
    相手が自爆したり、しれ~っと去っていくのにホッとします。

    • 0
  3. 評価:5.000 5.0

    Twitter流行し始めの頃

    初出がおそらくTwitter流行初期だと思うのですが、社会背景とか色々反映されてておもしろいです。
    宮崎明子さんの作品は時々ヘビーなのも多いのですが、この作品はほどよく笑える作品だと思います。

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  4. 評価:5.000 5.0

    文明の衝突

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    都市と地方というモチーフが前作の「花園町メリーゴーランド」と同じなのですが、前作が都市から地方の村社会に来た異端者の視点だったのに対して、こちらは都市の文明社会から訪れた異端者に振り回される原始的な孤島の住民たちの視点で描かれています。
    時代が平安時代とはいえ、稲作もないような絶海の孤島と、先進文化が発達していた都では文明の発達レベルが違う。
    まさしく文明と文明の衝突です。
    そして自然災害という危機が重なり、人間のエゴイズムや欲望がむき出しになっていく。
    非常に壮大な物語といえます。

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  5. 評価:5.000 5.0

    王道の青春もの……じゃないか

    受験に失敗してブラスバンド部がない高校に進んだ主人公が、仲間とブラスバンド部を結成して全国目指してがんばっていく。
    なるほど、王道の青春部活漫画だよね!って思うでしょ?
    ところがどっこい女主人公の方がとんでもない個性で、エロありギャグありのラブコメ作品。って思うでしょ?
    でもしっかり部活やってるし、何だかんだで青春ものではあるのです。

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  6. 評価:5.000 5.0

    大人の青春物語

    普通は18歳ぐらいまでに一通り終わらせておくようなことを、28歳になってやっと始める人。
    恋に恋してるようなさまは、中学生ぐらいの少女のようにも思えます。
    まあ初デートの相手が「サッカー部の○○先輩」とか「ジャニーズ系のクラスメイト」じゃなくて、「おじさん」しか選択肢がない状況だとへこんじゃいますよね。
    主人公はともかく、母親はちょっと病的な印象がありました。

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  7. 評価:5.000 5.0

    ビターだけどマイルドな

    初期の短編なんかだとビターな読後感があったのですが、「ラッキー」以降はあたたかさや優しさを感じる作風に変化してきました。
    この作品にも「痛み」とかビターな要素がたくさんありますが、読んだ後は何とも爽やかな気持ちになれました。

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  8. 評価:5.000 5.0

    理不尽さと都市伝説

    ネタバレ レビューを表示する

    異形のキャラクターに徹底的に追い詰められる恐怖もあるんですけど、あまりに理不尽に事件に巻き込まれていく怖さ、そして悲劇的な最後すら「噂」として消費されていく怖さや、忘れ去られてしまうこと……等、後からじわじわとくる恐怖もあります。
    この時代はストーカーって言葉もなかったし、都市伝説という言葉もそれほど一般的ではなかったです。この種のジャンルのサスペンスホラーとしては古典的な部類でしょうね。

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  9. 評価:5.000 5.0

    恐怖で熱が出た漫画

    小学生当時、初めてこんな怖い漫画を読んだ!というほどにショックで、その日のうちに発熱しました。(実はたまたまインフルにかかっただけなんですけどね。笑)
    ようはそんだけトラウマになっちゃうほどの怖さで、半年近く学校の帰りが怖くて仕方なかった。
    成人後に読み返すと、さすがにそこまで怖いとは感じませんでした。
    都市伝説系ホラーとしては、望月峯太郎さんの「座敷女」にも通じる部分があります。

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  10. 評価:5.000 5.0

    多くの人に読んでほしい

    精神疾患患者や精神障がい者の現状を知るのに、とてもよい作品だと思います。
    見ていて辛くなるシーンや、これはちょっと……と思う場面もあります。
    大切なのは「制度」が、あまりにも実態に合っていないことではないでしょうか。
    制度や福祉行政、医療などについて考えるきっかけになるとよいです。

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