みんなのレビューと感想「甘やかな花の血族～紅蓮」（ネタバレ非表示）

本編を途中まで読んでから

甘やかな花の血族の本編を途中まで読んでから、どうしても昔のことが知りたくなってこちらを読みました。朝霞の曾お祖母さんとお祖母さんの話なんですね。

なかなかおもしろかったです。
こういう経緯で、あーなったのなってよくわかってよかったのです。
シリーズ！！

「甘やかな花の血族」が好きだったので、この原点となる物語が読めて嬉しかったです。あっという間で物足りなさも感じますが、それくらいがいいのかもとも思います。

読みたかった！

シリーズのスタートとも言えるエピソードの物語、以前からとても読みたかった！エッチのシーンもなんともいえないリアル感です。

作者さん買いです！
絵はとても綺麗でめっちゃ好みです！
ストーリーも工夫されてて飽きずに楽しめました

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終わり方が不完全燃焼に思うかもしれませんが、これが始まりで後々のお話に続いていくのかと思うと、良い最後だったと思います。

起源

甘やかなシリーズの起源です。
先に、2シリーズ読んでいたので、いろいろな事柄がパズルのようにパチっとはまり、なるほどなぁ～、と府に落ちました。この作者さんは、ストーリー仕立てが上手だなぁ、と毎回思います。

とても切ないお話です。

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氷雨と榊は愛し合い、子どももできますが、高塚家当主の息子たち(榊とは異母兄弟)にその愛を阻まれてしまいます。
二人は結果的に引き裂かれてしまいますが、このシリーズの他のお話の原点は全てここから始まっています。
同じシリーズの朝霞、正宗につながる大事なお話です。
氷雨はとても強い女性で、だからこそ子孫をしっかり守ることができたのだと思います。