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玉響

  • 完結

あらすじ

貿易商の一人息子である麻倉通忠は全寮制の旧制高校へ入学する。そこで同室になったのは、幼い頃に唯一心を許した幼馴染み、立花だった。けれど立花との再会は麻倉にとって複雑なもので───

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ユーザーレビュー

  1. 評価:4.000 4.0

    丁寧

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    大正時代のお話です。
    同級生、幼なじみ、思春期、すれ違い‥
    といったところです♪

    玉響って題名!まさにストーリーにぴったりでした♪
    ゆっくりゆっくりと気持ちが進んでバーン!と爆発して彼以外もう見えない!みたいな感じです。

    結ばれずに離ればなれになってしまうところも切なくてきゅんきゅん!
    受けの一途な気持ちにきゅんきゅん!

    でもちょっと足りない!
    攻めがポーカーフェイスすぎて心情が読みにくい。
    好きならもう少し行動にしてほしかったな。

    by unico
    • 12
  2. 評価:5.000 5.0

    大正ロマン

    時代背景が背景なだけに、ハラハラしてしまいました。

    大正時代って、
    和と洋が絶妙なバランスで保たれていて、解放的なようで閉鎖的。
    外国との戦争。
    麻倉はハーフ。
    そういう観点からもハラハラしました。
    戦争とかハーフはあまり触れられてなかったけど。

    麻倉の想いが溢れて、遂に想いを告げる。
    その気持ちに立花はどうするの!?
    やっぱり月日は残酷でしかないわけ?
    と、改ページする指圧が半端なかったです。

    一番好きな場面は接吻です。
    具体的には接吻に至る過程に、
    静なる動悸を感じました。

    終盤には愛の交わりが丁寧に描かれていて良かったです。

    by 高任
    • 10
  3. 評価:5.000 5.0

    美しいお話でした。

    玉響という言葉は、この物語ではビー玉がカチカチと触れあう音を指すのでしょう。
    幼い二人の別れの場面、再開の場面などに、印象的にこの音が響きます。

    大正時代の幼馴染みのお話です。
    一方の実家が、経済的に立ち行かなくなったり、
    一方が、ハーフであることで他人の目を気にする性分に育ったり、
    思い合っているはずなのに、すれ違いが続きます。

    よくある時代物では、ここで一夜限りの想いを交わして、別々の人生を歩んだりして、それはそれでステキな作品もたくさんあるのですが、これはまた一風違います。

    ビー玉の音といい、
    この主人公達の、迷いながらも決断していく姿といい、
    美しいお話でした。

    ストーリーはもちろん、
    回数こそ少ないかもしれませんが、二人の思いが伝わってくる触れあいに、ドキドキしました。
    最高です!

    • 8
  4. 評価:5.000 5.0

    素敵な恋物語です‼

    タイトル、時代、その他諸々が好みの内容なので、迷わず読んで久しぶりに大好きな話に遭遇しました。全寮制の良さ、友情と愛情が良き時代とマッチして、今のような自分勝手に生きれないながらも、縁と情が交わり、葛藤しながら自ら選択し生まれる感情も伝わりました。
    他の作品も読みたいです。

    • 9
  5. 評価:5.000 5.0

    切ない純愛

    同性同士の恋愛を当たり前の様に、さっくり読みたい方にはお勧めしません。

    だけど、この作品はそういう気持ちの揺らぎや不安がありながらも純愛を貫き通すという素敵な作品でした。

    性別飛び越えて感動を求める方にはぜひ!

    • 12

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