みんなのレビューと感想「[小説]囚愛 籠のなかの花嫁」(ネタバレ非表示)

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4.0
上品なエロ
中々のエロさを描写しているが、下品さを感じないのがすごい。ソフトSMが好きな人には読んで欲しいと思う。
by ばらひめ-
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4.0
東西一のラッキーボーイ
黎明は18の時に翠蘭と別れた後、裏切りに合い親を亡くしたりと苦難の日々を過ごしながらも、なんとか社会的地位を築く事に成功します。
でも、汚い仕事にも手を出した自分はもう翠蘭に相応しくないと自虐的になってしまい、翠蘭を探すことすらしませんでした。探そうと思えば探せるだけの権力があったにも関わらず、です。
で、ある日幸運にも彼女と再会できたのに、彼女から怯えた眼差しを向けられた事に機嫌を悪くしちゃいます(どうやら彼は海千山千経験している間に人相が少し悪くなっていたらしいです)
おまけに、貧相な格好を娼館で綺麗にされた翠蘭が自分は売り物にされるのかと勘違いした事に腹を立てて、本当に芸妓みたいな扱いをしちゃいます。
更には、黎明のために純潔を守ってきた翠蘭に対して、成長した胸を見ては他の男に触らせたんだろうとか、ちょっと目線が合っただけの相手に色目を使ったなどど難癖を付けては手酷く扱います。
それでも翠蘭は健気に黎明だけを慕い続けてくれるんですが、自分にその価値はないと自虐的になっちゃってる黎明は翠蘭の気持ちを拒否し続けちゃうという。
しかも!翠蘭が拐われた時に、助けに行くのが間に合わなくて、彼女は最後までやられてしまうんですよ!?(ヒロインがお相手以外に襲われてしまう、しかも未遂で終わらないというシチュエーションが苦手な方はお気をつけください)
それなのに、やっぱりお前が好きなんだー!と叫べば全部許してもらえちゃうんですから、これはもうラッキーボーイだとしか言いようがないですよね。
最終的にはものすごいハッピーエンドで終わりますし、翠蘭はありのままの黎明を受け入れてくれますし、こんな幸福者はそういないんじゃないかと思います。
とにかく黎明は、理由があって…とか、誤解があって…とかじゃなくて、本当に心がすさんでしまってた部分があったんだと私は理解しました。それが翠蘭のひたむきな愛で救われるんです。そこが凄いなと、純粋に翠蘭を尊敬してしまいました。
あと、絵がとても綺麗でした(*^^*)by tostone-
8
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