【ネタバレあり】水辺の夜のレビューと感想
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5.0
NEW「愛する」をそれぞれが知っていく
韓国BLとしては異例のヒット作なんだとか。そんなの知らずに読んだけど凄く良かった。
「生きていればいつかいいことがある。そんな言葉をバカみたいに信じてた」という主人公の心の声。
死のうとしたことがある私には「うんうん、わかる」しかなかった。「それっていつ?」という気持。
今現在心底困って弱り切ってそういう行動に出てるのに、「生きていたら~~」とか個人的には最も適当な上っ面の言葉だと思ってる。自分が言われたらムカつく。
イヒョンがヤクザを殴ったことがその気持ちを加速させたとしても、
親からの暴力、愛情不足、自分のじゃない借金の返済、中学からバイトして、
20になったらイヨン(異母兄弟)を押し付けられて、辛かったろうな・・。
何の望みも無い状態でそれが最善策だと思った主人公が幼い弟を抱いて海に入っていくシーンは一番辛かった。
イヨンとの別れも悲しかったな。
自分しか愛してこなかったテジュ、自分を愛することができないイヒョン、
どちらもそれぞれの存在によって、変わっていきます。
先にテジュが好きになったことを自覚するけど、最初は返済のための道具くらいにしか思っていなかったため
テジュの言う言葉はイヒョンにはなかなか正確に伝わらないし信じてもらえない。
もどかしいけど、どうか伝わってくれと思いつつ、
辛い展開も多いので、確かに少し読了後は疲れるかもしれませんw
でもめちゃくちゃハピエンです。
エロシーンは非常に多め。
韓国とか中国のBLのオメガバースって日本のよりもずっと控えめなものが多く、これもそうです。
下手したら「あ、これオメガバだったわ」と忘れてしまいそうなほどですが、発情期が来た時の夫々は
それなりにエロさ増してるのでまぁいいんじゃないかと。
絵風も韓国の作画担当さんに比較的多い絵風だと思う。私は読み慣れてるので寧ろ好き。by chibico-
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