みんなのレビューと感想「白鹿は愛を謳う【電子限定描き下ろし漫画付き】」（ネタバレ非表示）

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「狼の花嫁」のゼスとルーイの息子サヤと、白鹿のユルールのお話です。
幼い頃からユルールが好きで番になると約束していたサヤ。成人して番候補を持つ年齢になっても、その約束を諦められず、ユルールに告白するが、大切だが番にはなれないと断られてしまう。
落ち込むサヤに弟のサイハンが愛していると迫るが、それを見たユルールは…。
美しくて謎めいた雰囲気のユルール。本作では相変わらず美しいが、年が経って、更に包容力のあるおじさまになっています。
我が子と言ってもいい年齢のサヤに慕われて、大事だから幸せになってほしい気持ちと、人に取られたく無いと思う気持ちの板挟みに、最終的にユルールがとった行動は…。
最後のエピソードが最高です！

良かったです

狼と白鹿のシリーズものだったんですね。作者さんの作品一覧を見て
初めて気づきました。

こちらがシリーズ最新作でしたが、絵も上手くて世界観も
良くて、個人的には好きな作品でした。

動物の描写が上手い作者さんにはついつい手が出てしまいます。
せっかくだしシリーズ1から読んでみようと思い、そちらも
読了したのですが、2と3は長編のようなのでとりあえず保留。

一般的なBLとは違う、ファンタジー好きで動物好きの方にはおすすめです。