【ネタバレあり】四人のにびいろのレビューと感想（4ページ目）

最後まで読まないとわからない

ヤクザ物ということで読み手を選ぶお話だと思いますが、最後まで読むと、ヤクザ物を初めて読んだ私も涙が止まらなくなるくらい素晴らしい作品でした。
普通に生きていたら当たり前に得られているであろう、人間の根本を形造るために必要な愛情を得られなかった誠、相、ベティ（六）。一人のカタギの青年が偶然ベティと出会うところから、誠は「自分の居場所」を求め、相は再確認し、六は見つけて、再生の可能性を見い出すまでの物語。人に弱みを見せられない、言葉足らずなヤクザの世界が、この物語において重要な世界観だと思いました。
途中読んでいて苦しくなるシーンがたくさんありますが、最後の数話でそういった感情が全て救われますので、是非最後まで読んでほしいです。

この方の作品は、他に良くある、巻末の番外編みたいなその後のストーリーがなく、余韻を持たせる終わり方なのですが、明るい空を感じる余韻で、私はとても好きです。

期待外れ

異父兄弟の話かと思って購入したのに意味わかんない話過ぎて金返せ。絵柄は前から綺麗で好きでしたけど、今作品は面白いともなんとも思わないモノだったので呆れて笑えてきました。愛に飢えた腐れ外道兄と律儀に自分の運命を兄に捧げる弟だけで充分。ベティ？勇？要らんそんなキャラ。とりあえず時間と金返せって。

極道ものの、BLをあまり読んだことなかったのですが。絵は、キレイだし抵抗なく、ストーリーに入れるのですが。

あかべこ先生の中でも好きな作品。四人の関係性が何とも複雑なのですが、面白く読みました。何よら絵がとても綺麗です

よく分からない。
レビューを読んで兄弟愛がどうとか書いてあったので無理かなって思った。
暴力的なストーリーは苦手なので読まないかも。

アカン

評価が高かったので、物凄く期待して読みましたが・・・ごめんなさい。どこがこれだけの評価を受けているのかが、全くわかりませんでした。お好きな方にはたまらないのかもしれませんが、私には意味不明でした。もしかしたら、全部購入したら良さがわかるのかもしれませんが、そこまでの購買意欲がわきませんでした。

兄弟・ヤクザものです。絵がキレイ。
弟がカッコ良いです。
お兄ちゃんすごく暴力的なのに真っ赤になって照れるとことか可愛いです。
ヤクザの抗争とか暴力的なシーンはありますが個人的には好きな部類です。

ヤクザものですが…

相と誠の兄弟愛は遠回りしたけど行き着く先は…思いがけずよい方向に。ベティと勇の関係も。ヤクザものですが自分にはハード過ぎず話の長さもコンパクトでちょうどよかったです。

兄貴が何故こんなにも歪んでしまったのか、弟が何故こんな兄貴と離れないのか、ベティは何者なのか、勇くんは何故ベティに執着するのか。魅力的なストーリーで一気に読めます！

全員片思いと言うキャッチフレーズが

全員片思いと言うキャッチフレーズにひかれて読んで見ました。ベティに自分を愛してくれなかった母を重ねるマコト。自分の生い立ちから全てをあきらめ、不憫なマコトを受け入れるベティ。自分を誰かのかわりでなく、一人の人間と求められたい相。ベティに一目惚れする青年。四人のそれぞれの思いが交差する。お互いに必要な相手も確認して再生していくドラマチックなお話でした。