みんなのレビューと感想「ノイズの空にカナリア」（ネタバレ非表示）

音楽が想いを昇華する

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人の悲しみが音として聞こえる伊之瀬と、実兄への叶わぬ想いを抱いて生きてきた真澄のお話です。真澄は兄への想いを完璧に隠しとおしてきて、誰にもバレたことはなかったのだが…。売れっ子作曲家の伊之瀬は、今まで聞いたこともないほど美しい音を聞いて、音を出している人を確認しに行くが、その時には真澄に強く惹かれていたのだと思う。伊之瀬が真澄の音に触発されて作った曲、その曲を聞いて真澄の兄が感動して泣くところ、感動して泣く兄を見て自分の想いが兄に届いたと思う真澄。伊之瀬の音楽が人の悲しみを昇華させるところに感動しました。

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心の音が聴こえると不思議な静な話しの中にエッチなシーンもあってのめり込める素敵な話しでした!!兄の想いの音すら綺麗と言うことで想いの重さが伝わりました

すごくストーリーが良かったです。ありがちな音が聞こえる、と言う話ではなく悲しい音が聞こえる、って設定ですね。2人ともとてもよい人間性で、うまくいってジワワと胸が熱くなる作品！

絵がきれい

絵がきれいで、あっという間に物語の世界に引き込まれてしまいました。もっとイチャイチャが見たかったです。

イイ話しでした。

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実の兄を好きになってしまった男。人の悲しい気持ちが音として聴こえてくる男。悲しく切ない思いを2人の出会いが溶かしていく。とてもステキな話しでした。

良かったです(^^)

どうにもならない気持ちや性質を
誰かに知ってもらい慰められる
唯一無二の存在と出会いからその先へ
自然に物語が流れていき
あっという間に読み終えてしまいました。
作家さんの他の作品も読みたいと思いました。

大好きな作家さん

好きな作家さんの ５本の指にはいる作家さんです。作曲家×弁護士 弁護士のますみは 実のお兄さんが好き。心に秘めていますが 兄は婚約していて とても心を痛めています。 作曲家は 人の悲しいという気持ちが 音となって聞こえます。ますみから聞こえる美しい音。。とても 素敵な物語です。

ふぁーっとした

着地はあたたかくなるお話ですが、
そこまでがちょっと静かめ、です。

悲しい音がメインに扱われているからかな。
そして２人共が大人だし。お互い大事な人に
出会えて良かった！
ワンコたちが可愛くて、飼いたくなりました。

悲しい想いから始まる

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じっくり物語を楽しみたい方へオススメ。

ハラハラするようなドタバタがあるわけでもなく、官能的なシーンが多いわけでもなく、淡々と人間模様が進んで行きます。
片方だけが問題を抱えているように見えていますが、実はお互いがそれぞれにもつ問題の解決へ向かって物語が展開しており、読後感がとても良い作品でした。
ぐっと引き込まれる作品です。
オススメ。

作者様買い

あたたかい話です、
切ないとかそういうのとも違うかな。
音の話なのに静かで心温まる不思議な感じです。
最後まで読み終わったんですが時間作ってまた読みたいなって作品でした。