みんなのレビューと感想「ひだまりが聴こえる-リミット-1」（ネタバレ非表示）

社会人になった太一と杉原くんの相手を想うが故に、心のすれ違う様が見事。職場の先輩の千葉さんや、その弟くんのエピソードも物語に厚みを増してます。ただやっぱり2人が恋に落ちているという設定には無理を感じる。恋に落ちるには、相手への性的な欲求は避けて通れないわけだが、この2人には全くそれを感じない。やはり親友ポジじゃ無いのかな？とくに太一は、親友への独占欲を恋と勘違いしてるだけのように感じる。

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聴覚障碍者のフットサルチームとか、異なる手話とか、障害者から健常者への見下し・暴言（わからないとおもって手話で）とか、現実に近い話かなと思います。

おすすめ

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このシリーズ、大好きです！いろんな問題が、出てくるたびに、絆が強くなるのを感じるのも、素敵なところ。言葉のチョイスも好きです。

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お互いの気持ちを確認し合った二人ですが、仕事のせいでデートもままならず、太一の職場の先輩に嫉妬してしまったり、新しい登場人物に気持ちをかき乱されたり、航平の心が穏やかでありません。もどかしい。
そして、太一も思わせぶりなことを言う割に、ビビりすぎてて、それが太一といえばそれまでなんだけど、航平がかわいそうになる。

やっとこさ両想いになったのにまたまたすれ違いだもんなぁ！歯痒い歯痒過ぎる！絶対に離れないで欲しいわー！

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他のサイトでたまたま読んで、テーマは重そうなのに太一の存在で、その重さが打ち消されるほどの爽快感があります。
これがBLの分野に分けられてるのも驚きです。
絵もきれいで、ドラマを見ているような感覚にもなります。他のシリーズも見たくなりました

聞こえる人と聞こえない人

聞こえない人にも色々あって、全く聞こえない人と難聴で少し聞こえる人と色々いるらしい。彼らには彼らの苦悩があり、主人公はその架け橋になるような存在で、とても考えさせられる作品。