みんなのレビューと感想「狂い鳴くのは僕の番」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

いいオメガバース。
くどすぎない説明と、めちゃくちゃわかりやすい人間関係。
もう少し掘り下げてもいいのかもしれないけれど、ボリューム的にこのくらいでも満足です。

オメガバース作品の中でも逸脱

数多くのオメガバース作品を読んできましたが、BLでこれだけオメガバース要素を盛り込んだ作品は珍しいし、ストーリーもしっかりしてます。
オメガバースの世界で『運命の番』というものがありますが、この作品にはそういうのだけは出てきません。がしかし、Ωが心に抱える辛さ、αの社会的地位の高さ、βの平凡さや、ヒートにあてられたら理性がぶっとぶというのもしっかり盛り込まれており、オメガバース作品としては、他の作品に比べ群を抜いております。
この作品はΩの烏丸とαの高羽のストーリーですが、烏丸の孤独や本当は誰からか愛してほしかったというのが、読者にビシビシと伝わってきます。
星を4つにした理由は、高羽が烏丸に惚れていく心理描写があまりにもなく(ストーリー的には絶対に外したらダメなとこですよ！)、それさえあれば、星5でした。

オメガバースは神！！
もう最後まで最高に良かった！
受けが乱れてるのとか最高に良すぎる！
続編読むの楽しみでしかない！

オメガバースといえば

BLを読み始めた頃、オメガバースの世界感が理解できず避けていました。…が、この作品に出会い一気に沼へ。オメガバースの教科書のような一冊です。このジャンルに手を出せずにいる人にオススメしたい！楔先生の描くキャラは攻め受け共にセクシー。ツン受けに全力で尽くすスパダリ攻めがカッコ良すぎ！辛い描写も多いですが、その分愛あるシーンではぐっと泣けます。
エロもたっぷりで、読み応え十分ですよ。

抗えない第2の性…
それに抗って幸せを掴むのがオメガバ…
とっても辛いしとっても苦しかったー
でもその先に幸せが見えたからよかった。;βの方が結構辛そう…せっかくなので読みます。

オメガバースの作品はあまり得意でないのですが、こちらはとても素敵でした！
美人なオメガさんとまっすぐなアルファさん素敵です

大好き

オメガバーズで1番大好きな作品です！
もう、とりあずなんていっていいか笑笑

エロいのもいいけど内容もほんと好き

烏丸さんの育った環境とか、父親との関係とか、読んでて悲しかった。オメガであることを利用して生きることになっちゃったのも仕方のないことかもしれない。高羽くんに出会えて本当によかった！二人が番になるシーンは泣けてきた。よかったです！！

最初は高羽と同じくなんじゃこりゃーな展開だったけど、結局は烏丸さんは、周りにいる人見ても、気持ちのあるというか、信頼できる人を求めていたっていうだけのことで、なかなか考えさせられました。
Ωを武器にしていのは、潰されないために。周りになのか自分自身になのか、どちらもな感じもするけど、なかなか腹黒い高羽に愛されることを選んで番になって良かったな、と思う。
鵜藤さん、お疲れ様でしたって感じです(笑) スピンオフも読んだけど、鵜藤さんいい人でほんと…そちらも良かったです！

作者さん買い

絵が素敵だなと思い別の作品を読んでいてこちらも読むことにしました。
今ではこの作品が作者さんの中で1番好きです。