みんなのレビューと感想「[小説]銀雪王の狂愛 忘れられた蜜月」（ネタバレ非表示）

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良かった！良かったです！
記憶が戻らなくても、ヒーローはヒロインを愛してくれていたし、ヒロインの心を考えるととても切なかったですが…
最後に記憶がもどってくれる王道のハッピーエンドに満足です！

素敵

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惹かれるって、記憶をなくそうが離れ離れになろうがこうなんだろうなぁって思う作品でした。
ただ忘れられてる時を読んでる時は悲しかったです。

王道のハーレクイン的な物語

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イラストレーターさん買いでしたが、童話チックな世界観も素敵でハマります。

ヒーローの記憶喪失は王道ですが、不自然ではなく、うまく書かれていて好感がもてました。

ヒロインも芯がしっかりしている王女様で、困難に立ち向かう姿が美しかったです。

冬が恋しくなる物語でした。

ヒロインの心理描写がいいですね。

ヒーローとヒロインの出会いと恋愛の深まりがすんなりいかなくてもヒロインが健気で可愛いのですんなり読めました。
ヒーローもヒロインへの心の動きが自然ですんなり読めました。

蜜月を忘れられた哀しみと憤り

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甘く、切なく、時に激しい愛情表現が絶妙。
愛する人から忘れられ、一年も放置だなんて、辛すぎる。
でも、また愛してくれます。
最後の最後もベタだけど、好きな終わり方。
また、全体を通して、雪の舞う風景等の描写がとても綺麗で繊細です。

実は、この作者さんの「暴君皇子の執愛〜」と同じ世界・帝国での約700年前のお話。
世界観は同じですが、全く異なる物語、登場人物。こちらの方が、話し言葉にしてもストーリー展開にしても、完成度が高いように思いました。
でも、「暴君の…」を読み返すと、ちょいちょい覇王様ネタがあって、ハヴェルはエリー一筋で生涯を終えたのかな？！とちょっと心配になりもしましたが、色々と妄想が掻き立てられて、二度面白かったです。

王道

ストーリーの設定や流れが、期待を裏切らない王道でした。
それが作者様の手腕により、おとぎ話のようにドラマチックに表現されていて読みごたえがありました。

エロさは程よくあっさりとしていて、素敵なイラストのイメージもあり、綺麗にまとまっています。

お互い純粋に想いあってるのに、それが上手く絡まないもどかしさや、忘れられた悲しみと、愛される嬉しさと、どうしようもない現状を何とか受け入れようとするヒロインの葛藤がよく書かれています。
そのため、最後はわかっていても、ああよかった、と安心しました。