竜の眠る星

あらすじ

24世紀のN.Y.の住人、お人好しロボット・ジャックと相棒の万能ロボット・エレナ。探偵を営む彼らはある依頼を受け、恐竜が棲息する惑星“竜星王(セレツネワ)”へ旅立った――。

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    竜の住む星の王国で起きた悲劇の話

    ネタバレ レビューを表示する

    永遠を生きるロボットジャックとエレナが未だ竜の住む惑星、セレツネワの二つの王国の勢力争いに巻き込まれます。
    ロボットが人として暮らす未来の時代、
    ジャックはエレナと出会ってロボット同士身を寄せ合って暮らしていましたが、ジャックはエレナを喜ばせようとお金の稼ぐためにセレツネワでの危険な仕事を引き受けてしまいます。
    エレナは最初セレツネワと聞いて嫌がりますが、
    先に行ってしまったジャックを追って仕方がなくエレナもセレツネワに行くことに。
    2人はセレツネワの二つの王国の陰謀に巻き込まれていきますが、エレナは実は昔セレツネワで赤ん坊だった王女をすり替えた張本人で…。
    最後、竜が隕石を呼ぶんだよ。というエレナの言葉通り、最後にセレツネワに隕石が落ちます。
    死ぬことのないロボットの2人と対照的に、全てを死滅させる隕石のラストが衝撃的です。

    • 1
  2. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    エレナとジャック、
    どんなに辛くても死なないロボットの2人にしかわからない苦しみ。
    ラストに向けて、どんどん切なくなる。
    女王が、モニークの遺体を1人で引きずって王族の廟に連れて行くシーンが私には1番グッときた。
    そして最後、エレナにはジャックが、ジャックにはエレナがいる事が一番の救いなんだ。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    美しく切なく悲しいお話です。
    誰か悪い人がいた訳ではなかった。誰もが自分の立場を全うするために最善を尽くそうとした。
    その結果の悲しい悲しい結末。
    この物語の中で幸福になった人はいません。
    でもすごく心を掴まれる。
    人が人を愛する形がさまざまに描かれています。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    ネタバレ レビューを表示する

    ジャックとエレナシリーズの集大成的な作品。二人はほぼ永遠の命を持っているけれど、心も持っているから、辛い辛い記憶も永遠に持ち続けなきゃいけない。だからこそ、二人が出会い、一緒に生きられる事が救いになっている。ラストで女王が霊廟に娘を引きずっていく様は泣けた。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    昔の作品なのに古臭さを感じさせない内容と絵柄で大好きな作家さんです
    モニークとエレナのやり取りが好きだった記憶があります
    ラストが切なくて号泣したけどこれが一番皆にとって救われる結末だったんだと思います。
    不朽の名作です❗️

    • 2

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