善次くんお借りします
 
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あらすじ
両親を亡くし、野球好きの祖父と二人暮らしの高校生・善次は、顔を見ただけでその人の不調部位がわかるという特技を持っている。けれど同時に、野球部のエースだった父のようになれず大好きな祖父の期待に応えることができないこと、貧弱で女っぽいことにコンプレックスを抱えていた。そんな善次の密かな日課は、同じクラスの前の席の野球部のヒーローで、クラスで少し浮いている花岡の授業中の居眠り姿を見守ること。逞しい花岡は、善次のなりたい姿そのものだったのだ。ある夜、祖父と喧嘩をし家を飛び出した善次は、大泣きしているところを花岡に見られ、思わぬ接点が出来て!? 憧れと恋が複雑に絡み合う、甘酸っぱい青春ストーリー!
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みんなのレビュー
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          5.0 青春ですね〜。 
 硬派で無愛想な野球部のエース、花岡くんが、途中から善次くんにメロメロになるのが可愛くて微笑ましいです。
 善次くんも、ひょろひょろのなよなよな男の子なのかなと最初思ったら、そうではなくてただ細くて野球はやらなかったけど、人間的には人に好かれるいい子。
 みんなに怖がられてる花岡くんに、唯一クラスで話しかける善次くん。
 そこにはいろんな思いがあるのだけど…
 お互い過去のトラウマなどもあり、全く正反対の相手に惹かれていく、その様子がとても上手に書かれていて引き込まれました。by ひろみんぐ- 
                  
    
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          5.0 じーちゃん罪深いな育ての親でもあるじーちゃんの期待に応えられないことに絶望しながらも自分の足でちゃんと立とうと踏ん張る善次が健気でカワイイです。 
 じーちゃん曰くかつて野球部のエースで甲子園まで行った自慢の息子そっくりだと言う、花岡は善次にとって憧れでありコンプレックスを目の当たりにする対象だけど徐々に惹かれていく善次のジレンマが堪りません。
 思春期らしい不安定さを含みつつ、花岡の不器用だけどド直球な愛情表現に戸惑いながら段々とたくましくなっていく善次の成長が楽しみです。
 あと、従兄弟のけんちゃんの存在も気になります。by かなふく- 
                  
    
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          5.0 しみるー。線が細く女の子みたいな善次と野球スターの 
 花岡のほろ苦いお話。
 まぁーじぃちゃんが天然?の馬鹿。
 善次の気持ち考えてあげてー!!
 ま、息子のが亡くなって悲しいんだろうけど。
 じぃちゃんとケンカしてた近所のオヤジも
 ただのセクハラオヤジだし!!
 善次君に花岡君がいて良かった‼️
 最後はハッピーエンドでよかった。
 花岡君が早い段階で結婚を意識してるのが
 何か可愛かった❗️by それな。- 
                  
    
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          5.0 コンプレックスと憧れが絡み合う恋主人公善次は、両親を亡くして、野球好きの祖父に引き取られて暮らす高校生。亡き父は高校野球部で活躍した逞しい身体をしていたのに、善次は父に似ず、痩せて華奢な身体で野球向きではなく、野球で活躍してほしかった祖父の祖父の期待に添えない負い目とコンプレックスを持つ。 
 そんな善次の憧れは、同じクラスの野球のエース花岡。野球向きの長身の立派な体つきをした期待の投手。野球好きの祖父からも町の人間からも熱い眼差しと期待を寄せられる花岡だが、そんな花岡にも胸のうちに抱えているものがあった。
 2人のそれぞれの葛藤が、少しずつ明らかになり、葛藤ゆえに惹かれあっていく、青春ラブストーリー。by ハルカさん- 
                  
    
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          5.0 高校生のBLだな、と何気なく読み始めたけど、これすごい漫画でした。 
 閉鎖的な田舎でプロを期待されてる子は、遊んでるだけで、練習しろと知らない人から言われたり、この街の名誉を背負ってると期待されたり、マスコミに勝手に好き勝手書かれたり、そういう辛さみたいなのがきちんと描かれて、それゆえに花岡くんが心を閉ざしてしまっている過程が秀逸。一方鍼灸院経営のじいちゃんに育てられてる善次くんは父親が甲子園出場経験があるのに、母親似であることにコンプレックスを抱いて野球から離れてた故に花岡くんの過去のトラブルを知らないから積極的に話しかけてマッサージを施してあげてるうちにお互いが惹かれていく。
 
 大事な地区予選の準決勝で、花岡くんに投げるなと言うゼンジくん。理由がプロでやっていくなら、俺たちの10年後を考えたら、と2人の将来と甲子園出場を天秤にかけるような事をするあたりのエピソードも上手いなと唸りました。
 
 いや、すごい作家さんが沢山いるなぁと嬉しくなりました。by モッチモチの木- 
                  
    
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