さよならララ:懐かしのセル画も話題 オープニング制作の壮絶な裏側
配信日:2026/08/08 17:00
キネマシトラスの15周年記念作品となるオリジナルアニメ「さよならララ」のオープニングのメーキング映像「『さよならララ』ができるまで -Behind the Scenes- OP制作編」がYouTubeで公開された。オープニングは懐かしいセル画を一部カットに使用したことも話題になっており、メーキング映像では、企画段階の打ち合わせから撮影本番、完成までの軌跡が明らかになった。
絵コンテ打ち合わせで小出監督は「この作品の要素を強調する」と語り、人魚姫のララが地上に立ち、滋賀を歩んでいくという物語を象徴する“足”を最初のカットでしっかりと見せようとした。「オープニングとしてしっかり見応えがあるものにしたい」という強い決意があったようだ。
主題歌の打ち合わせでは「何もかも初めてだから、『こんな感じで話していいですかね』と何度も繰り返しながら」だったといい、「本編にはこだわりたい部分も執着もある。けれどオープニングは少し違う。自分の表現だけになってはいけない。もっと開いて、自分の知らないところに連れて行ってほしい」と思いを明かした。
「走るなら走るだけで作る、落ちるなら落ちるだけで作る。徹底すれば、どんなに手垢のついた表現でも面白いものになる」「せっかくオリジナルで作ったタイトルだから、オリジナルのオープニングにしたい。どうしたらそんなことができるんだって、ずっと考えていました」と思いを込めた。
セル画の撮影現場にも密着。セル画の撮影が可能な撮影者や設備探しから始まり、見つかった機材はバッテリー切れや故障といったトラブルもあり、壮絶な裏側が明らかになった。テスト塗り素材の色の確認、今では数少ない撮影台でのセル撮影、透過光と呼ばれる撮影処理もアナログで行い、職人たちの熱のこもった仕事ぶりが丁寧に映し出された。小出監督は光の位置を目視で微調整し、映像チェックを繰り返し、細かな作業に「もうダメだ、目が震えているかも」と漏らした。メーキング映像の完全版は9月25日に発売されるブルーレイディスク&DVDボックス上巻にも収録される。
「さよならララ」は、童話「人魚姫」を題材としたアニメで、人魚姫ララが200年後、現代の琵琶湖によみがえる。滋賀出身の小出卓史さんが監督を務め、、川原杏奈さんがシリーズ構成、谷紫織さんがキャラクターデザインを担当する。ララ役の菱川花菜さん、大津茉里役の川石奈奈さんらが声優として出演する。TOKYO MXほかで放送中。
提供元:MANTANWEB











