スター・ウォーズ:ビジョンズ/九人目のジェダイ:大森南朋が演じる黒マスクの悪役ナワーム 複雑な裏の主人公にハマった“若い声質” 神山健治総監督が明かす起用の裏側
配信日:2026/08/01 18:31
人気SF映画「スター・ウォーズ」シリーズのアニメプロジェクト「スター・ウォーズ:ビジョンズ」の新作で、初の長編シリーズ「スター・ウォーズ:ビジョンズ/九人目のジェダイ」が8月5日からDisney+で日米同時全話一挙独占配信される。新作は、ダース・ベイダーのような黒いマスク姿でありながら“青いライトセーバー”を操る悪役ナワームが登場し、俳優の大森南朋さんが声優を務めることも話題になっている。今作を手がけた神山健治総監督がオファーの裏側を語った。
◇ナワームは単純な悪役ではない
新作は、「スター・ウォーズ:ビジョンズ」の「Volume1」の「九人目のジェダイ」、「Volume3」の「The Ninth Jedi: Child of Hope」に続く物語。舞台は、ジェダイもシスもいなくなってしまった戦乱の銀河。強いフォースを秘めた少女カーラは、さらわれたセーバースミスの父ジーマを救うため、ジェダイ騎士団の復活を願う仲間と共に新たなジェダイを求めて旅立つ。しかし、力こそが正義と信じ圧倒的なフォースで銀河の秩序を塗り替えようとする謎の将軍ナワームが、カーラたちの前に立ちはだかる。「Volume1」「Volume3」に続き、少女カーラ役の赤崎千夏さん、ジーマ役の三木眞一郎さんらが出演する。神山さんが総監督、多田俊介さんが監督を務め、Production I.Gが制作する。
ナワームは、映画史に残る悪役ダース・ベイダーのようないでたちだが、強い葛藤を抱きながら自らの正義を追い求める姿も描かれる。そんなナワームを演じる大森さんは、6歳の頃に映画館で家族と「スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)」を見て以来、「スター・ウォーズ」の大ファンだという。大森さんがナワーム役の候補として挙がったのは、ある“ウワサ”がきっかけだった。
神山総監督は制作当初を振り返り、「最初は、大森さんが『スター・ウォーズ』のファンなのでぜひ参加したいとおっしゃっている、とどこかから聞きまして。それは面白いと思ったのですが、大森さんの役者としての存在感や演じられてきた役柄を考えると、ジーマかジューロのほうが合うと思いつつ、そちらは既にキャストが決まっていたので、どの役を演じていただくのがいいのかな、どうしようかなと思いました」と、頭を悩ませたことを明かす。
しかし、実際の大森さんの“声だけ”を聞くと印象が変わった。
「大森さんは渋い侍の役とかも演じられていますが、お声はすごく若々しいんですよね。これはもしかしたらナワームにぴったりかもと思いました。ナワームは悪役ではありますが、単純な悪役でもないんです。ある種裏の主人公というか、“ダース・ベイダー”なので」
大森さんの“若く聞こえる声”が、従来の悪役には収まらない複雑な一面も持つナワームのキャラクターに重なった。大好きな「スター・ウォーズ」の声優の仲間入りを果たした大森さんは、収録で自分の正義を貫きその強大なフォースで銀河を支配しようと戦う冷酷なナワームを熱演。神山総監督は大森さんの演技について、「大森さんの声の若々しさがすごくよかったなと思っています」と太鼓判を押す。
スター・ウォーズ愛溢れる大森さんの“声”が体現するナワームの正体は謎に包まれている。主人公カーラとナワームが繰り広げる“光”と“闇”を巡る銀河の危険な戦いに注目したい。
提供元:MANTANWEB











