オタクに優しいギャルはいない！？：稲垣好、芹澤優が“ギャル”に　トムス・エンタテインメント制作　テレビアニメがテレビ朝日系で放送

配信日:2025/12/25 10:41

アニメ「オタクに優しいギャルはいない！？」のティザービジュアル（c）のりしろちゃん・魚住さかな／コアミックス，「オタクに優しいギャルはいない！？」製作委員会

　マンガ誌「月刊コミックゼノン」（コアミックス）で連載中のラブコメディーマンガが原作のテレビアニメ「オタクに優しいギャルはいない！？」が、テレビ朝日系、BS朝日で2026年に放送されることが分かった。オタクな男子高校生・瀬尾卓也が、クールな天音慶と陽気な伊地知琴子という2人のギャルと趣味を通してひかれ合うラブコメディーで、小村将さんが瀬尾卓也、稲垣好さんが天音慶、芹澤優さんが伊地知琴子の声優を務めることも発表された。

　メインスタッフも発表され、三田新さんが監督を務め、犬飼和彦さんがシリーズ構成、松田りおんさんがキャラクターデザイン、総作画監督、佐藤航さんが音楽を担当することが分かった。トムス・エンタテインメントの第6スタジオが制作する。天音慶、伊地知琴子が描かれたティザービジュアル、ティザーPVが公開された。

　瀬尾卓也役の小村さんは「みなさんは何オタクですか？　きっと誰しもが何かしらのオタクであると思います。きっとそうに違いない。だからこそ、瀬尾くんに共感する瞬間がたくさん出てくると思います。僕自身もオタクなので、演じている時は『これほぼ僕じゃん』ってなっていました（笑）。そんなオタクと相反するといっても過言ではない魅力的なギャルたちにもぜひ注目です。一見関わることのなさそうなキャラクターたちがどのように青春の1ページを紡いでいくのか、必見です！」とコメント。

　天音慶役の稲垣さんは「みんな個性的でギャップあふれる中、天音は特にいろいろな表情を見せてくれます。クールですがおもしれー女の子です。魅力的な天音を表現できるように、たくさん挑戦させていただきました。オタクくんはもちろん、ギャル2人の尊い関係やアニメだからこそできる演出にも注目してほしいです。オタクに優しいギャルはいないのか、ぜひ放送で確かめてください！」と話している。

　伊地知琴子役の芹澤さんは「『オタク』と『ギャル』って言葉、時より悪い意味で使われることもあるじゃないですか。でもこの作品はオタクにもギャルにもすごく理解が深くて、どっちも大切に描いてくれています！　どのキャラクターに対しても愛と好感を持てるすてきな作品。琴子も可愛いくて、みんなに優しくて、太陽みたいな女の子です。きっと大好きになっちゃいますよ！　テンポのいいギャグに笑いつつ、ほっこり優しくなれる『オタギャル』、ぜひ楽しみに待っていてください！」とコメントを寄せている。

　三田監督は「原作の先生方にも確認していただき、スタッフの皆さんそれぞれの思いが詰まった作品に仕上がっていると思います。放送まではもう少しありますがアニメでしゃべって動いてリアクションする瀬尾くん、天音さん、伊地知さんたちの『ギャル×オタク』のラブコメな生活を楽しみにお待ちください！」と話している。

　キャラクターデザイン、総作画監督を務める松田さんは「登場人物が思いやり、優しさがあるキャラたちなので、皆さまに一瞬でも癒やしをお届けできたらなと思って作画しております。初のキャラデということもあり、原作者様が表現なさっておられる可愛さをアニメで表現できるかな……？と苦悩しましたが、作画する日々の中で自分の子供たちのようにいとおしい存在になりました。みんな性格が可愛いのです……！　たくさんの皆様にご覧いただけましたら幸いです！」とコメント。

　シリーズ構成を手がける犬飼さんは「この作品の半分は優しさでできている。で、残り半分はというと、それもやっぱり優しさでできています。登場人物も物語も笑いも、すべてが繊細で優しい。それが原作を初めて読んだ時、そして深く読み込んだあとも強く抱いた思いでした。なので、シナリオ化する際には、この優しい作品世界を傷つけぬよう壊さぬよう肝に銘じて、挑みました」と話している。

　同作は、のりしろちゃん原作、魚住さかなさん作画のマンガで、2021年から「月刊コミックゼノン」で連載中。コミックスが第11巻まで発売されており、累計発行部数が100万部を突破するなど人気を集めている。

提供元：MANTANWEB