神木隆之介:ANIAFFにサプライズ登場 細田守監督「まさか!」 「サマーウォーズ」から16年 長く愛され「誇らしい」
配信日:2025/12/13 13:00
俳優の神木隆之介さんが12月13日、名古屋市内で開催中の国際アニメ映画祭「第1回あいち・なごやインターナショナル・アニメーション・フィルム・フェスティバル(ANIAFF)」にサプライズで登場した。同映画祭では「果てしなきスカーレット」も話題の細田守監督を特集している。109シネマズ名古屋(名古屋市中村区)で開催された細田監督の「サマーウォーズ」の上映会に、主人公・小磯健二の声優を務めた神木さんがサプライズで登壇。映画祭のフェスティバル・ディレクターの井上伸一郎さんの紹介で、神木さんが姿を現すと、観客から大きな歓声が上がり、細田監督は「まさか!」と驚いた様子だった。
「サマーウォーズ」が公開された2009年から約16年がたった。細田監督は「ものすごく久しぶりだよね。当時、16歳でしたよね」と喜び、神木さんは「32歳になりました」と笑顔で語った。
「サマーウォーズ」は長く愛される作品となった。神木さんは「『サマーウォーズ』が好きだというお話をうかがう度に誇らしい。毎年、夏に放送されるのも誇りに思っています」、細田監督は「幸運な作品だと思います。スタッフ。キャスト。お客さんに恵まれた」と語った。
細田監督は「(当時は)声変わりした直後でしたよね。声変わりした声を聞いたことはないけど、お願いしました。すごく新鮮でした」と話し、神木さんは「最初に『声を聞かせてくれないか』と呼んでいただいた。『決まりました』と聞いて、純粋にうれしかった。高校生になったばかりで、いろいろ挑戦したいと思っていた。初めてのことばかりで、現場も楽しかったです」と振り返った。
神木さんは32歳で芸歴30周年を迎えた。「純粋にお芝居をすることが大好きな気持ちだけでやらせてもらっていて、出会った方々に助けていただきながら、がむしゃらに走って、30年たった。感謝の気持ちしかありません」と思いを明かした。
最後に、神木さんは「本当に長く愛していただき、うれしい気持ちでいっぱいです。今後も作品を愛していただければ」と呼びかけ、名ゼリフ「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!!」を生披露した。
「サマーウォーズ」は、現実の世界と仮想世界・OZ(オズ)が共存する社会が舞台。数学の天才だが気の弱い高校生の主人公・健二が、憧れの夏希先輩から、恋人のふりをするアルバイトを頼まれ、本家のある長野県上田市を訪れるが、ひょんなことから世界のライフラインを支える仮想世界を混乱させた犯人に仕立てられてしまう……というストーリー。桜庭ななみ(宮内ひとみ)さん、谷村美月さん、富司純子さん、仲里依紗さん、永井一郎さんらも声優として出演した。
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