i☆Ris:デビュー13周年記念ライブ チケット完売でリベンジ果たす 昨年は悔しい思い ファンに感謝
配信日:2025/11/15 21:18
声優アイドルユニット「i☆Ris(アイリス)」が11月15日、ぴあアリーナMM(横浜市西区)でデビュー13周年記念ライブ「i☆Ris 13th Anniversary Live -TITLE MATCH-」を開催した。「i☆Ris」は昨年も同会場で12周年記念ライブを開催したが、チケットが完売したわけではなかった。13周年記念ライブはチケットが完売し、リベンジを果たした。「i☆Ris」 のライブ史上最多来場者数を記録し、リーダーの山北早紀さんは、ファンで埋まった客席を見て「ずっと順風満帆というわけでもなかった。それぞれ悩んだこともあったと思うけど、こんなに可愛い衣装を着て、たくさんの人に囲まれるとは13年前の自分は思っていなかった。ファンの人がいないと成り立たない。去年は悔しい思いをしたけど、ちゃんと埋まったのは皆さんのおかげです。ありがとうございます」と目を潤ませながら、ファンに感謝した。
ライブは「Platonic」「Spending」でスタートし、黒い衣装を着こなしたメンバーが妖艶なパフォーマンスを繰り広げた。3曲目の「ありえんほどフィーバー」が始まると、黒い衣装を脱ぎ、メンバーカラーの衣装になって力強い歌とダンスで魅了した。
ライブタイトルの「TITLE MATCH」にちなみ、山北早紀さんが「#さきさまかわいい」、久保田未夢さんが「Lovely Time」で可愛く“対決”するなどソロコーナーも充実。芹澤優さんがユーロビートを取り入れた「JUNGLE FIRE feat. MOTSU」でアゲアゲに盛り上げ、シンガー・ソングライターとしても活躍する若井友希さんが「遺言」でキーボードを演奏し、シャウトするなど声優やアイドルとは違う姿を見せ、茜屋日海夏さんがしっとり「Stereo Sunset」を聴かせ、それぞれの個性も際立った。
デビューシングル「Color」やテレビアニメ「プリパラ」のオープニングテーマ「ドリームパレード」「Memorial」「Realize!」、最新シングルでテレビアニメ「嘆きの亡霊は引退したい」の第2クールのエンディング主題歌「夢へのヒトカケラ」なども披露。
芹澤さんが「i☆Risはみんなすごいんだよ! 魅力にあふれている!」と話すように、それぞれの個性とユニットとしてのパワーを感じさせるライブとなった。
アンコールで、チケットが完売したことがメンバーに告げられ、久保田さんは「楽しかったですか? 完売したらしいじゃないですか!! こうして皆さんと楽しい時間を一緒に過ごせて、本当に幸せでした」、若井さんは「13年やってて今、一番売れてるらしいよ! 13年やってきて、まだまだ可能性あるんじゃないの!? アイドルって最高の青春! これからも一緒に大きな景色見たいので、ついてきてくれますか?」、茜屋さんは「完売ありがとうございます! ここにいる皆さんのおかげで、こんなに幸せな一日を過ごすことができました」と喜んだ。
34歳の山北さんは「最初からアイドルやりたいという気持ちもあったけど、私はまだアイドルを名乗っていいのかな? 大丈夫ですか? 一人で考えていたけど、ライブがある度に、アイドルの世界に引き戻されています。30歳になった時、メンバーに『さきさまがやり続ける限りやる』と言われていたけど、メンバーに引っ張られているなと思います。前人未到のグループだと思うけど、ちゃっかり今、一番売れているんですよね」と喜び、「正直、もっと売れたい。売れているってもっと上なんだよね。年末年始は空いているし、顔と名前が認知されていない。すごいデカいものをまだまだ見てみたいです。汗水垂らしてこれからも頑張っていきます」とさらなる活躍を誓った。
この日は、11回目となる全国ツアーが開催されることも発表された。「i☆Ris」のさらなる快進撃が期待される。
提供元:MANTANWEB











