鎧伝サムライトルーパー:草尾毅の「宝物」 西村朋紘とメモリアル上映会に 37年ぶりテレビアニメに「僕らも出たい」
配信日:2025/11/11 21:14
1988年4月~1989年3月にテレビアニメが放送された「鎧伝サムライトルーパー」シリーズの正統続編となる新作テレビアニメ「鎧真伝サムライトルーパー」が制作されることを記念した上映会「『鎧伝サムライトルーパー』メモリアル上映会~新作放送決定記念~」が11月11日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、真田遼役の草尾毅さん、秀麗黄役の西村朋紘さんが登場した。草尾さんは「鎧伝サムライトルーパー」への思いを「声優の仕事をしていく中で一度出会えるか出会えないかの宝物です。西村さんと40年近くご縁をいただいたことが宝物です」と明かすと、西村さんは「オレは普通だよ」と笑いを誘った。
草尾さんや西村さんら同作に出演する声優陣は、伝説のユニット「NG5」のメンバーとして活動した。西村さんは「イベントが多かったのは覚えている。アニメとか外画よりもイベントの仕事が多かった」と振り返り、草尾さんは「1週間のうち4日くらい会っていましたよね」とうなずいた。
この日は、草尾さんと西村さんが選んだ第27話「怒れ金剛、砂妖邪をくだけ」、第39話「輝け!五人の戦士達」、OVA第2弾「輝煌帝伝説」の第1話「太陽のムカラ」が上映された。第27話を選んだ草尾さんは「作画監督が山田(きさらか)さんでキレイなんですよね。金剛のシュウが活躍するのですが、西村さんは覚えてないだろうな……と思って選びました」と話すと、西村さんは「覚えていない!」と笑顔を見せた。
西村さんは「最終話、どうだっけ?」と第39話を選んだといい、「輝煌帝伝説」の第1話については「異質な話だったよね。インパクトがすごかった」と語った。
約37年ぶりの新作テレビアニメシリーズとなる「鎧真伝サムライトルーパー」の話題になると、草尾さんは「きっと素晴らしい作品になっているので、引き続き応援していただければ」とファンに呼びかけ、「僕らも出たいよね」と出演に意欲を燃やした。
「鎧伝サムライトルーパー」は、サンライズ制作のアニメで、“鎧擬亜(ヨロイギア)”を持つ5人の少年が、運命に導かれて集結し、妖邪帝王・阿羅醐が率いる妖邪の軍勢と戦う姿が描かれた。1988年4月~1989年3月にテレビアニメが放送され、人気を受けてOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)も制作。「鎧伝サムライトルーパー 外伝」が1989年、「鎧伝サムライトルーパー 輝煌帝伝説」が1989~90年、「鎧伝サムライトルーパー MESSAGE」が1991年に発売された。「コミックボンボン」(講談社)でほしの竜一さんによるコミカライズが連載された。
「鎧真伝サムライトルーパー」は、1991年発売のOVA「鎧伝サムライトルーパー MESSAGE」以来、約35年ぶりの新作アニメで、テレビアニメシリーズが放送されるのは約37年ぶりとなる。現在の新宿を舞台とした完全オリジナルストーリーで、「銀魂」「おそ松さん」などの藤田陽一さんが監督を務め、「仮面ライダービルド」「クローズZERO」「テルマエ・ロマエ」などの武藤将吾さんがシリーズ構成・脚本を担当。サンライズが制作する。2026年1月に放送される。
上映会は11月25日にも開催され、オープニング歌手の森口博子さん、鎧デザインの岡本英郎さんが登壇する。
提供元:MANTANWEB











