ズートピア2:日本版声優に高嶋政宏、柄本明、高木渉、梅沢富美男 熊元プロレス、ジャンボたかおも! 米オーディションで選出
配信日:2025/11/06 6:00
ディズニー・アニメーション「ズートピア2」(ジャレド・ブッシュ監督、12月5日公開)の日本版声優を、俳優の高嶋政宏さん、柄本明さん、お笑いコンビ「紅しょうが」の熊元プロレスさん 「レインボー」」のジャンボたかおさん、声優の高木渉さん、俳優の梅沢富美男さんが務めることが11月6日、明らかになった。6人はUS本国のオーディションを突破して起用された。
◇前作以上の壮大なスケールに
今作は、2016年に公開された「ズートピア」の続編。前作「ズートピア」は動物たちが人間のようにハイテクな文明社会で暮らす世界ズートピアを舞台に、ジュディがニックと出会い、たくさんの困難を共に乗り越えながら、立派な警察官へと成長していく姿が描かれた。ディズニー・アニメーション作品としては「アナと雪の女王」以来、初めて世界興行収入が10億ドルを突破。日本でも興行収入76億円超の大ヒットとなった。
続編では、警察学校を無事卒業し警察官となったニックと、ウサギ初の警察官として以前にも増して熱心に任務に挑むジュディが再びバディーを組み、壮大なスケールの大冒険を繰り広げる。新キャラクターとしてヘビのゲイリーが登場する。
日本版では前作と同じく俳優の上戸彩さんがウサギの警官ジュディ、声優の森川智之さんがキツネのニック役の声を担当する。さらに、ズートピア最大の謎の鍵を握る、ヘビの指名手配犯ゲイリー役は声優の下野紘さんが担当する。また、声優の三宅健太さん、お笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄さん、歌手のDream Amiさん、声優の山路和弘さんが前作と同じ役を担当する。加えて、山田涼介さんがズートピア創設者一族出身の柔和で社交的なオオヤマネコの御曹司、パウバートを演じることも発表されている。
◇梅沢富美男は人生初オーディション 選ばれて「天にも昇るような気持ちでした!」
日本版声優として今回発表されたのは6人。高嶋さんは、俳優から政治家に転身しカリスマ性で人々を魅了する馬の市長のウィンドダンサー役。高嶋さんは「前作『ズートピア』を見た時に、なんて深い作品なんだろうと感動したので、オーディションの声がかかった時はむちゃくちゃうれしかったですね。受かった時はもう大興奮でした!」と出演が決まり、興奮気味に喜びを語った。自身が演じるキャラクターについては「馬が好きなので、自分がいつも乗馬している最中の馬との語らいの声や馬のいななきをアフレコする時に入れすぎちゃって、監督に「ちょっと、馬感を減らしてください」と言われたこともありました(笑)」と馬好きならではの収録時のエピソードを明かした。
柄本さんは、ズートピアに隠れ住むトカゲの重鎮、ヘイスース役。今回がディズニー作品初参加となる柄本さんは、幼い頃にディズニー作品に触れていたといい、その魅力について「やっぱり絵や動きが可愛らしいですよね。そういったものを見ると笑顔になるんじゃないでしょうか」と話している。今作のアフレコをした際の自身の声については「声優のお仕事はそこまでたくさんやっていませんから、どんなふうに感じられたか逆に聞きたいですね」と観客の反応を楽しみにしているとコメントを寄せている。
熊元プロレスさんは、ヘビのゲイリーを逃がしてしまったジュディたちを追いつめる、実直な腕利きのイノシシのホグボトム警部役。「母親がディズニーが大好きで、家もディズニーランドのようにしてくれていていました。私は一人っ子なので(母には)ミニーマウスのように可愛く育てられました」と幼い頃の思い出を振り返った。今回演じたホグボトム警部とは共通点があるといい、「共通点は迫力ですかね(笑)。最初は何で私なんだろう?と思っていたんですけど。私のことを知ってくれた上で選んでくれたのかな?と思うくらいに通じるものがあったのでうれしかったです」と喜びをにじませる。
ジャンボたかおさんは、ズートピアに隠された秘密の場所へ案内をする、おおらかで頼れるセイウチの船長ラス役。「ディズニー作品は面白いのはもちろんですが、ちゃんと大笑いできるのが本当にすごいと思います。世界にはいろんな笑いがあると思いますが、世界中の子供や大人たちを大笑いさせているのが、めっちゃすごいなと思います」と芸人目線でその魅力を語る。自身が演じるキャラクターについては「ほぼ“ジャンボ”と言っていいんじゃないですかね。水の中から“俺が出てきた”と思って、スタッフさんにこれは僕ですと伝えました」と語り、初参加となるディズニー作品でのアフレコ時も「震えるぐらいしっくりきました。子供の時からやっていたような気がするくらい、信じられないぐらいスムーズにラスの声が出ました」とを明かした。
高木さんは、犯罪組織のボスのアリクイ、アントニー役。ディズニー作品では「カールじいさんの空飛ぶ家」のガンマ役などに出演しているが、前作「ズートピア」は一観客として楽しんだといい、その魅力について「とにかく絵が素敵で引き込まれます。物語と音楽もいいし、本当に続編に出られてうれしかったです」と喜びを語っている。
梅沢さんは、山田さんが担当するパウバートの父でもあり、ズートピア創設者一族の長で、街で絶大な権力を握るオオヤマネコの実業家ミルトン・リンクスリー役。梅沢さんは人生初のオーディションを経験したと明かし、「ウキウキしながら声を入れて、本国の方にオーケーもらった時はもう天にも昇るような気持ちでした! 初めて役者になろうと思い、頑張って舞台に立った時のような気持ちに戻りました!」とその喜びを語った。自身の役どころとの共通点を聞かれると、「詳しいことは言えないのですが、ただ一つ言えるとしたら、とっても優しいお父さんなところです」と話している。
新たに発表された日本版声優陣の特別映像も解禁された。各キャラクターの要素を取り入れた特別衣装を身にまとい、キュートなポーズやユニークな表情を見せたユーモアあふれる映像となっている。
*高嶋政宏さんの「高」は「はしごだか」。
提供元:MANTANWEB











