藤本タツキ 17-26:「シカク」が韓国映画祭で観客賞 原作は「チェンソーマン」作者の短編
配信日:2025/10/28 16:09
「チェンソーマン」「ルックバック」などで知られるマンガ家の藤本タツキさんの短編8作品を一挙にアニメ化する「藤本タツキ 17-26」の作品の一つの「シカク」が、韓国で10月23~25日に開催されたプチョン国際アニメーション映画祭・短編コンペティション部門で観客賞に選ばれたことが分かった。
「シカク」は、3500年も生きてきた吸血鬼・ユゲルが、殺し屋の少女・シカクに「自分を殺してほしい」と依頼する……というストーリー。「Paradox Live THE ANIMATION」などで知られる安藤尚也さんが監督を務め、声優として花澤香菜さん、杉田智和さんが出演している。
安藤監督は「大変光栄に思います。誠にありがとうございます。素晴らしいスタッフの力と、藤本先生の原作があってのことだと思います。映像としては、ちょっとだけ……過激な表現は含まれていますが……気軽にシカクとユゲルのラブコメを楽しんでください……!」とコメント。
キャラクターデザイン・作画監督のMYOUNさんは「今回シカクが観客賞をいただけてとても光栄に思います! その分観客の皆さんに主人公シカクの可愛さが伝わったのかなと思い、とてもうれしいです。これからもよろしくお願いします!」と話している。
「藤本タツキ 17-26」は、藤本さんが17歳から26歳の間に描いた読み切りを収録した「藤本タツキ短編集 17-21」「藤本タツキ短編集 22-26」の全8作品を7人の監督、6つのスタジオがアニメ化する。11月8日にPrime Videoで世界独占配信される。10月17日から新宿バルト9(東京都新宿区)など全国9館で、2週間限定で上映されている。
提供元:MANTANWEB











