下野紘:「ズートピア2」で念願のディズニー作品初出演 ゲイリー役を「全力で」「すてきなキャラクターになるように」
配信日:2025/10/15 20:58

声優の下野紘さんが、ディズニー・アニメーション「ズートピア2」(ジャレド・ブッシュ監督、12月5日公開)の日本版で、新キャラクターのヘビのゲイリー役の声優を務めることが分かった。下野さんがディズニー作品に出演するのは初めて。2025年(巳年)の巳の日である10月15日に東京都内でイベントが行われ、発表された。イベントにサプライズで登場した下野さんは、出演の喜びを語り、集まった約1000人の観客から大きな拍手がわき起こった。
下野さんは「ディズニー作品に吹き替えで関わることは、僕に限らず、どの声優さんも思っていることだと思います。ただ、あまりにも憧れがすごすぎて遠い存在という思いがあったんです」と語った。そんな中、海外でのロケ番組で偶然、「リトル・マーメイド」などのディズニー作品にスタッフとして携わるグレン・キーンさんに出会ったという。それをきっかけに「自分もディズニー作品に出られるというのが、いつかかなうのかもしれないなと」思うようになったという。
イベントには、日本版でニック役の声優を務める森川智之さんも登場。下野さんのエピソードに森川さんは「素晴らしい! 夢はかなうんだね」と言って、出演を祝福した。最後に下野さんは「ディズニーアニメーションに出られる日がくるなんて思っていなかったですし、うれしいと思うと共に、『ズートピア2』のゲイリーをやらせてもらうのは、本当に大変な大役だなと思っております。森川さんらキャスト、スタッフの皆さんの力をお借りして、僕自身も全力でゲイリー役を演じさせていただいて、すてきなキャラクターになるように頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
「ズートピア」は、動物たちが人間のようにハイテクな文明社会で暮らす世界ズートピアを舞台に、ジュディがニックと出会い、たくさんの困難を共に乗り越えながら、立派な警察官へと成長していく姿が描かれた。2016年に公開され、ディズニー・アニメーション作品としては「アナと雪の女王」以来、初めて世界興行収入が10億ドルを突破。日本でも興行収入76億円超の大ヒットとなった。
続編では、警察学校を無事卒業し警察官となったニックと、ウサギ初の警察官として以前にもまして熱心に任務に挑むジュディが再びバディーを組み、壮大なスケールの大冒険を繰り広げる。下野さんが演じるゲイリーは、続編の鍵を握るキャラクターで、哺乳類しかいないはずのズートピアに突然現れたヘビ。ジュディとニックはゲイリーを追ってズートピアの秘密の場所へと導かれていく。
提供元:MANTANWEB