ソムタム田井のコスプレリポート:くびれ、腹筋が自慢の「FF7」ティファ 徹底した食事制限でウエストを引き締め
配信日:2025/09/27 19:55

コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿では、東京・池袋のサンシャインシティ周辺で定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」の規模を拡大した「Ultra acosta!(ウルトラアコスタ)」で撮影、インタビューした、新旧さまざまなゲームのキャラクターに扮(ふん)するコスプレーヤー、ぬなさん、僕のプリンさん、音琴ひつじさんを紹介する。
ぬなさんが扮するのは、「ファイナルファンタジーVII リメイク」に登場する人気キャラクター、ティファ・ロックハート。こちらのキャラのコスプレをする……と決めて以来、筋トレはもちろん食事制限も徹底し、スタイルの再現に努めたという。
「ティファのスタイルのよさを再現したくて、体づくりを頑張りました。1週間前から腹筋を鍛えはじめ、2日前からは固形物も摂らないようにして体を絞り、引き締まったウエストを再現しました。少しでもティファのスタイルに近づけていたらうれしいです。とはいえ、まだまだ仕上がりには満足していないので、つぎにティファのコスプレをするときはもっと体を鍛えて、腹筋を割るつもりです」
また、ティファ特有の“柔らかい雰囲気”を出すために、メークの研究にも励んだ模様。
「私自身はつり目なのですが、ティファの優しい目元を再現したくて。今回はアイメークにもこだわりました」
「ストリートファイター」シリーズの春日野さくらに扮する僕のプリンさんは、衣装のサイズ感にこだわり、細かく調整を加えたと話す。
「今回のコスプレで注力したのはシルエットの再現です。さくらちゃんは健康的な脚とミニスカートの丈が特徴的なポイントなので、その辺りがより際立つように衣装を細かく調整しました。ハチマキの長さも忠実に再現しているので、注目してもらえると嬉しいです」
ポージングや表情も気をつけたポイントだそうで、イベントに備えて入念に下調べをしてきたという。
「さくらちゃんらしさを表現するには、なによりもポージングが重要なので、実際にゲームをプレイしながらいろんなポーズを勉強してきました。ハイキックはまだまだですが、元気いっぱいなさくらちゃんになりきれていたら幸いです!」
「ゼンレスゾーンゼロ」の猫宮又奈に扮する音琴ひつじさんは、肌の色味に注力してほしいと話す。
「ポニーテールのボリューム感やボディラインなど、シルエットの再現にこだわりました。それと特徴的な褐色肌は地肌で再現しています」
取材・文:ソムタム田井
提供元:MANTANWEB