ソムタム田井のコスプレリポート:「ダンダダン」モモ、オカルン、星子レイヤー 健康的なメリハリボディー!
配信日:2025/09/14 19:55

コスプレは自宅で気軽に楽しめる趣味であり、アニメやゲーム、マンガなどの人気のバロメーターとしても注目を集めている。コスプレ文化の研究家でライター兼カメラマンのソムタム田井が、イベントに取材、参加して見つけたハイレベルなコスプレーヤーをピックアップ。衣装、ウイッグ、メーク、体づくりなど、キャラクターになりきる上でのこだわりについて聞く。
本稿では、東京・池袋のサンシャインシティ周辺で定期的に行われているコスプレイベント「acosta!(アコスタ)」の規模を拡大した「Ultra aosta!(ウルトラアコスタ)」で撮影、インタビューした、「ダンダダン」の綾瀬桃に扮(ふん)するみそらさん、オカルンこと高倉健に扮する水瀬アレルさん、綾瀬星子に扮するすぅぽんさんを紹介する。
「ダンダダン」は、2024年10月からテレビアニメの第1期が放送されて以来、コスプレ界隈でも人気が急上昇。各種イベントでは、毎回必ず同作のキャラクターに扮した参加者を見かけるくらい定番のタイトルとなっており、今夏に開催された「世界コスプレサミット2025」や「コミックマーケット106」にも、「ダンダダン」レイヤーは大勢参加していた。
みそらさんは、綾瀬桃の特徴的な目元を再現するべく、アイメークに注力したという。
「こだわったポイントはメークとウイッグです。メークはつり眉つり目を意識して、キャラに近づけるように頑張りました。ウイッグも色や長さ、前髪の再現度など、納得のいく形になるように試行錯誤しました」
水瀬アレルさんは、オカルンのきゃしゃな体格の再現にこだわった模様。
「オカルンはオタクな弱々しい雰囲気と、純粋で好きな人のために真っすぐな性格が魅力的なキャラクターです。なで肩できゃしゃな容姿は自分の体格だとうまく再現できないので、多少オーバーになるくらい猫背を強調して、オカルンが現実にいたら……といった雰囲気を出してみました」
すぅぽんさんは綾瀬星子に扮するにあたり、スタイルをきれいに見せることと肌の手入れにこだわったと話す。
「細すぎず、太過ぎず、健康的なメリハリボディーを意識して、体のラインをきれいに見せることにこだわりました。それと、私自身は年齢的に成人式を2回終了しているので、美魔女の星子さんのコスプレをするにあたり、顔を含めた全身の肌のお手入れにも注力しました。色気のある美魔女に近づけるよう努力したので、そういった面にも注目してもらえるとうれしいです!」 取材・文:ソムタム田井
提供元:MANTANWEB