死亡遊戯で飯を食う。:テレビアニメ 幽鬼役は三浦千幸 “幽霊の日”にPV&ビジュアル公開
配信日:2025/07/26 12:00

MF文庫J(KADOKAWA)の鵜飼有志さんのライトノベルが原作のテレビアニメ「死亡遊戯で飯を食う。」で、声優の三浦千幸さんがメインキャラクターで、殺人ゲームの賞金で生活をするプレーヤーネーム・幽鬼を演じることが分かった。7月26日の“幽霊の日”に合わせて、ウルトラティザーPV、ウルトラティザービジュアルも公開された。
三浦さんは「決まった時はとてもうれしかったです。けれどこの世界の命はあまりにもはかなくて……アニメでどう表現されるのかドキドキでした。死亡遊戯という殺伐とした世界で、幽鬼が何を感じ、どう生きていくのか、ぜひ見守っていただけるとうれしいです。精いっぱい演じさせていただきます」と話している。
上野壮大監督は「彼女たちの光が、これまでもこれからも、いつまでもいつまでも、燃え続けるように、祈るように作っています。昨日も、今日も、明日も、いつまでもいつまでも、いつまでも燃え続けるように、愛するように作っています」とコメント。
シリーズ構成を担当する池田臨太郎さんは「見えない観客の前で少女たちが命のやり取りを繰り広げる――いわゆる“デスゲームもの”の本作ですが、それだけではない何かを原作を読んだ時に感じました。それは一体何なのか。ずっと向き合いながらシナリオを書き終えました。とあるいかれた世界に生きる、彼女たちの息遣いを感じ取っていただけますように」と話している。
コンセプトアートを手がけるhewaさんは「アニメのコンセプトアートという仕事自体が初めてだったため、最初にお話をいただいた際は自分に務まるのかとても不安でしたが、上野監督やスタッフの方と何度も打ち合わせを重ね、時間をかけて少しずつ原作の世界観を形にしていきました。この独特で危うい世界観を皆さんにも感じていただけたら幸いです」と語っている。
音響監督の小沼則義さんは「作品を読み解き、登場人物の行動原理、思考を考察するにつれ、いろいろなことに思いをはせました。そしてこの作品において自分がテーマとすべきことは何か、彼女たちが生きることとは何かを考えて取り組んでいました。いろいろ語れることはありますが、とにかくぜひ見ていただきたい。そしてそれ以上にうれしいことはございません。私のテーマは決まりましたがそれはまたいずれ最終話の時にでも……」とコメント。
音楽を担当する松本淳一さんは「制作に当たり監督からは『作中の少女たちを大きな意味で肯定するような作品にしていきたい』といったお話がありました。私も音楽を通して作品やキャラクターの深淵(しんえん)、制作陣の心意気に全力で応え、伴走させていただきます! 生と死から浮かび上がる一人一人の物語が音に息吹きを与えてもくれています。作品共々そちらもお楽しみいただけますと大変幸いです」と語っている。
同作は、鵜飼さん作、ねこめたるさんイラストのライトノベル。殺人ゲームのプロフェッショナルである17歳の幽鬼が、殺人ゲームで得た賞金で生活する日々を送りながら、連勝を目指す……というストーリー。「このライトノベルがすごい!2024」(宝島社)の新作部門の第1位、「第18回MF文庫Jライトノベル新人賞」の優秀賞に選ばれたことも話題になっている。コミカライズも人気を集めている。
アニメは、上野さんが監督を務め、スタジオディーンが制作する。2026年1月から放送される。
提供元:MANTANWEB