解説:「閃光のハサウェイ」 “即完売”ガンプラも話題のメッサーとは?
配信日:2025/07/13 13:01

人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督)のガンプラ(プラモデル)「HG 1/144 メッサーF02型 マインレイヤー装備」(バンダイスピリッツ)が、バンダイナムコグループのショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で7月10日に予約を開始し、“即完売”したことが話題になっている。反地球連邦政府組織・マフティーの主力機・メッサーのガンプラで、これまでも同機のガンプラは発売されてきたが、マインレイヤーを装備しているのが特徴だ。そもそもメッサーとは?
◇ジオン系MSの特徴が…
「閃光のハサウェイ」は全3部で、第1部が2021年6月に公開された。第2部「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ キルケーの魔女」が今冬に公開されることが6月に発表されたことも話題になっている。そんな中、「閃光のハサウェイ」の久しぶりのガンプラの新商品が発表され、大きな盛り上がりを見せた。
メッサーは、サブ・フライト・システムのギャルセゾンと連携したゲリラ戦を得意とするMS(モビルスーツ)で、「閃光のハサウェイ」には、メッサーF01型、メッサーF02型などが登場する。F02型は、F01型の脚部にリフティング・フレアを追加し,地上でのホバー走行継続時間が向上した機体で、いずれもマフティーの主力機として運用され、戦局や用途に応じて使い分けられている。頭部にブレード・アンテナを装備し、通信機能を強化したメッサーF型 ネイキッド 指揮官機も存在する。
メッサーは、ギラ・ドーガやサザビーなどかつてのネオ・ジオン系に連なるMSとしてアナハイム・エレクトロニクス(AE)社が開発した。丸みのある形状やモノアイ、肩のスパイクなどからジオン系MSであることが分かる。
“死の商人”などとも呼ばれるAEは、地球連邦とテロリストであるマフティーのいずれにもMSを提供している。胸部のエアインテークなどは地球連邦系MSの特徴を踏襲しているようにも見え、各種デバイスは地球連邦系MSのものを流用している。
◇今後も新商品が!?
これまで、メッサーF01型、メッサーF02型、F02型(指揮官機)のガンプラが発売されてきたが、“即完売”も話題の「HG 1/144 メッサーF02型 マインレイヤー装備」は、ベクタード・テール・スタビライザーに爆撃用のマインレイヤー・ユニットを装備しているのが特徴。
“即完売”となったが、「プレミアムバンダイ」のガンプラは2次予約を受け付けることもあるので、買い逃した人は注目してほしい。第2部の公開に向けて「閃光のハサウェイ」の新商品も発表されるはずなので、期待したい。
第2部は公開時期が“今冬”であることが発表されたが、公開日はまだ発表されていない。第2部の新情報も楽しみに待ちたい。
提供元:MANTANWEB