しゃばけ:テレビアニメがノイタミナで10月スタート 沖野晃司&八代拓が妖の手代に くじらがOP担当
配信日:2025/06/22 19:00

畠中恵さんの人気小説「しゃばけ」シリーズが原作のテレビアニメ「しゃばけ」が、フジテレビの全国ネットのアニメ枠「ノイタミナ」で10月から毎週金曜午後11時半に放送されることが分かった。追加キャストとして沖野晃司さん、八代拓さんが出演することも発表された。沖野さんと八代さんは、主人公・一太郎に仕える妖(あやかし)の手代の仁吉、佐助をそれぞれ演じる。クリエーター・くじらさんがオープニングテーマ(OP)「いのちのパレヱド」を担当することも発表された。本PV第1弾がYouTubeで公開され、楽曲がお披露目された。
仁吉役の沖野さんは「私は子供の時から、不思議なことが起きるのは、人以外の何かがいるからなんだろうなと思っていました。あ、怖がらないでくださいね。何にも見えないタイプなので(笑)。皆さんもぜひ我々と一緒に、謎を解き明かしながら楽しんでいただけたらと思います!」とコメント。
佐助役の八代さんは「いよいよこの“しゃばけ”の世界がアニメーションとして動き出すというのが本当にうれしいですし、僕自身わくわくしています。若だんなを中心として、人間や妖が織りなすドラマや謎を、ぜひ多くの方に楽しんでいただけたらうれしいです」と話している。
くじらさんは「『しゃばけ』は、弱くても誰かを思う強さと、目に見えない存在と共に生きる優しさのものがたりだとおもいます。主人公、一太郎や妖たちの静かな日々には、決して派手じゃないけれど、温かい絆があり、主題歌にはこの物語の中の空気や匂いを感じられるように意識して作りました。夜の静けさにふと流れるような、物語と呼吸を合わせる曲になっていたらうれしいです」と語っている。
「しゃばけ」は、累計発行部数1000万部を突破している人気小説シリーズ。江戸時代を舞台に、病弱な若だんな・一太郎と、その周囲の妖たちが難事件、珍事件を解決する時代劇ミステリー。2006年には、「第1回吉川英治文庫賞」を受賞した。
アニメは、大川貴大さんが監督を務め、「アイカツ!」シリーズ、「銀魂」シリーズなどのBN Picturesが制作する。山下大輝さんが主人公・一太郎を演じる。
◇スタッフ(敬称略)
監督:大川貴大▽シリーズ構成:待田堂子▽キャラクターデザイン・総作画監督:皆川愛香利▽サブキャラクターデザイン・総作画監督:志賀祐香▽妖怪デザイン:楡木哲郎▽プロップデザイン:小沼由莉香、鯉沼菜奈、箱田ななみ、斉藤千恵、スターロイド▽美術監督・美術設定:佐藤正浩▽色彩設計:まつおたけふみ▽撮影監督:大神洋一▽編集:新居和弘▽音響監督:菊田浩巳▽音楽:石塚玲依▽アニメーション制作:BN Pictures
提供元:MANTANWEB