僕のヒーローアカデミア:10年の軌跡をたどる原画展 堀越耕平の迫力の直筆原稿 等身大“黒デク” 完結後の“日常”も
配信日:2025/06/20 14:00

「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された堀越耕平さんの人気マンガ「僕のヒーローアカデミア」の原画展「堀越耕平『僕のヒーローアカデミア』原画展」が、6月21日からCREATIVE MUSEUM TOKYO(東京都中央区)で開催される。2014年7月に連載を開始し、2024年8月に完結した同作の10年の歩みを振り返る展覧会で、堀越さんの全面協力のもと、迫力ある直筆原稿や資料、新たな描き下ろしイラストなどが展示される。堀越さんによる制作秘話や解説も公開され、「みんなが最高のヒーローになった物語」の軌跡を追体験できる。8月31日まで。
会場は、5つのエリアに分かれる。「Zone1 『架空(ゆめ)』は『現実』に。」では、緑谷出久(デク)の雄英入学後から「全面戦争」までの直筆原稿を展示。各エピソードを描いていた当時の心境などをつづった堀越さんの特別解説も見ることができる。
「Zone2 『ヒーロー飽和社会』の終焉。」では、「第二次決戦」直前までの原画を展示する。同エリアからは、デジタル作画による完成原稿だけでなく、創作の過程で生まれた直筆の資料も展示。堀越さんが同展のために描き下ろしたスケッチを基に製作された等身大の“黒デク”フィギュアも登場する。
「Zone3 ヒーローと敵(ヴィラン)、最後の戦い。」では、「第二次決戦」の見渡す限りの戦禍の様子をパノラマ空間でダイナミックに表現する。「Zone4 繋ぎ、紡がれる想い。」では、死柄木弔、オール・フォー・ワンとの死闘の決着を迫力の空間展示で楽しめる。堀越さんが描き下ろした原画展のキービジュアル「ヒーローVS敵(ヴィラン)」が特大パノラマフォトスポットとして登場する。
最後の「Zone5 少年少女たちが取り戻した“日常”の記録。」では、コミックス最終巻に収録された描き下ろしエピソード「No.431」の線画原稿を特別公開する。「Special Illustrations “Snapshot”」と題して堀越さんが同展のために描き下ろしたイラストも展示される。物語の完結後も続くキャラクターたちの日常を、デクが撮影したという着想のもと、企画・構成された珠玉の描き下ろしイラストとなる。
同展は全日日時指定制。前期日程(6月21日~7月31日)のチケットは完売しており、後期日程(8月1~31日)のチケットは完売次第、終了。CREATIVE MUSEUM TOKYOで開催後、2025年秋に、大阪会場への巡回も予定している。
「僕のヒーローアカデミア」は、「週刊少年ジャンプ」で2014年7月~2024年8月に連載されたマンガ。人口の約8割が超常能力・個性を持つ世界を舞台に、デクこと緑谷出久が最高のヒーローを目指す姿が描かれた。コミックスの全世界累計発行部数は1億部以上。アニメも人気を集めており、最終章となるテレビアニメ第8期“FINAL SEASON”が読売テレビ・日本テレビ系で10月から毎週土曜午後5時半に放送される。
提供元:MANTANWEB